山田真哉の出版栄枯盛衰
とある事情がありまして、山田真哉の過去の出版部数を調べていました。(外国語版・電子書籍を除く。敬称略)ーーーーー【全盛期】2004~2008年2004/4/10『世界一やさしい会計の本です』日本実業出版社 166,500部2004/9/22『世界一感動する会計の本です 簿記・経理入門』日本実業出版社 118,000部2004/10/25『女子大生会計士の事件簿DX1 ベンチャーの王子様』角川書店 233,100部2004/11/25『女子大生会計士の事件簿DX2 騒がしい探偵や怪盗たち』角川書店 141,300部2005/2/16『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』光文社 1,652,000部2005/7/22『図解 山田真哉の結構使える!つまみ食い「新会社法」』(共著:緒方美樹・宮崎剛)青春出版社 106,000部2005/9/22『女子大生会計士の事件簿DX3 神様のゲームセンター』角川書店 106,000部2005/12/24『山田真哉のつまみ食い新会社法 500円でわかるシンプル版』(同上)青春出版社 95,000部2006/4/25『女子大生会計士の事件簿DX4 企業買収ラプソディー』角川書店 82,000部2007/4/17『食い逃げされてもバイトは雇うな』光文社 360,000部2008/2/15『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い』光文社 170,000部ーーーーー【衰退期】2012~2017年2012/12/15『問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい』小学館 70,000部2013/10/1『NISAにゅうもん 5分でわかるもん、100万円を2倍にするもん』産経新聞出版 7,000部2013/12/4『「手取り10万円台の俺でも安心するマネー話を4つください。」』(共著:花輪陽子)祥伝社 10,000部2014/12/16『コミック版 さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』中経出版 12,000部2016/8/31『山田先生とマネー番組をはじめたら、株で300万円儲かった』(共著:浅野真澄)扶桑社 6,500部2016/11/7『回転ずしは「食費」ではなく、「娯楽費」である! マンガでわかるママのための家計革命』(マンガ:黒澤R)白泉社 8,000部2017/8/8『平成のビジネス書 「黄金期」の教え』中央公論新社 8,000部ーーーーー2017年の『平成のビジネス書』が著者としての最後の作品なのですが、それからどうして全く書かなくなったというと、一つは本が売れなくなると編集者さんが手のひら返しで冷たくなるからです 笑(もちろん人に依ります)。本を出す前はあんなに熱心に依頼されたのに、売れないとわかった途端に全く連絡が来なくなる感じが、ビジネスなので当然なのですが、「もうやりたくないなぁ」と思わせるのに十分なのです(編集者さん側も気まずくて連絡を取らなくなったと思うのですが)。なので、もう本当に出版には関わりたくないです!(それが個人プレーで完結できる“YouTube”への原動力にもなっているのですが)ですが、その一方で「いつか気が変わったらいいなぁ」とも思っています。元々は出版が夢で、出すことが楽しくて仕方なかったので。