000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

はっぴーふぇいす

PR

X

全90件 (90件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 6 ... 9 >

かなくんの事

November 1, 2009
XML
カテゴリ:かなくんの事
 昨日はかなの学校の学校祭がありました。
多分、どこの特別支援校にも、その学校の特色があって
学校として取り組んでいることや力を入れている事が
あると思うのですが、かなの通う特支校は陶芸に力を入れています。




 この地域が古くから美濃焼きと呼ばれる焼き物の産地で
人間国宝になっておられる陶芸家の方もおみえになるほどです。




 それなので、陶芸に力を入れていて、
学校祭では毎年、学年ごと生徒ごとに一つの作品を製作して
その発表会を兼ねた文化祭のようなことをするらしいです。





 結構本格的に、かなり前から窯入れ・火入れという
行事があって、当日は窯から取り出して作品を展示するのを
親子でやる親子行事もありました。





 そして、普通の学校祭のように、バザーや
模擬店も出て、高等部の生徒さんの作ったかなり本格的な
お皿や茶碗の販売なども行われていました。






 昨日は朝から秋晴れ、というよりは、
夏日のように気温のあがったいい天気になって、
その爽やかな空の下、親子で楽しんできました。




 とはいえ、先生やお友達と一緒に整列したり
歌を歌ったりするところは、きちんとみんなと出来るのに
ひとたび親子で、ということで、私と夫が隣に行くと
もう甘えん坊全開で、当たり前のように私におんぶをせがみ
他のお友達が自分の作品を窯から取り出しているのに
知らん顔で私の背中で熟睡体制に入ろうとしている、かな(汗)。





 それをなんとかおろして、作品を一緒に取り出し、
集合写真撮影までこぎつけたのですが、そこから先は
とにかくおんぶをしろと怒り、仕方なくおんぶをすると
本当に眠ってしまいました・・。





 それなので、背中に眠ったかなをおぶったまま
しばし、何となくその辺をウロウロしてみる私と夫。




 で、そろそろ各お店も始まり、いい匂いもたちこめてきたころ
不意に目を覚ましたかなは、ジュースやお菓子を欲しがり、
前もって食券を購入していたので、それで速やかにいろいろな
美味しいモノをゲットして、早々と控え室になっている
教室に移動して昼食タイムをとりました。





 学校祭自体はとても盛り上がっていて、
進行はすべて高等部の生徒さんたちがマイクを持って
いろいろな案内のアナウンスやバザーのお知らせをしてくれて
その声を聞きながら、将来、こんな風にこの子達が
学校行事を自分たちの手で運営できるところまで
成長してくれたら嬉しいねぇ、と、控え室で他の1年生の
ママたちと雑談を交わしました。



 どうしても目に入るのは、中学部や高等部の生徒さんで
いろいろなお手伝いを先生と一緒に頑張っている姿をみて
感動したり、180センチ近い身長の生徒さんが
ピョンピョン飛び跳ねているのを、一生懸命なだめながら
連れて歩いている親御さんを見ていろいろ思いを巡らせたり
やっぱり将来の姿を垣間見れたような気もしました。




 かなは、控え室で、他の親子の持ってきたペットボトルに
心を奪われてしまい、取りにいこうとするのを
なんとか思いとどまらせようと静止すると、当然怒って
親子ですったもんだしていたら、その親子連れのママが気づいて
声をかけてくださったので、事情を話したところ
快くペットボトルをくださって(涙)、そしてさらに
「ウチがこんなトコロでお店広げちゃったりしたから
 かなくん欲しくなっちゃったんだね。ごめんね」
という言葉をかけてもらってしまい、
恐縮してお礼とお詫びを言ったのですが、
そうした気遣いがとても嬉しくて、
他のママたちも、お互いがお互いの子供の様子を
すぐ理解して、声をかけあったりといったことが
さらりと出来ていて、とても居心地のよい時間が持てました。




 ペットボトルを分けてくれたお友達が、
かなの食べかけのお菓子を欲しがっていたので、
食べかけでよければどうぞ、と渡してあげて
その子もニコニコ落ち着いてお菓子を食べてくれて
良かったです。


 

 高等部製作のお皿や茶碗がとても素晴らしい出来で、
それなのに200円という格安の値段がつけられていて
購入したかったのですが、かながいると持ち歩いている間に
不慮の事故で割ってしまいそうで、購入は断念しました。



 来年は、何とか対策を練って、
力作のお皿を我が家に連れ帰ってこようと思います。





 ほぼ一日の学校祭は、
最後の方は親子ともに疲れてしまいましたが、
それでも子供たちは頑張って、最後のみんなでのダンスなど
ちゃんと踊って素晴らしいものを見せてくれました。



 かなは、まるでダンスになっていなくて、
その場をくるくる回っているだけでしたが、
それでも、一日の間で何度も機嫌を損ねたり
私に甘えてきたり、いろいろありましたが、
その都度気持ちを切り替えて行事に参加できたことが
すごいね、と先生に声をかけてもらえました。




 終日、いいお天気でとてもいい日が過ごせました。
また来年の学校祭が楽しみになりました。








Last updated  November 1, 2009 09:18:28 PM
コメント(2) | コメントを書く


August 27, 2009
カテゴリ:かなくんの事
 一昨日のことでした。



 翌日にかなの二学期始業式を控え、
私は1階の居間で持ち物チェックなどや
夏休みの生活を総括して書き物をしたりしていました。



 かなは1階と2階とを行ったりきたりして遊んでいました。
窓から外を眺めるのが好きなために
いつぞや窓を開け放して下を覗き込んでいる姿を目にし
慌てて窓の鍵をかけたことがありました。



 それ以来、どんなに暑くても
かなが2階で遊んでいるときには
私がついていてもいなくても、窓には鍵をし、
それなりに対応をとっていました。



 この日も、後ろをついていたのですが、
かなも私にくっつかれるのを嫌がり、
私も準備などをしたかったので、
時々かなのもとに行きながらも
基本的には階下で自分の作業をしていました。



 それは突然の衝撃音でした。



 2階にあがって10分もしたでしょうか。
いきなり、かなの悲鳴とものすごい音がしました。



 2階で、何かから転げ落ちたような音で
大慌てで2階に駆け上がり、必ずといっていいほど
遊んでいる主寝室に飛び込みました。


 しかし、姿はなく。
ふと、主寝室につながるウォークインクローゼットを見ると
そこの小窓が開いていて・・・。





 かなは、そこから、
下に転落していました。







 状況を把握してすぐまた階下に駆け下りて、
玄関から家の裏手に回りました。




 そこには、紛れもなくかながいて、
名前を叫ぶと、こちらを向きました。


 落ちた瞬間から、彼はものすごい大声で
泣き叫び、泣き喚き、その顔は蒼白というよりは
むしろ土気色に近い、恐怖に歪んだ表情で、
それでも、上半身を起こして、
私の方に手を伸ばしました。




 私は、すぐに駆け寄って
とりあえず自分の膝に彼の体を抱きかかえて、




 口の中を切っているようで、
口の中は血まみれで、
右目の上が擦り傷になっていて、
とりあえず体を見渡しましたが、
それ以外に目立った外傷はありませんでした。



 その時点で、
かな以上に私は体がぶるぶる震え、
とにかく家の中に入りました。



 家の中では、かいが
「かなくん、大丈夫なの!?大丈夫なの!?」
と叫び、
私は、
「わからない、わからない。
  どうしよう、どうしよう」
と、とにかく動転していました。



 かなはなおも泣き叫び、
私はひたすら体中をチェックしたのですが、
やはり外傷は認められず、
するとかいが「救急車を呼んだ方がいい!」といい、
それなのに私はひたすらどうしよう!と呟いていました。



 抱きかかえていたかなが、立ち上がり
そして私の背中におぶさってきました。


 意識があることと、立ち上がった様子をみて
大丈夫なのかも、と少しホッとしたのかもしれません。



 そこで、ようやく我に返り、
救急車を要請できたのでした。





 初めて救急車要請をしたのですが、
5分もせずに救急車がきたのには驚きました。


 かいに家の戸締りを頼み、
そして3人で家の外に出ました。



 その時点でも、かなは泣き叫び
尋常ではない状態でした。


 救急隊員とのやりとりはあまり覚えていません。
とにかく、担架に乗せられ、固定されて
救急車に乗車したのですが、
言葉での指示が伝わらない子なので、
どこが痛いのかとか、すぐ病院に着くから、という言葉とか
何もかもが何も分からず、ただひたすら手を握って
大丈夫、お母さんはここにいるよ、と繰り返すだけ。




 かかりつけの病院に搬送されて、
CTとレントゲンを全身くまなく撮ったのですが、
どこも異常なし、でした。



 4mの高さから転落して、
ほぼ無傷なのは有り得ないことだと、
これは奇跡に近いことだと、
救急医から聴かされました。


 そう。
これは、本当に、
奇跡以外の何者でもないと思います。



 下に転落した、と分かったときに
ダメかもしれないと思いました。


 もうダメかもしれない。
命を失くすことになったのではと、

 
 それは、もしそうなった時には
自分も心臓が止まってしまうのではないかと
そんな息苦しさを感じました。



 病院に搬送されてから、
かいと2人、ぽつんと待合室に座らされて
遠くの方で、かすかにかなの泣き叫ぶ声が響いていて
神に祈る、とか、自分を責める、とか
そういった何がしかの感情というものが
自分の中から消えうせていたような時間でした。



 かいの横顔がとても白くて、
辛うじてかいに「大丈夫?」と訊ねて
頷く顔に、次の言葉は何も出てこず
2人でまた前の真っ白な壁を見つめていました。



 手足や体ががくがくと震えていて、
それでも、かいの手前しっかりしなきゃ、と
思う自分もいて、かいがいなかったら
正気を保てなかったと思います。




 かなは、すべての検査を終えて、
その日は入院することもなく自宅に帰ることができました。




 夜になって、背中というか腰を痛がり、
よつんばいになって歩いているのをみて、
どうやら背中から落ちたんだな、というのが分かり、
背中から落ちたからこそ、この程度で済んだんだ、と
今さらながらゾッとしました。


 昨日は2学期の始業式でしたが、
念のためにと再検査をすることになって
学校ではなく、病院に行くことになりました。


 再検査の結果、やはりどこも悪くなく、
血液検査の結果も異常なしで、
とりあえず、もう2週間後にもう一度
検査をして異常が認められなかったらいいでしょう、と
いうことになって帰宅しました。



 そして。
もうすっかり元気いっぱいになった彼は
今日、何事もなかった顔で登校していきました。



 私もいろいろな荷物を学校に届けに行って、
教頭先生をはじめ、何人もの先生から、
心配されたということと、安堵のお言葉をいただき
本当に本当に、大変なことにならなくて良かったと、
あの時は、気が動転していて、そして無我夢中で、
あまりのことに感覚が麻痺していたような気もして、
もしかしたら、これを綴っている今この時が
一番あの恐怖を心に強く感じているのかもしれません。


 手が震えています。





 ウォークインクローゼットの小窓だけが
窓は閉まっていたものの、クレセントは掛けられていなくて
そこを開けて、どういう風によじ登ったのか、
その窓枠に腰を掛けていて転落したようです。




 昨年新築した我が家は、かなに配慮した作りにして
とにかくかなのためだけに建てたマイホームです。



 家の中では、目を離しても気が楽で、
そしていつもほぼ一緒にいるからこそ
かなの動向も把握済みで、
傍目には大変に見える子育ても
ここ最近はちょっぴり余裕をもって
接することができるようになってきたと思っていました。



 そんな麻痺した感覚が、
窓の鍵がかかっているかどうか
チェックし忘れたという、
ありえない不注意を引き起こしたのだと思います。




 救急治療の際にも、
発語のない、重度の知的障碍児ということで
医師たちが手探りでしか治療が施せない一面も
目の当たりにして、とにかく一度何かが起こったら
とんでもなく大変なことになってしまうのだと
身にしみて、身にしみて感じました。





 この日記にも、
「つかず離れずで見守りたい」と
綴ったこともありましたが、
文字通り「つかず」そして決して「離れず」で
見守っていかないといけないと痛感しました。




 とにもかくにも、
よくもあの高さから落ちて、無傷だったと・・。
そのラッキーな事実に涙がこぼれます。



 夜、かいに
「今日はビックリさせたね。ごめんね」と謝ると
「かなくんが死ぬかと思ってこわかった」と、
そこでかいがぼろぼろと涙をこぼしました。



 かいにも怖い思いをさせてしまって、本当にごめんね。
かいのものすごく白い横顔を思い出します。
この子にも、あんな顔をさせてはいけないです、絶対に。




 気を引き締めて生活するようにします。
もう、こんなことはこりごりです。
助かった命を大切に、一緒に生きていきたいです。





 






Last updated  August 27, 2009 02:08:21 PM
コメント(14) | コメントを書く
July 21, 2009
カテゴリ:かなくんの事
 交流会後半の記事です。
忘れないうちに、綴っておかねば!!


 
 当日は、10時の中休みの時間に学校に行きました。
まずはその休み時間で、一年生のみんなと一緒に
校庭で遊ぶことになっていました。


 10時になって、子供たちが続々と校庭に出てきて
かなとKくんの姿を見つけては歓声をあげて
それぞれ思い思いの言葉をかけて寄ってきてくれました。
 みんなでナニして遊ぶのかと期待しながら
先生の登場を待ったのですが、なぜか先生は現れず・・。


 そのうちかなは大好きなブランコを見つけてそっちに行き
ついてきてくれる子や、そのまま遊びだす子もいて
休み時間でありながらかなをどうしていいか分からず
困惑する母親二名。


 そのうちようやく先生が来てくれて、
みんなでドッジボールをやります、と仰いました。


 ドッジボールのルールは分かりますか?
と言われても、かなが理解しているわけはなく
はぁ?と思っているうちにドッジボール開始。


 かなはルールは分からず、ドッジに興味もなく
またもやブランコに向かい、結局一年生たちと
遊ぶでもなく自由にブランコで遊んでいました。



 一緒に遊べる時間だと思ったのに
母としてはちょっと拍子抜け。



 そのまま伸び伸びとブランコで遊び
休み時間が終わったので、みんなと教室に入りました。



 教室では、学年集会なる時間を設けてくださって
二クラスある一年生が合同で一つの教室に集合し
そこで手遊びなどをして過ごしてきました。



 最初に班ごとに整列したのですが、
かなとKくんはそれぞれに班に入れてもらって
きちんと整列することができました。

 おとなしくお友達の指示に従って(?)整列し、
そのまま着席した姿にKくんママと一緒に感動!


 つい三ヶ月前まで、このお友達のなかで過ごしてきて
それでも2人とも一度も介助なしにお友達に混ざって
整列することができなかったのに、
今日はこうしてお利口で座っている姿が信じられなくて
そしてそのままずっとおとなしく着席していられて
本当に落ち着いて行動できるようになったなぁと思いました。



 その後、前にイスを用意してもらい、
かなとKくんはずっとそのイスに着席していたのですが、
ウロウロするでもなく、奇声を発するでもなく、
とにかく終始落ち着いて参加することができました。



 手遊びやじゃんけん、歌も歌ったりして
とても楽しい時間を過ごすことができました。

 かなは、途中イスに座ったままちょっとボーッとして
もしや眠るのか!?とヒヤヒヤしましたが、
眠ってしまうことはなく、キョロキョロと教室を眺めたり
お友達の顔を見渡したりしていました。


 そんな感じで一時間を過ごして交流会は終了しました。
帰るときには、たくさんのお友達に握手をしてもらい、
声をかけてもらい、おマセな女の子たちには
ぎゅっと抱っこをしてもらったり、
ほっぺにチュッとしてもらったりと、
いいように扱われていた場面もありましたが(笑)
本人は嫌がるふうでもなく、最後には盛大に手を振って
お友達にバイバイをしていました。



 今、どこの学校に行っているの?とか
元気で学校に行っているの?とか
私にたくさん質問をしてくる子供たちもいて
できるだけ丁寧にわかり易く、かなの様子や
かなの通う学校の説明をしながら、
明るく優しく接してくれる同級生の子たちに感動。


 正直、子供たちはどんな反応をするのかな、と
ちょっと不安な気持ちを持ったこともありましたが、
みんなどの子も保育園時代と同じように接してくれて
なかには「いつぐらいにここの学校に来れるようになるの?」と
聞いてくれる子もいて、みんなの仲間だと思ってくれている
様子がよく分かったことが、私にとって一番嬉しいことでした。



 先生方も、気を配ってくださっていたようだし、
第一回目の交流会はまずまず双方共に楽しい雰囲気で
終わることができたようで良かったと思います。



 今後、二回目三回目と続くのか分かりませんが、
続くにしろ、これきりにしろ、どちらにしても
今回はいい体験をさせてもらえたと思っています。

 
 かなも、大勢のお友達にもみくちゃにされて
声をあげて笑っていたりして愉しんでいました。

 
 こうして、いろんな場所で、いろんな人と
いろんな経験がしていけたらいいなとしみじみ思いながら
学校を後にしてきました。



 学校を後にしながら、
本来ならかなもお友達と一緒にここの学校に
通えていたのにな・・、なんて想いもよぎりましたが、
そういうちょっぴり切ない気持ちもアリなんだろうな
なんて冷静に思えるようにもなったりして、
私自身も少し成長できてるんでしょうか?


 楽しい時間を過ごすことができて
とてもいい日となりました。








Last updated  July 21, 2009 01:45:27 PM
コメント(0) | コメントを書く
July 3, 2009
カテゴリ:かなくんの事
 一昨日は、地元の小学校の一年生たちとの
交流会がありました。

 地元の・・、ということなので、
もちろんかいが通う小学校であり
一年生たちは、この春まで一緒の保育園で
共に3年間過ごしてきた仲間たちです。

 
 久しぶりのたくさんのお友達との再会を
かなはどう受け止めるんだろうな~と、
そして交流会はどんな感じになるのかと
母としていろいろな想いを交錯させながらの
参加となりました。



 その前に事前面談というものがあり、
学校にかなと出向いて、一年生の担任の先生や
支援級の先生と、かながどういう子なのか、
交流会はどんな感じで行っていったらいいのか
など、意見交換をする機会を与えてもらいました。



 かなの支援校の担任の先生も同席してくださって
一緒に交流会に参加するKくんとKくんママも参加して
結構な人数での面談でしたが、その時の学校側の
スタンスにやや疑問を持つ母2人(汗)。


 当たり前のリアクションなのかもしれませんが、
学校側の対応は、いわゆる『来る者は拒まず』的な感じで
だから、引き気味ではないんだけれど、
交流会そのものに乗り気な感じも見受けられず、
淡々と行事をこなす、といった印象でした。


 私の想いが欲張りすぎなのかもしれないけれど、
例えば、交流会の内容として、音楽の授業を一緒に
受けてはどうか、という提案があったのですが、

 「といっても、45分授業になるのですが、
   45分間、授業を受けられるんでしょうか」

といった質問が、一年生担任の先生から出ました。


 かなの担任の先生が、やや苦笑しつつ、

 「うちの学校でも45分授業を行っています。
   45分、しっかり授業を受けていますよ」

と、フォローを入れてくださったり、
給食を一緒に食べるという交流会でもいいのですが、
とも仰ってもらったのですが、
(この事に関してはいろいろと考えてくださって有難いです)
だけども、またここで

 「給食は食べられるんでしょうか?」

といった質問が出て(オイオイ)
これまたこちらの担任の先生が


 「もちろん最初から最後まで一人で食べきる、
  といったことは、難しいところもありますが
  基本的に普通に給食は食べてますよ。
  別にこちらの小学校の生徒と何ら変わらない
  授業時間・給食時間を過ごしています」

と、苦笑しつつフォロー回答してもらうほど・・。



 特別支援校だからって、
特に普通小と変わったところはないんだけど、
一般人がそういうことを知らないことは仕方ないけど、
一応同じ教職に就いていながら、支援校の内容に関して
全く知りえていないことに驚きでした。


 知らないことは仕方ないけれど、
面談をするにあたって、多少は調べてくださったり、
かなの今までの様子にしても、保育園に問い合わせて
くださればよく分かること。
 私たちの住む町は小さな町で、
町に保育園は一つしかなく、小学校も中学校も
一つしかないわけで、車で5分の場所にある保育園に
何かしら聞いてくださってくれていてもいいのでは、と
ちょっぴり憤慨してしまいましたが、
それはやっぱり望みすぎというものなんでしょうか・・。


 そして最後に、交流会を受けてくださったことに
感謝の意を伝えると、あちらの先生の口から飛び出した言葉は


 『ウチの子たちにとっても、
   とてもいい授業ができそうで楽しみです』
                       の、一言。


 前にも、シチュエーションこそ違えど、
同じ言葉を聞かされたことがありまして、
即ち、小さなコドモのうちから、かなたちのような
障碍児と触れ合う機会があると、コドモの情操教育に
役立っていいことだワ、と、その時は
こんな追加説明もありました(苦笑)。


 この先生たちも、
結局はそういうことを言いたいんだろうな、と思うと
うんざり&ヒトの子供を教材扱いしやがって!
みたいな気持ちになってしまうんですよね(涙)。


 ま、いいですヨ。
うんと情操教育に役立ててもらって、
みんながお互いを労わって暮らしていけるような
そんな立派なオトナに育ててもらいますわ♪


 でも、もう一つ悲しかったのは、
ここの小学校に通う子供たちのことを
『ウチの子』と仰ったこと。
 同じ地域に住んで、同じ保育園で
3年間一緒に生活してきた子供たちなのに
かなとKくんは『ウチの子』ではなくて
『ヨソの子』になっちゃうんだぁ。
 そう思うと、ちょっと凹みそうになりました。
でも、こんなところで、
そんな言葉尻をとらえて、メゲないメゲない!
頑張れ、ワタシ!


 交流会前に、私たち親の気持ちとして
何かしっくりこないというか、
紛々たる想いはありましたが、
とにもかくにも交流会に参加してきました。



 前置きがすっご~~く長くなってしまいまして(汗)
やっとここからが当日の様子のレポートとなるわけですが、
あまりに長くなってしまったので、
また次の記事で交流会の内容をUPしたいと思います。
 いつものことながら、長文&駄文になってしまって
申し訳ございません(深謝)。


 ここまで読んでくださって、
もしも次回記事に興味をもってもらえたら
また覗いてやってくださいね。











Last updated  July 3, 2009 06:33:20 PM
コメント(0) | コメントを書く
April 27, 2009
カテゴリ:かなくんの事
 かなは、毎日元気に楽しく学校に行っています☆



 親の送迎期間も終わり、
スクールバスに乗っての登下校。
 
 元々バスが好きな子なので
毎日嬉々としてバスに乗り込んでいきます。


 バスが発車するまでの短い時間に
かなの座っている場所の窓越しに
母は一生懸命手を振ったり、
いろいろかなにアピールするのですが、
彼はそんな母のことなど我関せずで
とにかくもう早く発車してください!
みたいな感じなので(汗)
見送る私は寂しいったらありません。


 それでも、
バス通学を楽しんでいる姿を見ると
ホッと安堵したりしています。



 先週末は初めての授業参観があり
不安半分楽しみ半分で出かけていったのですが、
きちんとイスに座って先生の話を聞いている姿に
何か圧倒されて、ビックリしてしまいました。



 家庭訪問の際に先生からも
「日一日と落ち着いてきています」
と聞かされていたのですが、
半信半疑だったこともあって
本当に驚きました。


 
 かなのクラスは6人クラスで
6人に対して先生は2人。
 
 保育園時代は、
常に加配の先生がマンツーマンで
かなにピッタリついていてくださって、
だからこそ安心できていたところもあり
それが学校は6人に対して先生は2人で
どうなるんだろう??と
どの子も保育園では加配の先生がついていただけに
他のママたちと心配していたものですが、
そこは子供たち、たいしたものです。


 先生の話によると、
最初の2、3日で子供たちは
先生が自分にピッタリ
くっついてくれないと
早々と判断したらしく
それからまた2、3日は
今度は先生の争奪戦が勃発(笑)。

 各々が、
どうにかして自分の方に
先生の目を向けようとガンバったらしく
わざと悪さをする子、
特に理由もないのにグズったり
泣き喚いたりする子と、
先生の関心を引こうと
その子なりに努力したらしいです。


 しかし、
今までのように先生がついてくれないと
判断してからは、どの子も、
自分なりに自分の力で
いろいろなことにチャレンジする姿が
うかがえるようになったそうです。



 現に、かなも
加配の介助なしにイスに着席していて、
その姿は保育園時代からは
とても想像がつかないわけでして
子供たちなりに考えるというか
諦めるというか、
そういう判断能力はスゴいなぁと感動しきり。



 授業参観後にトイレに向かったかなですが、
トイレ終了後の手洗い時には、
なんと、
自分で手洗い場の水道の蛇口をひねって
水を出し、
そして手を洗ったら、
また蛇口を閉めていました!


 そして、ズボンのポケットから
ハンカチを取り出して手を拭き、
そしてそれをまたポケットにしまい
何事もなかったように
教室に戻っていきました。


 保育園の時も
そして家では今でも
当たり前のように、
蛇口をひねってやり、
手を洗ってやり、
手を拭いてやり・・・。


 自分の力で、
自分ひとりで、できるじゃない!
やれる子なんだ、できるんだ!!


 一人で満足にできないと
頭から決め付けて、
身辺自立の確立を願うそばから
かなの自立の妨げをしていたようで
なんだか頭を殴られたようなショックが
ありました。


 もうひとつ、驚くことは
学校に通いだしてから、
帰宅して玄関で靴を脱ぐと
その靴を自分できちんと揃えてから
部屋にあがっていくようになったこと!


 そういう指導も学校で
してくださっているらしくて、
私は小3のかいにも
なかなかそんな躾ができないので
かいはそんなことはしないのですが、
かなが覚えてきてするんですよね~。


 その姿を見たときは
嬉しいというよりは、
もうびっくり仰天・たまげた気分で
たまたまそのときの気分でやったのかと
思ったのですが、
次の日も、その次の日も
きちんと靴を揃えている姿に
大げさかもしれませんが、
身辺自立の確立をみたような気になりました。



 靴の脱ぎ揃えは
とても小さなことですが、
小さなことからコツコツと、ですよね。

 
 母がぴったりくっついて
あれやこれやとお世話をしてやるのは
本人の自立の妨げになっていたのだと
反省している今日この頃です。


 この先ずっと、
介助ありきの生活なのだと思っていましたが、
全然私たちがそばにいなくたって
自分で頑張っていけるじゃないの、と
これからは一歩も二歩も引いた場所から
見守る立場で一緒に歩いていこう。
 寄り添うのは心だけにして
少し離れた場所からかなを見守っていこうと
心に決めた私です。









Last updated  April 27, 2009 08:50:17 PM
コメント(3) | コメントを書く
April 17, 2009
カテゴリ:かなくんの事
 こんばんは☆
このところ、以前に増して
時間の経つのが早く感じているり~のです。



 新学期が始まり、
かなの学校生活も昨日から
一日授業が始まっています。


 そして昨日から
いよいよスクールバスでの登校も始まり
新しいコトが目白押しの毎日です。



 学校まで送迎していたときは
午前中での早帰り期間だったのですが
新学期2日目で早くも学校に慣れたかなは
お迎えに行くと『まだ帰りたくない』と
超不機嫌になっていて(笑)
そんなに学校を気に入ってくれたんだね、と
先生方を大喜びさせていました。


 スクールバス登校開始の昨日の朝も
バスに乗り込んで座席に座っているかなを見ていたら
なぜかウルウルしてきてしまって涙顔のバカ母を尻目に
爽やかな笑顔であっという間に行ってしまいました。
 
 お母さんとの別れを悲しんで泣き出す子供もいたのに
かなはバスが嬉しくて、満面の笑みでウヒャウヒャ笑い
バイバ~イ!と盛んに手を振っていました。



 あとには、中途半端な涙顔のハハオヤがぽつんと一人。
まぁいいんだけどねぇ~。
新しい場所や生活に早く慣れてくれるといいと願いましたが
こんなにあっけなく新生活に飛び込んでいってしまうとは!




 コドモって、大人が考える以上に
順応性が高いというか、しっかりしてるんだなと実感。



 ひとくちに『特別支援校』といっても、
その学校その学校で、いろいろな特色があるので
一概に『特支校とはこうだ』と言えないのですが、
これから少しずつかなの通う特支校の授業風景や
内容などをブログに書いていきたいなと思っています。


 私自身、
「特別支援校ってどんなトコロ?」
「どんな内容で、どんなことをしているの?」
という疑問や不安がたくさんありました。
 現に今もまだ手探り状態の、かなの学校生活ですが、
ここに綴ることによって、内容を知ってもらえたり
特支校に対しての理解を深めてもらうことができたら
いいな、なんて思います。


 とはいえ、不定期更新のブログなので
どこまでキチンと綴っていけるのか不安ですが(汗)。




 とりあえず、今日のかなの一日はこんな感じでした。



 一時間目
 
   にっせい        ※かなの学校は基本的に体操服で過ごすので
    きがえ・あさのかい   まずは私服から体操服に着替えをする時間です
   

   こくご・さんすう  ※今日の内容は『よもう・かこう』


 *****一時間目を半分に区切って(30分ずつで)
      「きがえ・あさのかい」と「こくご・さんすう」をやりました*****


 二時間目 

   じりつ・たいいく  ※りずむらんにんぐ
                まねっこうんどう※


 三時間目

   おんがく   ※はるのうた※


 四時間目

   にっせい
   きゅうしょくじゅんび



   きゅうしょく



 五時間目

   にっせい
    きがえ・かえりのかい



 にっせいとは、『日常生活の指導』という時間です。
「朝の会」や「帰りの会」、「食事」、「トイレ」など
基本的生活習慣を育む時間だそうで、
家庭との連携はもちろん、授業時間外においても
指導は継続していきます、ということです。


 
 じりつとは、『自立活動』という時間です。
子供たちが自らの力で障碍を乗り越え、
いろいろな意味で自立する力を養うことを目指します。
小学部では「朝の活動」として、
学部全体で取り組むことを中心として
個別活動も行います。



 そのほかに
せいたん、『生活単元学習』という時間があり
実際の生活から発展し、子供たちの興味・感心を喚起し、
強め、育てる活動の時間です。
行事などの取り組み、調理、学級園づくり、遊びなど
内容はさまざまだそうです。
そこで身に着けた関心・技能・習慣・態度が
学校生活だけでなく、いろいろな場面で活かされて
いくことを目指しています。




 こんな、
特支校ならではの
時間を過ごしながら、
それぞれの学習を通して
成長していってくれたらいいなと思っています。


 来週はいよいよ
せいたんの授業の中で
学級園での芋苗植えを行うそうです。
 土や泥が苦手なかなが、
どんな行動を見せてくれるかタノシミです(笑)。

           






Last updated  April 17, 2009 09:50:12 PM
コメント(0) | コメントを書く
March 30, 2009
カテゴリ:かなくんの事
 今日はかなくんの外来日でした。
前回の私だけでの外来から約2ヶ月。
今回は採血&尿検査もあったので、
半年ぶりにかなくんも連れての外来でした。


 春休みなので、かいくんもお供です。
3人での久しぶりの病院でした。


 いつもは水曜午後の外来なのですが、
今回は月曜午後の外来となっていて
午前中で外来は終わりのはずの総合病院なのに
今日は月曜のために患者さんがたくさんで
小児科も大勢の小さな子供たちがいて、
待ち時間の間、キッズルームの中で
かなくんはジャイアンと化していました(溜息)。



 そうこうしているうちに、先に尿検査になり
トイレに向かいました。
 今回はちゃんとコップにおしっこが採れました♪
今回は、と、ナゼ注釈がつくかといいますと
前回トイレでかなくんのおしっこの最中に
サッとコップを出して受け止めようとしたら、
彼は多分ビックリして、
母のその行動を阻止しようとして、
私の腕をありえないほどの素早さで
引っ張ってくれたんですよね(呆然)。


 当然、コップからおしっこはこぼれるわ、
私の手にかなくんのおしっこが直にかかるわ(涙)、
そんなこんなで結局おしっこは採れなくて
散々な尿検査になってしまいました・・・。


 前回の苦い思い出を胸に、今回事前にコップを見せて
「おしっこ、コップの中にしてね!」
と頼んでみました。
 それが良かったのか、理解してくれたのか
その辺は分からないのですが、
今回は全く嫌がらずに、逆に興味深々で
コップの中に入っていくおしっこを見つめてました(笑)。



 主治医とは、
発作の様子は今までと特に変わらないこと、
頻度も多くも少なくもなく、
相変わらずといえば相変わらず、
落ち着いているといえば落ち着いていると
伝えるにとどまりました。


 薬も今までと同様で、
そのまままた様子を見ることになりました。
 今の薬とその量は、
これで一年ほど同じ量で過ごしてきました。

 体重もわずかではあるけれど増えていて、
採血の検査結果によって、血中濃度が低くなっていれば
久しぶりの増量になるのではないかと思います。

 薬の増量は正直イヤですが、
効力が下がっては元も子もないので、
増量もまた必要悪というところですよね。


 主治医から脳波検査をずっとしていないけど、
どうしますか、と聞かれました。

 脳波検査をしたのはかれこれ2年前。
その時も、こちらからお願いをして検査をしたのでした。


 うちの主治医はあまり検査を進めてこないヒトで、
2年前の時は、発作が軽減されてきていたので
脳波もキレイになってきているんじゃないかと思って、
意気込んで検査をしてもらったのですが、
結果は前年に比べて良くも悪くもなく・・。
 すごくすごくガッカリして、
病院からとぼとぼと帰ってきた記憶があります。


 今回、主治医から検査の話が出たので
しなければいけない、という話かと思ったのですが、
主治医が言うには
「まぁ、脳波検査の結果がどう出ても
  治療方針に何も変わりはないから
   夏休みくらいに、また考えましょうか」
という話で終わってしまいました。


 
 ・・まぁね。
脳波がキレイになっていたとしても、
薬を止められるわけではなく、
これからの治療方法も特別何か変わったことを
することになるわけではなく、
それはまぁそうなんですけど・・・。


 同じ病気を持つお友達の話などを聞くと
定期的に脳波検査や眼底検査、その他もろもろの
検査を受けていると聞きますが、
主治医にその辺りを聞いたところ
必要であると思った時にそれらの検査をしていきます、
というので、ハイ、分かりました、と答えるに留めました。


 正直、脳波検査も、
かなくんはすごく興奮してなかなか眠ってくれないので
いつもトリクロをキツめに服用させて、
もうムリヤリ寝かせていて、
その後は爆睡してしまい、やっと起きてきても
フラフラしていて、なんだか可哀想で、
そんな姿を見るのが正直しんどくて、
そんなにまでしてやった結果が、
結構乱れに乱れた脳波であった時には
ちょっとショックが大きくて・・・。

 ショックも何も、
検査は検査として受けなければいけないとは
思っているのですが、
主治医が必要最低限の検査しか必要としていないので
ある意味病状も発作も特に変わりない今となっては、
親子共に大変な思いをしてまで検査を受けなくても
いいかな、なんて思ったりしているもので・・。

 こんなコトではいけないかな、と
時々思ったりするんですけれど。



 そんな感じで脳波検査は
夏休みに持ち越した感じで、
とりあえず今日の検査結果を
また一週間後に聞きにいくことになりました。


 尿検査と採血検査の結果が
良いモノであってほしいと思っています。


 明日は、またまた病院に行って
麻疹・風疹の予防接種を
かなくんに受けさせる予定です。



 連日の病院はちょっと疲れますが、
頑張って明日の任務も遂行してきます。





 








Last updated  March 30, 2009 09:39:09 PM
コメント(2) | コメントを書く
March 26, 2009
カテゴリ:かなくんの事
 今日、かなくんの卒園式が行われました。
保育園に入園した当初は、その日その日のかなくんの
体調を気遣い、園の中で彼が伸び伸び過ごせるようにと
先生方とお話をさせていただいたり、
とにかく目先の毎日を過ごすことに精一杯で
無事に今日のこの日を迎えられようとは
本当に感無量です。


 式の最中、多少声をあげたり、
先生の膝の上に座ったりと
おとなしくしていられたとは言いがたいですが、
それでも他のお友達と一緒に式に参加して、
きちんと壇上で卒園証書ももらい、
最後まで卒園児として精一杯頑張りました。


 私はハラハラする場面もあったりで
のんびり感慨に耽ることはできなかったのですが、
それでもやはり3年前のことを振り返ると
落ち着きも出てきて、ちゃんとみんなと一緒に
こうして卒園式に参加している姿に
やっぱり感動して、涙があふれました。



 直接関わることのない先生方からも
「とってもよく頑張ったね。おめでとう☆」
と声をかけていただいて、そして多少なりとも
関わってくださった先生や、給食のおばさんには
ぎゅっと抱きしめていただいて、
かなくんとのお別れが寂しいという言葉もいただきました。
 年中の時に加配を担当してくださった先生からは
私にと、本を戴いてしまいました。
 ご自身が落ち込んだりしたときに読んで
元気をもらえる本なので、お母さんにも何かの力に
なればというお心遣いから大切な頂き物をしました。
 私自身も恵まれていたことに改めて気づかされました。



 どの先生も、私からお礼の言葉を伝えさせていただくと
かわいい子で接するのが楽しかったということ、
もっと何かしてあげられたのじゃないかしら、という想い、
そんなことを聞かせていただいて、
かなくんは本当に恵まれた環境で皆さんに育んでいただけて
私にもそのお裾分けで温かい気持ちを頂戴できたことが
これからの私たち親子の未来への糧となる気がして
嬉しくて温かくて、安堵感と一抹の寂寥がこみ上げた式でした。


 
 周りの方々に支えられて成長したのは、
かなくんではなくこの私で、
かなくんは彼なりに彼の足でここまで一歩ずつ
いろんなことを積み上げて成長してきたんじゃないかと思います。


 
 もっともっと心の底から溢れ出るいろんな想いや感情を
忘れないように書き綴りたいと思うのですが、
何もかもが飽和状態で、うまく言葉にできないでいます。


 ただ、とにかく一言記すとすれば
周りの方々に深い感謝と、3年間頑張った
かなくんにも感謝です。



 今日の式で一番晴れやかな気分で、
嬉しさと温かさを体中で感じられた幸せモノは
確かに私自身であったと感じています。


 
 私たち親子を温かく見守って、支えてくださって
力になってくださったすべての皆さんに、どうもありがとう!


 この気持ちを忘れないように、
この感動をいつも胸に、
私はかなくんにこれからも寄り添って
一緒に歩いていけるんだ、と
確固たる自信が持てた気がします。



  すべての偶然に、すべての必然に
   すべての出会いに感謝します。



  かなくん、
   卒園おめでとう!!








Last updated  March 26, 2009 08:43:18 PM
コメント(4) | コメントを書く
March 24, 2009
カテゴリ:かなくんの事
 早いもので、とうとうかなくんの保育園生活も
残すところあと一日となり、明後日は卒園式を迎えます。


 彼の3年間の保育園生活が走馬灯のように頭の中を・・、
と言いたいところですが、正直まだ卒園するという実感が湧かず
なんだか本当なんだけど本当のことじゃないみたいな
中途半端な気持ちを抱いています。


 過ぎてみると、あっという間の3年間。
初めて親の手元から外の世界に出すことに
どれだけ不安があって、どれだけ躊躇いがあったことか。

 
 悩んだこともあったし、お友達と比較をしては
日々顕著になる実年齢と中身とのギャップを感じて
涙してしまうこともありました。

 
 けれども過ぎてしまえば、その時々の自分の想いや
かなくんのことが、嬉しいことも悲しいことも
心の中に蓄積されて、それが親子ともに成長の証だと
思えてくるから不思議です。


 今日は私の保育園時代の担任であり、
かなくんのことばの教室での先生でもあった
M先生から卒園おめでとうのお手紙が届いていました。


 M先生はかなくんの病気が発覚して、
不安と絶望のどん底で、自分自身を見失いかけていた私が
初めて身内以外でかなくんのことを話せて、
優しく受け止めてもらえて、
夫の前でも泣くことができなかった私の心をほぐしてくれて
たくさん泣くのを黙って見守ってもらえて
泣きつかれた私に
「一緒に少しずつ前に進んでいきましょうね」
と声をかけてくださいました。


 長くかなくんに関わってくださって
私の気持ちにも寄り添ってくださって
実母以上に私の「母親」のような存在の方です。

 今は退職されて、なかなかお会いできなくなって
かなくんが卒園したらご報告をさせていただこうと
思っていた矢先に届いたお手紙でした。


 手紙にはかなくんに宛てたものと
私と夫に宛ててくださったものがあって、
私たちへの手紙には



   パパ・ママも、
  いろいろな事を乗り越えられ、
  卒園までよく頑張ってみえました。
  本当にご苦労様でした。



と、労いの言葉を綴ってくださいました。


 かなくんの卒園という実感がまだまだ湧かず
なんだか第三者のような客観的な気分でいた私ですが、
先生のお手紙を拝読して、あぁ、いよいよ卒園なんだな~と
感じると同時に、私たちにも優しい言葉をかけてくださり
感情がワーッと湧き上がって、卒園式前だというのに
なんだか泣けてきて、泣けて泣けて困ってしまいました。


 
 私が精神的にしんどい時も、そこから無様なりに
這い上がってきた時のことも、何もかも見守っていて
時には手を貸してくださった先生。


 誰よりもM先生が見ていてくださり、
分かっていてくださっていたのだと思います。

 

 誰かに認めてもらいたいとか、
分かってもらいたいとか、
褒めてもらいたいとかいう気持ちで
かなくんを育ててきたわけではないし、
実際そんな気持ちでは、この子を育てては
こられなかったと思います。


 それでも、私たちのこれまでを
そっと見守って応援してくださったM先生から
労いの言葉をいただくと、
子供のように素直にそのままに
「本当に我ながらよく頑張ったな☆」
なんて思えるし、何よりも誰かにそういって
もらえることがどんなに嬉しいことか
改めてありがたいことだと思いました。


 M先生以外にも、見守っていてくれたり
時々は手を貸していただいたり、
そんな周りの方々に支えられて、
私もかなくんも、私たち家族もここまで
こられたんだな~と思います。


 M先生のお手紙には
最後に

   どうか これからも頑張りすぎず
    パパ ママ お兄ちゃん かなくん
     素敵な家族でいてください

   いつでも いつまでも
     応援していますよ

              と綴られていました。


 一年生になっても、そしてこの先も
その時々で大変なことや、泣きたくなることや、
いろいろな事が待ち受けていると思いますが、
私たち家族は、これからも頑張っていけるんじゃないかな、と
心の底から思えます。


 そう思わせてくれたM先生のお手紙に、
そして周りの方々に感謝!



 かなくん、春はもうすぐそこだよ~☆☆





 








Last updated  March 24, 2009 09:08:38 PM
コメント(2) | コメントを書く
January 11, 2009
カテゴリ:かなくんの事
 お友達のもりさわさんのブログで、もりさわさんちの若くんの
「ごめんね」の可愛い使い方でほのぼの気分を味わいました。
それで私もかなくんの「ごめんね」話とそれに関連して最近ちょっと
思うことを綴ってみようと思います。


 でも、かなくんの場合は若くんみたいな本当に可愛い話じゃなくて
いつぞやの日記にも綴ったんだけど、「ごめんね」のジェスチャーは
できるようになったのに、本人もどんな時に使うのか理解してるハズなのに
本当に謝らなきゃならない事態の時は絶対に「ごめんね」をしません(怒)。


 なんでもない時だとか、ふざけてる時なんかは、もうすぐに
頭に手をやって「ごめんなさ~い♪」みたいな感じで、何度も何度も
頭を下げて可愛いったらないのに、「何てことしてくれたの~!」って時には
絶対絶対頭を下げません。

 叱られてるのはモチロン分かっていて、こっちのキーキー言ってる剣幕も
充分分かっているのに、その剣幕にビビりながらも頑として頭を下げない(汗)。

 しでかした内容について、時には軽く頭や手をペチッと叩いてやると
涙目になるんだけどそこまでで、口をキッと真一文字に結んで、泣くのさえガマン!
謝らないまでも、叱られて涙をポロッとこぼせば、まだ仕方ないなぁ
許してやるか、みたいな気持ちにならなくもないのに、もうナニをどうしても
謝らないし泣きもしない。


 とにかく、強情っていったら強情!!
そうなるとつい親のクセしてこちらも意地になって、必要以上に叱りつけ
睨み付けたりすると(←大人気ない・・汗)、そこでようやく涙もこぼれるんだけど
その泣き方も叱られたから泣くって感じじゃなくて、泣きたくないけど
泣くことになっちゃって悔しい!みたいな泣き方。


 かいくんがもっと小さい頃は、叱られるとすぐに半ベソになって
「ごめんなさいは!?」って言おうものなら、もう頭をブンブン何度も下げて
逆に叱ったのがかわいそうになるくらい従順な態度でした。

 
 最近、そんなかいくんの小さい頃を思い出しながら、
かいくんとかなくんの違いにふと気づきました。


 この二人の態度の違いというのは、それぞれの個性なのかな~と思ったら
あぁ、多分個性の違いなんだろうな、としみじみ思いました。
そしてそのことにちょっとビックリしたりなんかして。


 かなくんの病気が発覚して、そしてそれからほどなくして
知的な障碍もあるらしく、それが結構重度なものだということに
恐々気づきだした頃、かなくんに関して言えば、もう未来も希望もなく
何を頼りに、何を支えに子育てをしていけばいいのか分かりませんでした。
この子はこのまま体だけどんどん大きくなるのに、中身は一歳前後のままで
ずっとずっと成長も発達もすることなく、もう本当にこのまま歳だけ重ねて
生きていくんだ、と思うと、あまりのことに泣くしかできず、
何を見ても何を聞いても泣き、絶望し、恥ずかしい話ですが、全く勝手に
そんなかなくんの人生に何か意味はあるのか、この子が存在する意味も価値も
ないんじゃないかと思ったら、それだったらいっそ・・と恐ろしいことを
考えたことも一度や二度ではありませんでした。

 
 その当時は『発達障碍』という言葉は文字通り発達に障碍があるという事であり
そこからもう発達は見込めない、何の成長もしない、だから『発達障碍児』と
思っていました。
 それどころか、癲癇の発作が出現してから、それまで出来ていたことも
出来なくなり、笑顔もなくなり、発達どころかどんどん後退していって
その事実が怖くて怖くてたまりませんでした。

 だから良くも悪くも、かなくんはこのまま今のままの状態で10歳になり
20歳を迎え、30歳を越え、それでもいつまで経っても一歳前後のままで
寿命を全うしていくだけなんだと思いました。


 来月で癲癇の発作が出現してから丸5年になります。
この5年間かなくんはどうだったのかといえば、出来るようになったことは
まだ数少なく、精神年齢と実年齢とのギャップは広がるばかりですが
それでもこの5年間かなくんと接してきて、すごく実感したことといえば
 
 障碍児でも、ちゃんと成長していくものなんだ
                       ということ。


 当たり前のことで、何を今更・・と思われるかもしれませんが、
私の障碍に対する認識が低かったばっかりに、もう発達や成長なんてしないと
決め付けていて、だから『発達障碍』と言われるんだと思っていましたが
全然そうではないということ。
 何を言っても分からなくて、何を教えても暖簾に腕押し状態だった子が
こちらの言うことを理解し、そしてジェスチャーでもって自分の意思表示をし、
喜怒哀楽もはっきり分かります。
 そういう成長は目に見えて分かるので気づきやすいですが、目に見える
成長ではなくても、かなくんに限らずどんな子供でも、その子なりに
確実に成長しているんだ、と今ははっきり分かります。


 ましてや、かいくんとの違いを感じることができ、それがかなくんが持つ
本来のかなくんの性質や個性だということに気づいたとき、なんていうか
とっても感動でした。
 
 障碍があろうとなかろうと、成長はするものだし、個性も存在するんだと
そういうことが分かって、感激と同時に自分の障碍に対する偏見も分かりました。


 『障碍児』の母である私ですら、思い込みや偏見から、かなくんの人生を
軽視して意味のないものだと思う時期もあって、成長も個性もあるわけないと
思い込んでいました。
 かなくんやその他のハンディがある子供たちに対して、なんて失礼極まりない
思いを抱えていたのだろうと今更ながら恥ずかしい限りです。

 
 
 かなくんはかいくんと比べると、強情で意地っ張りで気が強い子です。
家の中のものを壊したり、やってほしくない事ばかりやってくれて
正直気が滅入る時も多々ありますが、彼の個性に気づいてからは
トホホと思いつつも、その個性がどんな男の子に成長してくれるんだろうと
楽しみがひとつ増えたような気分でもあります。

 
 かいくんとかなくんのこれからを『健常児』と『障碍児』という区別で
見ていくことは意味のないことだし、『かいくん』と『かなくん』という
どちらもオンリーワンの存在として、二人の将来を楽しみに思えることが
私の一番の幸せなんだな~☆と今更ながら実感しています。







Last updated  January 11, 2009 04:51:02 PM
コメント(4) | コメントを書く

全90件 (90件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 6 ... 9 >


© Rakuten Group, Inc.