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「お願いですから一緒に行ってくださいよぉ」
という事で、部下の担当するお客様がオーナーとなって始めたお店に行った。 まだ開店2週目。 20時半くらいだったろうか。忙しい時間かしら?なんて思いつつお店を訪ねると、 がら~ん・・・・・。 ひえ~大丈夫なのか?? とりあえず名刺交換する。 オーナーはまだ勤め人を辞めておらず、3月末までは2足のわらじ。「板長」と、いまどき?ダブルのスーツを着た30代くらいの男性の3人でやっているようだ。 「どうせ食べて行くんでしょ」と言われ、イヤとも言えないので奥に入ると靴を脱いで上がる座敷?に通される。 元はすし屋だろうか。 カウンターが10席くらいと、ゆっくり4人掛けの座敷が7~8卓あっただろうか。それぞれの間には低いついたて? 結構広いのだ。 オープン2週目とは思えないくらいの中古感(笑)。ほとんど内装いじってないのかな? そして殺風景というか…何というのかな…。そう、スタッフに女性が全くいないようだ。ダブルスーツの男性がおしぼりやお茶を持ってくるが、妙に不自然。 有線からは「演歌」 仕事の話はあっという間に終わり、流れでそのオーナーも座敷で一緒に飲む事となる。 私「このお店はどういった層をターゲットにされたんですか?」 オ「う~ん、それが問題なんだよね」 え?… そういえば仕事の話の時も 「年間の売り上げをどのくらいで計算されていらっしゃるのですか?」という私の質問に オ「え?年間?いくらだろう…月2・300?あ~でも利益じゃなくて売り上げかぁ。年間5000くらいなのかな?」 という回答に、どういう判断で出店したんだ??と不安を覚えたのだった。 オ「でも女性が来られるような店にしたいんだよね。女性が来れば必然的に男性は来るからね」 そりゃあそうでしょうけれど…正直、無理です! 価格帯、時間帯、店の雰囲気、相談する人が皆違う事いうから「どれを信じたらいいのか・・・」って、だから主軸をどこに置くの?? 担当者も何度か、「○○さん(オーナー)はどういったお店にしたいんですか?」と聞いても明確な回答なし。 だって一緒に行っている私と担当者だって、全く普段行く店違うんだから。 だから彼女のアドバイスは私にとっては新鮮? 「やはりHotPepperに掲載したらどうですか?私たちだと飲みに行くときは必ずアレをみるんですよ」 「料理3000円飲み放題1000円くらいが相場ですね」 「やはり心地いい店とは、時間で区切って追い出されない店です」 「もう少し照明を暗くして、すだれなんかで個室感があったほうが・・」 HotPepperなんて私一度も見たことないし、よっぽど団体の宴会でもないと飲み放題なんてありえないし… この雰囲気から「おしゃれな店」までもってくにはコストもかかりすぎるし、このメンバーではそれは無理だって・・・ 私なら、せっかくの板長のキャラをいかして、すし屋よりは大衆的な、勤め帰りに定番で寄れる店にした方がいいと思うけれどな~。 板長おまかせで出して頂いたメニューは、どれも結構美味しかった。 帰る頃は22時半になるというのに、 私たち以外のお客は全くこなかった・・・ お支払いは少しサービスしていただいたが、大丈夫かなぁ・・・このお店。 このままでは100%ダメだろうな・・・。 店を出ると担当者の彼女は 「この店、メニューがないのが私なら怖すぎてイヤです!言ってあげたほうがいいのかな~」 と、彼女なりに悩んでいた。 うーん、こういうスタイルなら、毎日黒板にでも板長がオススメだけ書いておけば、あとはお任せでいいんじゃないか?ダメ? なにより、早く女性スタッフを加えた方が… ちなみにこの3人、全員独身のようでした、 お店の経営も大変ですね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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