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カテゴリ:テレビ
今週は委員会中継やらドリームジャンボの抽選会やらでお休みだったのが ひさしぶりに、と思ったらいきなり最終回だった。。 前回、クララが立った! そして今回、おばあさまとお父さまがアルムの山にやってくる。 クララが歩けるどころか、一人で立つことができたことすらナイショ クララがハイジとペーターに手を取られて立ち上がる。 そして、一歩、二歩と歩いたときに わたし、おばあさまより先に泣いちゃいましたー 歩けるの知ってたのに・・・ 最初にクライマックスがあって、クララは春の再会を約束して翌日帰っちゃうし 残りの時間どうするんだろうと思ってた。 長い長い冬の間、ハイジとペーターは春が来るのを待ちのぞみ 折に触れてクララを想う。 クララはフランクフルトのお屋敷で、一生懸命歩く練習を重ねている。 ある晴れた冬の日。ハイジとペーターは雪に埋もれた山の家の前でリンゴを齧っている。 「いい天気だなぁ」 「いい天気ね」 そろそろいくか、と食べ終わったリンゴの芯を高く高く放り上げる。 ゆっくりとらせんを描いて、雪山に吸い込まれていくリンゴ。 ハイジとペーターはそりに飛び乗り、まっしぐらに滑り降りていく。 木の間をすり抜け、斜面をいちもくさんに滑る2人。 汽車の汽笛が聞えてきてそりを止めるペーター。 はるか眼下に、走っていく汽車が見える。 「あの汽車に乗るとクララのところへ行けるのね」 「あれに乗ってクララが来るんだよ」 2人は何度も何度も叫ぶ。 「クララー、待ってるからねーーー」「待ってるぞぉーーー」 クララが2人を呼ぶ声がする。 山を駆け上がってくるクララ。あたりは瞬く間に春の景色に変わっていく。 ハイジやペーターが着込んでいた冬のマントは飛んでいき、3人は笑いながら 手をとり飛び回る。 一面の花畑で転がり、花をちぎっては投げはしゃぎまわる。 空を舞う花びらが雪にかわった。 白昼夢は覚め、雪山の中にいる2人。 しかし2人は笑顔だ。クララにもうじき逢えると知っているから。 またそりに乗り、山を降り始める。テーマソングが流れる。 勢いを増していくそり。もみの木は速さに流れていく。 2人を乗せたそりはデルフリ村へと消えていき、テーマソングが終わり 無音のまま、デルフリ村に雪がふりそそぐ。 ここで陽気なエンディングテーマに変わって、終わりである。 今ならハッピーエンドにしたまま終わるだろう。 多少辻褄があわずとも夢物語として大サービスして終わるかも。 クララが歩いて終わり、ではなく別れがある。 駄々をこねないクララに、ハイジに、大人へと成長した様子がうかがえる。 そしてまた再会という喜びが待っていることを教えてくれる。 未来への希望をいっぱいに残して、この番組は終わっていく。 いいアニメだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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