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カテゴリ:雑談
人間の細胞は二十歳をピークに一日に一万個ぐらいずつ死滅していくそうです。
それがまぁ、老化につながっていくワケですね。恐ろしいことです。 昔食べて美味しいと感じた食べ物を、今食べてみるとなんだか昔ほど美味しくないなぁと 感じることが多々ありますが、それは食べ物の味がおちた(変わった)わけではなく 自分の味覚がおちている証拠らしいです。 いろいろな細胞が死滅していくので味覚などの五感も衰えていくのですよね。 こうやって少しずつ少しずつ、でも確実に日々細胞は死滅し老化は進んでいくのです。 最近ようやく自分の衰えが気になりだしてきました。 あまり気にしないようにしていたのですが、やはりトシには勝てません。 あるものを隣の部屋に取りにいって、部屋に入ったとたんに何を取りにきたのか はたまたナニしにきたんだかも忘れることが多くなりました(汗)。 こういう時って元の部屋に戻った瞬間に「あっ!」と思い出すんですよねー。 こんなことは日常茶飯事になってきました。 そして、言葉もなかなか思うように出てこなくなってきました(恥)。 「指示語」が多くなってきたように思います。指示語とは「あれ・それ・これ・どれ」の ような言葉です。日常会話がそんな言葉の羅列ばかりになってきました。 今日も夫と話をしていて、聞かれた内容は頭の中にくっきりはっきりと出てきているのに 私の口から出てきた言葉は 「それはさぁ~、どうやこうやして、アレしたんだっけな~・・」 でした(滝汗) “どうやこうや”は方言かもしれないので注釈しますが、それやこれや とか あーだこーだ といった部類の言葉といえばおわかりでしょうか。 しかし、私の口から出たこの言葉は具体的な内容は一切語られておりません。 「ぎゃっはっはっは~!! きみ、それさぁ、いくらオレでも意味全然わからんわ~!! あぁ~、もうこんな会話するようじゃあ、オバちゃんやな~!」 久々に夫に大爆笑ネタを提供してしまいました(怒)。 前述したように最近自分でも薄々自分の老化・オバちゃん化に気づいてきております。 でも、それを大げさに指摘するのは我が夫です。 夫はバカなくせして、人の会話とかをいつも鋭くチェックしているので、すぐ言葉尻を 捉えたり、揚げ足をとったりしてきます。我が夫ながら、一瞬たりとも気を抜けずウザいこと このうえないオトコであります。 でも、本当にこの会話のように頭の中には映像がハッキリと出てきているのに、いざ言葉に しようとするとなかなかと出てこないのですよねー。以前はこんなことなかったのに、やはり これは衰えなんでしょうか・・・。 あと、『オバちゃん化』を激しく夫に指摘される事柄は最近とても涙腺が緩くなってきたことです。 昔はテレビを見ていても、よっぽどのことがない限り 涙する なんてことはありませんでした。 たとえ泣いたとしても、ちょっとホロリときたとかウルウルきたとかそんな程度で号泣なんて ことはなかったのです。今までに泣いたのは『一休さん』の最終回を視聴したときと、あとは ドラマ『星の金貨』を見ていたときだけです。 夫と一緒に見た映画『タイタニック』ですら、夫はじ~んときていたのに私は全くそんなことは なく、夫に「感動しんかったんか?」と聞かれたほどでした。感動はしたんですけどね。 それが子どもが生まれてから「はじめてのおつかい」を見ては毎回泣けるようになり、今では 子どもネタでは号泣しないまでもグッとくることが多くなってきてしまいました。 そして、ここ1、2年の間に急にどんどん涙もろくなってきてしまいました。 なんでかは私ですらわかりません。でも、なんだかすぐに涙が出てきてしまうのです。 最近ではテレビで自宅出産のドキュメンタリーがやっていて、その家の6歳のお兄ちゃんが お母さんが出産するにあたって 「ぼく、いっしょうけんめいお手伝いしておかあさんとあかちゃんをおうえんするよ」 とか、産まれてからは 「産まれるときおかあさんがとても痛そうでかわいそうだったけど、がんばって産んでくれて あかちゃんもがんばって産まれてくれたから、おかあさんもあかちゃんもたいせつにする」 などとコメントしていたのを見ていたら、もう涙が止まらなくて止まらなくて・・!! 「あかんわ~!涙が止まらん。いい話やわ~!」 といって涙を拭いていると、夫が意地悪く私の顔を覗き込んできてはまたもや大爆笑! 「ヒトん家のことやろ~。ナニ泣いとるんやー! まったくどうしてまったんや、何でもすぐ泣くオバちゃんみたいやぞ~」 などといってくるので、感動の涙やら悔しいし恥ずかしい涙やらで大変困りました。 私がちょっとやそっとのことでは滅多に泣かない女だと夫は知っているので余計に面白がって いるようです。 でも、泣けるものは泣けてしまうのです。 そのドキュメンタリーで泣け、サッカー日本代表に決まった瞬間の巻選手の両親の喜ぶ姿を テレビで見ては泣け、そして大相撲の白鵬が優勝したときにモンゴルから駆けつけてきて いたお父様の感動している映像を見てはまた泣け、もう涙の安売りとでもいうように泣けます。 基本的に大体子どもを思って泣く親の姿に自分を重ね合わせては「これがかいくんだったら」 などと思うと、もう涙が止まらなくなってしまいます。 その昔、なんだかんだですぐ泣く母親を見ては「安っぽく感動するヒトだなぁ」と冷めた目で 見ていたのに、自分がそっくりそのままそうなってしまいました。 これも老化のヒトツなんでしょうね・・。 ナニをしにきたのやら分からなくなってしまい、口を開けば要領を得ない会話をしてしまい、 チラッと見聞きした他人の話でだらしなく感涙してしまうあたり、老化はかなり進行している ものと思われます。 これはもう最近流行っている脳のトレーニングだとか、大人のドリルだとかに挑戦しなければ マズいのかもしれません。 元々がポンコツ頭ですので、これ以上老化が進まないようになんとか頑張っていきたいと思って います。 そうそう、体調もいまだにまだまだ今ひとつの状態なので、すぐ体調を崩すようになったのも 一旦体調を崩したらなかなか元通りに戻らないのも老化が一因なんでしょうね。 まだまだこんなところで倒れるワケにはいかず、できれば人生においてもう一花や二花咲かせて やりたい!と密かに野望を抱いているのでもう少し頑張っていきたいと思います。 とりあえず老化防止にいい案がありましたら、ゼヒ教えていただきたい次第です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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