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楽天にキャンセルされたんで本屋でちゅうもん 3月5日付増刷が今日とどいた 納棺夫日記増補改訂版 映画と同じように泣きたいわという方には ノベライズをオススメ おくりびと こちらは詩人・作家の著者が納棺という仕事を重ねるうちに 滲みるように感じた死生観を著した本です。 なんの美麗句もない、むしろそぎおとされた文章が まごうことなき真のすがたを照らし出してるように感じます。 ------投稿日時 2009/03/09 6:15:26 PM 追記: 日記、とありますが連想されるような日記スタイルではありませんよ。 3部作になっていて、第一部は過去につけていた日記からの思い出を 第2~3部は宗教とくに浄土真宗にからめた、青木さんの死生感を著したものです。 ここで、宗教??とうさんくさく思う方はいるかもしれませんが、 新潟~北陸に住む方なら、普段お線香をあげたりという行動が特になくとも 思考のねっこや、生活に深くかかわってるのを感じるのではないでしょうか。 わたしは漠然としかとらえられなかった浄土真宗が、なるほどこういうことだったのねと 教えてもらえて空白が埋まっていく感覚を覚えました。 というのもお葬式や法事で出会うお坊さんのお言葉と、小説や映画に出てくるお坊さんの姿に ズレがあるからです(笑 浄土真宗はフリースタイルです。●●しなきゃいけないんじゃないんでしょーかと聞くと な~ん、そんな面倒なことせんでいいわいね。 なんまんだぶっってお父さんの顔思い出して拝んであげりゃいいげんて。 思い出したときにすればいいげんて。 浄土真宗ってそんなんやてーwww ひらたくいえばこういうノリです(笑 読経はしたほうがいいけどしなくてもべつにいい。 (つか、浄土真宗のお経は非常にリズミカルで、メロディーのような抑揚があるので あたりまえに詠唱できる年代のお年寄りが多いと、ゴスペルちっくで感動する) 形にこだわるより、身の回りの小さなことに感謝し、幸せを感じる。 それも頭ではなくて、自分の心で実感すること。 これが大事なんだよと教えます。 だってそのことに気づけば、周囲の全てが愛おしくなる。愛する。感謝する。 そんなすばらしい世界にいられる自分が幸せと感じられるようになる これが浄土真宗。 ものすごく噛み砕いて離乳食なみの解釈ですけどね(汗 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/03/10 10:39:07 PM
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