2007/06/01(金)04:07
本は雨に弱い
「本は雨に弱い」
「本は紙でできているんだから、雨に弱くて当たり前だろう!」
と思われる方もいらっしゃるでしょうが、そういう意味ではありません。
雨が降ると、本は売れなくなるのです。
書店に行くのもひと苦労ですし、雨の中、わざわざ荷物を増やす必要もないからです。
駅の中にある書店は比較的被害は軽微ですが、傘を使わないと行けない場所だと
2~3割売り上げが落ちる書店はザラにあります。
この雨の被害を称して「本は雨に弱い」というのです。
このことは、本の広告にも影響してきます。
せっかく車内吊り広告でバーンと宣伝できたのに、その日が雨だった場合、
売り時にもかかわらず、お客さんは書店にすら立ち寄ってくれません。
その時は買う気持ちがあったのに、時間を置いてしまったせいで
買う気が失せてしまうかもしれません。
そのため、今週の『食い逃げされてもバイトは雇うな』の車内広告も
「雨が降りませんように~、降りませんように~」と祈る気持ちです。
特に、夕方からの雨は影響が大きいんですよねー。
最近の東京の状況は辛いッスねえ。
というわけで、あとは祈るばかり。
「頼みます! 雨は降らないでくれ~、降らないでくれ~」