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テーマ:今日のこと★☆(106032)
カテゴリ:ひとりごと
強風で一日飛ばされていた雪は、夕方からしんしんと降り続け あっという間に降り積もっています。 真っ暗な空から落ちてくる無数の雪片はとても細かいカキ氷のようで 街灯の明かりをぼんやりと煙らせ 静かに静かに重なっていきます。 外の音は雪にすっかりかき消され あたりはしんと静まり返り 耳をすませば 雪片が重なる音がかすかに聞き取れるような気がします。 ほんのわずかな明かりが、あたり一面を埋め尽くした雪に反射されて この時間でもぼんやりと明るくなっています。 その様はどれだけ見ても見飽きることがありません。 一歩足を踏み出せば きゅきゅっと小さな音を鳴らして踏み固まる雪は 道路をすっかり凍らせてしまって、歩くときはひやりとするけれど 誰も踏んでない場所に足を置く瞬間は 大人になった今でもドキドキする。 雪がやんだ翌朝は目がくらむほど眩しくて 沈んだ太陽が残す淡いラベンダーの色が ふかふかの雪に染まる僅かな時間は 夢のように美しい。 出勤したら雪かきじゃー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010/01/13 11:36:22 PM
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