カテゴリ:読書前感想文
岸田奈美さんの初の単行本『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』をいま読んでいます。
大変なことをここまで面白く書かれると、本当に笑っちゃいます。 帯に『情報過多の日々をつづる~』とありますが、文章自体も情報過多というか、マシンガンのムダ撃ちみたいな感じなのですが、そこが凄い良いんですよね。シンプルに面白いです。 「無用の用」を体現したような文章技術です。 あと、本の造作自体ですが、突然写真が入っていたり、カバーを取ったら出てくる写真がとても素敵でした。 ![]() 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった【電子書籍】[ 岸田奈美 ] ーーーー 笑えて泣ける岸田家の日々のこと 車いすユーザーの母、ダウン症で知的障害のある弟、ベンチャー起業家で急逝した父ーー 文筆家・岸田奈美がつづる、「楽しい」や「悲しい」など一言では説明ができない情報過多な日々の出来事。 笑えて泣けて、考えさせられて、 心がじんわりあたたかくなる自伝的エッセイです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.09.22 15:15:10
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