|
カテゴリ:一般
先日、姉の連れ合いが亡くなり、生まれて初めて献杯の発声をしました。
一分ぐらいの短い時間での挨拶で済ませてくれと、葬儀場の人に言われました。 前日に言われたので何とか準備が出来ました。 当日では大変だとつくづく思いました。 それとともに自分の年齢の事も考えさせられました。 その時の挨拶文です。 私は個人の連れ合いの弟の○○と申します。 本日は皆様大変お疲れ様でございます。 19年間にも及んだ兄の闘病生活、それを支えた家族の介護生活を考えると万感胸に迫るものがあります。 兄は延命治療を拒み、尊厳死を望んだのです。 家族は尊厳死を受け入れ、自宅で最後を看取ったのです。 一口に尊厳死を自宅でと言っても、それは容易い事ではありません。 それを全うし、全うさせた兄と家族のチームワークと申しますか、家族愛には、身内の一員としてだけではなく、人間として頭が下がります。 ご苦労様でした。ありがとうございました。 64年と言う余りにも短い生涯ではございますが兄の生涯は、寿く命として天寿を全うした人生だと思われて成りません。 そんな兄への生前のご厚情に感謝致しますともに、残された遺族へのご支援もお願いいたします。 それでは故人のご冥福を祈り、乾杯いたします。 献杯。 ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
エラーにより、アクションを達成できませんでした。下記より再度ログインの上、改めてミッションに参加してください。
x
|