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2009/02/01(日)01:36

ドミトリ・キタエンコ指揮■オーケストラ・アンサンブル金沢定期公演

きく(68)

1月30日(金)19:00開演 会場:石川県立音楽堂コンサートホール 指揮:ドミトリ・キタエンコ 独奏:黒瀬 恵(オルガン) 菅原 淳(ティンパニ) リムスキー=コルサコフ:シェエラザード op.35 プーランク:オルガン協奏曲 ト短調(オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲) リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 op.34 通常、コンサートの一曲目というのは、遅れ客がいることを想定して、あるいは さあ今から始まりますよーというアナウンスの意味もこめて 短めの曲が演奏されるものでありますが 今回はドンとシェエラザードから始まるという構成でございました。 なんでもCD録音とNHK-FMの録音があったそうで その辺の兼ね合いもあったのでしょうか。分かりませんが(なら言うな)。 曲の構成上、今回は管楽器がとても多くてフルオケ並みの人数です。 キタエンコが振ると、たちまちロシアの音色になるの。 豪華でうっとり・・・・ しかし 第二楽章の途中で携帯を鳴らしたヴァカがおった。 あれだけ録音があるといわれていてなぜ電源を切れないのでしょうか。 (マナーモードにしてればいいんでしょと、バイブにしてる方もいらっしゃいますが  バイブ音も周囲にきこえますから・・・意味はないですから・・・) ホール側も演奏時間内は携帯電話の電波をシャットダウンする措置をしてほしいです。 そのせいで集中が途切れてしまい、後半は気持ちがのれないまま演奏をきくはめになりました。 素晴らしい指揮と演奏だっただけに、すごく勿体無かったです。。 この楽曲はそれぞれの楽器にソロパートがあって、ゾクゾクしました。 今回ゲストの菅原淳さんのティンパニは豊かな音色でかっこよかった!(;゚∀゚)=3ムッハー 休憩後仕切りなおし。 パイプオルガンの演奏といえばバッハのイメージが強くて プーランクのオルガンってどんなもんなんだろと思ってました。 現代音楽風な味付けがありながら、随所にプーランクらしいロマンティックな旋律がみられて おもしろくて結構好きでした。 オケは先ほどの多くの管楽器は退き、通常のOEKの編成でした。 ここでキタエンコの指揮の力を知る。 いつもとじぇんじぇん音色が違う・・・ なんつーか、堅牢かつ豪華。石造りの豪華なお城みたいな音w 関係ないですがプーランクって女たらしだったんじゃないかなって思うんですよね。 ポイントポイントでささやく言葉とかちょっとしたプレゼントとか ツボにはまってたんじゃないかなーーーなんて、曲を聴いてると勝手に思う。 スペイン奇想曲は、どこがスペインなのかわかんなかったけども(笑 わたしにはチャイコフスキーと同様のロシアちっくな華やかさに満ちた楽曲に聴こえました。 ちょー盛り上がったです。 アンコールはカルメンで、これも引き続き楽しくて、盛り上がったまま演奏会をしめてました。 入りはイマイチだったですが、溢れるほどの拍手でした。 リムスキー=コルサコフは特に弦楽器に通じてたひとだったからか ヴァイオリン協奏曲かっつーくらいソロパートがすごく多くて、 コンミスのアビゲイル・ヤングさんの演奏がその期待にこたえる名演奏でした。 あんだけ多種多様に弾きこなせるのってすごいなああ。 キタエンコはすごくいいよって、いろんな人から言われてたのですけど 真っ白な白髪の外観も相まって、重い演奏をするのかしらと敬遠してました。 いやいやいや全然! すごくクリーンで、足元がしっかりしていて でもそれぞれの音が高らかに鳴り響く。 とってもとっても素晴らしい指揮者さんです。 オケとのコミュニケーションもばっちりなようで、万全の信頼を得ているといった風でした。 ショスタコーヴィチ:バレエ組曲第3番/チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 弦楽のため... 本体価格 1,429円 (税込 1,500 円) 送料別 このCDはとてもオススメです わくわくする楽しい選曲ですし演奏も素晴らしい! 死ぬほど聴いてますわ。 チェロはOEK首席チェロ奏者のルドヴィート・カンタ。 この方のチェロは世界的にも評価が高いです。 日付変わって本日金沢21世紀美術館に行かれる方にはグッドニュース♪ 日 時:2009年2月1日(日)     stage1 13:00- / stage2 14:00- / stage3 15:00- 会 場:館内交流ゾーン 料 金:無料 出演者:トロイ・グーギンズ(Vn)、ヴォーン・ヒューズ(Vn)、     田中茜(Va)、ルドヴィート・カンタ(Vc) 曲 目:ジャック・ボディ / 3つのトランスクリプション     Jack Body / Three Transcriptions     モーツァルト / アダージョとフーガ ハ短調 K.546     W.A.Mozart / ADAGIO UND FUGE c-moll K.546 ほか お問合せ:金沢21世紀美術館 076-220-2811(交流課) この最ッ高のメンバーでの演奏をお楽しみくださいませ。

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