2012/07/26(木)01:51
アルジャーノンに花束を
演劇集団キャラメルボックスの舞台「アルジャーノンに花束を」を観に行きました。
面白いですねー。原作はほぼ忘れていたので、素直に感動しました。
また、原作の特殊な文体を舞台上で再現させていたのには驚きました。
前作の『無伴奏ソナタ』もそうでしたが、名作の舞台化はいいですね。
ハズレは無いですし、2時間という短い時間なのに、いろいろと考えさせられます。
単なるチャーリーの波乱万丈な人生、というだけでなく、
人間関係や親子関係、恋愛、知性、嫉妬などなど
いろいろとしみじみ考えながら帰りました。
とっても魅力的なチャーリーを中心に観てしまうのですが、
教授やお母さんといった悪役(?)の方たちの、憎らしいけど人間味あふれた感じに
それはそれで感情移入をさせられてしまいました。
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「アルジャーノンに花束を」
原作:ダニエル・キイス
翻訳:小尾芙佐
脚本・演出:成井豊+真柴あずき
出演:阿部丈二(イグニス)、岡内美喜子(イグニス)、多田直人(アクア)、渡邊安理(アクア)、坂口理恵、大内厚雄、畑中智行、三浦剛、筒井俊作、左東広之、鍛冶本大樹、林貴子、市川草太、小林春世、笹川亜矢奈、鈴木秀明 (イグニス、アクアはダブルキャストの区分)
あらすじ:パン屋で働くチャーリイ・ゴードンは、今年で32歳になるが、幼児なみの知能しかない。が、心の底から賢くなりたいと思っていて、知的障害成人センターに通い、読み書きや計算を習っている。ある日、チャーリイはビークマン大学へ行き、心理学のテストを受ける。そのテストに合格すれば、頭がよくなる手術が受けられる。実験室にいたハツカネズミのアルジャーノンは、その手術のおかげで、複雑な迷路をあっという間に通り抜けられるようになった。僕もアルジャーノンみたいに賢くなりたい! テストの結果は合格。チャーリイは手術を受けることになるが……。
■東京公演
日程:7月21日(土)~8月12日(日)
会場:サンシャイン劇場
■神戸公演
日程:8月16日(木)~24日(金)
会場:新神戸オリエンタル劇場
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アルジャーノンに花束を [ダニエル・キイス]