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March 29, 2010
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 前日記から日にち経ちすぎで・・すみません。
ようやく、その後の結末を書きます。



 町役場に「行政指導」をお願いしにいったのが昨年末。
今までのやりとりから、あまり役所とか行政とかに
期待をもてない事柄が多かったので、今回もとりあえず
自分の気持ちが治まらなかったのと、行政の出方というものを
見てみたかったのもありました。


 クリスマスが過ぎた頃に役場に出向いて、
そこで福祉課の担当の方に、この騒動の発端と顛末を
時系列に沿って説明してきました。
 またもや、時系列を記したメモを持参して
できるだけ感情を抑えてお話をさせていただきました。



 福祉課の方も、施設側の対応に疑問をもたれましたが
行政指導をお願いする段になると、歯切れが悪くなり(苦笑)。

 
 行政指導といっても、特に法的に何かが出来るわけではなく
こちらが期待するような成果も効果もないと思う、とか、
まずはこの件を上司に報告・相談してからでないと
指導に入るか入らないか決められないので、と仰るので
でも、まぁ、そこはお役所ですから(笑)
 こちらもある程度は、そういう返事は想定の範囲内ということで、
特に落胆もせず、話を聞いていただいただけでもありがたいです、と
言うにとどめて帰ってきました。




 そして、年が明けて、成人式も過ぎた頃。
福祉課の方から電話が入りました。
 

 こちらのお願いしたことに関して、
福祉課の課長さんから直にお話したいということで
町役場に出向いてもらえませんか、との内容で。


 わざわざ出向けということは、
そして、課長自ら話をしたいということは、
さては行政指導は出来ないということで
丸め込まれちゃうってことかな~、とか思いながら
それならそれで仕方がないか、などと考えながら
翌日町役場に出向いていきました。


 
 今までの経験から、役場に期待はしていなかったので
とりあえず長らく福祉課にお世話になっているのですが、
課長さんがどの人か、どんな人なのか、全くわからなかったので
課長さんを拝見しに行くか、という緩い気持ちで行きました。




 が!


 が、ですよ?


 役場に行って、福祉課を訪ねると、
なんと応接室に通されました。
 長らく福祉課に通って、初めての体験!


 何事か、とちょっとビビりつつ、
ソファにもじもじ座っていると、いつもの担当者と
お初にお目にかかる課長さんが登場。




 軽く挨拶を済ませて、すぐ本題に入ったのですが、
話を聞くと驚いたことに課長さんと担当者Aさんと二人で
S施設にアポをとって、年明け早々S施設に出向かれたとのこと。



 以下は、課長さんの話ですが・・・。




 まず、S施設について理事長と対面するやいなや
挨拶もそこそこに理事長がすごい剣幕で、今回のこの件に関して
理事長の言い分とやらを話し出したそうです(呆)。


 で、課長さんは、何度かこちらの話をさせてもらおうと
試みたらしいのですが、とにかく聞く耳もたずで、
それどころかますますヒートアップして理事長が話を進めたらしいので、


 そっちがそれなら、言い分を最後まで
       全部聞いてやろうじゃないか


と、腹をくくって、延々20分ほども理事長の話を
じっと我慢で聞いていたそうです。



 で、聞いていると、話がおかしいというか、
その考えはおかしいじゃないか、というところが
あちらこちらに見え隠れしていたそうで、
向こうの気が済むまで話をさせてから、反撃にでよう、と
その時を待ち構えていたそうです(笑)。



 で、ようやく理事長が一息ついたところで反撃開始。


 「いや、僕もね、大した人間じゃないけれど、
  良くも悪くもこういう役所の仕事をしていますから、
  こういう人間は何人も見てきているし、
  言い分とやらを聞いていても、全く利用者の立場を無視した
  自分とこの言い訳みたいなことばかりをワーワー言うでしょ。
  あっちの話を全部聞いたうえで、こちらの言いたいことも
  言わせてもらうぞ、と聞いてたわけですよ」



 課長さん、ブラボー!!!


 やはりあちらはかなの問題行動ばかりをクローズアップして
サービス辞退の正当性を訴えたらしいので、
 利用者のお子さんの問題行動はともかくとして、
まずは、保険の書類を用意するのがなぜ遅れたのか。
 そこをはっきりさせていただきたい、と追求すると
急に歯切れが悪くなって、そして、結局年末で何かと忙しく
つい遅れてしまった、といったそうな。


 そもそもの発端は、お宅が書類を整えるのを忘れたことであって、
そのことを謝罪こそすれ、どうしてお子さんのサービス辞退に
つながるのか、それは見方によっては、報復行為ととられかねませんよ、
と突っ込むと、そういうつもりではなかった、と、
この辺りから(課長さん曰く)理事長はかなりトーンダウンしてきて
そして結局は「私も少し感情的になっていたと思います」と言ったらしい(怒)。



 そして、そこからは課長さんが一気に


 書類の不備はそちらの不備でしょう?

 そしてサービス辞退の通知書の内容に関して
 あんな理由で利用辞退を通知するというのなら
 どんなお子さんも預かれないのではないですか?

 あの程度の理由でサービス辞退を言うのならば
 日中一時支援施設としての質が低すぎますよ、


 ましてや、感情に任せて、あんな文書を送りつけるとは。


 話言葉ならばともかく、文書というのは、文字にする以上
 一生証拠として残るんですよ。

  
 今後、どのような文書を出すにしても、そのことを踏まえて
 内容に気を配っていかないと、施設の低俗さを露呈する証拠品に
 されてしまいますよ。




とまで、仰ってくださったそうです。



 そして最後に、日本全国どこにでも、障碍者施設に限らず
いろんな施設や、会社や、団体に対して、苦情を言っていける
機関があるのですが、今回の件に対して、我が家が
この施設の対応が納得いかない、ということになれば、
その公的機関に相談や苦情をいっていける
「苦情解決制度」というものがあるらしいのです。


 私の住んでいる岐阜県でいえば、今回の福祉サービス苦情解決には
<岐阜県運営適正委員会>というところが、その機関にあたります。
 そこに相談や苦情を申し出れば、この委員会が間に入って
適切な対応をしてくださり、解決が図れなければ裁判に発展することも
あるそうで(社会福祉法第82~86条)、そういった機関があることを
り~のさんご夫婦に紹介しますよ、とS施設の理事長に言い放ったそうです。


 その委員会に苦情を申し出て、そして、もしかしたら
お宅は裁判を起こされるかもしれないけれど、
そのときはそのときで、きちんと受けてたちなさいよ、
こんな文書を平気で出す以上は、これは証拠品となるんだから
逃げも隠れもできないんだからね。



 そこまで言って、施設を後にされたらしいです。



 いやはや、そもそも施設に出向いてくださるとは思わず、
ましてやこんな話の展開になって、ここまで課長さんが強く
私たちを擁護してくださる発言をしてくださるなんて思いもよらず、
まぁ、お役所仕事だから、どうせ大したことはやってくれないだろうケド、
なんて思っていた私は、ただただ、課長さんと担当のAさんに対して
頭をさげっぱなしでした。



 ちょっと話は逸れるんだけど、
と、課長さんが仰ったお話は、
課長さんのお子さんも小学生の頃にいじめが原因で、
学級担任と揉めて学校に行けなくなり、
その時に自分も親として奔走したけれど辛い出来事で、
結局子供のことは、いくら自分が親でも代わってやることができず、
やってやれることは限られているんだと痛感したらしいです。

 だから、今回のうちの件に関して
立場や状況は全く異なるけれど、同じ親として
子供のことで辛い気持ちを抱える私たちの気持ちが
強く感じられて、施設の対応もなんともお粗末だし、
理事長と話をしても、全く子供さんのことを考えず
ただ、自分の気持ちだけで、利用を断ることをするなんて
それが福祉施設を運営する人間のすることか、と憤り、
20分もベラベラと、私たち家族の非を喚き散らす理事長を
許せないとさえ思ったそうです。



 行政指導に関しては、本当に法的には何の意味もなさない
事柄らしいので、それは今回は申し訳ないですがやりません、と
言われました。
 その代わり、施設の姿勢を糾弾して、これ以上何かがあれば
T町として、この施設との契約を解除します、と理事長に言ってきたので、
それで何とか納得いただけませんか、と仰ってくださいました。
 町民の皆さんが安心して利用できる施設でないと判断したら
許認可は取り消します、と言ってくださったそうです。



 そして、もうひとつ、
この施設のある市の福祉課にも連絡をして、
そちらの方から、この施設に対して指導を行うように
要請をしてくださったらしいです。



 本当に、頭が下がります。
 涙が出るほど、嬉しかったです。
 ありがとうございます。


 結末としては以上となります。

 後日談として、S施設の理事長は、
懇意にしている利用者の保護者さんに

「り~のさんとこから
 裁判を起こされるかもしれない。困った」


と、ペラペラ喋っていたそうです。


 複数の知り合いのママさんたちから、
何があったのか、と聞かれて、そのことが分かりました。



 かなり疲れた騒動ではありましたが、
周りの方々に、本当によくしてもらって
乗り越えられたと思います。

 
 
 私もついすぐに感情的になって、
もうこんな世の中はイヤだ、とか、将来を悲観したりして
暴走しそうになるのですが、
これからもたぶんこれと似たようなことが起こりうるだろうし、
その度に悲観していても仕方のないことで、
もっと自分を強くもって、かなと生きていかないといけないなと
強く思いました。


 周りの方々が、良くしてくれて支えてくださる以上、
私も今まで以上にがんばらないといけないです。


 ブログを放置していた間にも、気にかけてくださって
メッセをくれたお友達や通りすがりさんもいらっしゃって
本当に嬉しかったです。



 長い時間と、長い駄文にお付き合いくださって
本当にどうもありがとうございました。









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Last updated  March 30, 2010 02:03:02 AM
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