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欠陥住宅がなにかと話題になっていますが、その内容はほぼ2つのことに集約されます。 第1は、住宅の構造や建て方に問題があるため、強度や耐久性の面で著しく劣るということ。 第2は、居住環境の面で問題が生じるケースで、その典型が「シックハウス症候群」です。 強度・耐久性と居住環境性の2つの側面から、欠陥住宅とそれにかかわるトラブル対処法を、番外編も加えた12のチェックポイントとして取り上げてみましょう。 (住宅ジャーナリスト/西村俊一) Check Point1:欠陥住宅に至る原因を探る 欠陥住宅には、欠陥に至る原因が必ずあります。「転ばぬ先のつえ」として、未然にその原因を探り、要因を取り除くことが重要なテーマです。 原因1 施工業者による作為的なもので、手抜き工事がそれに当たります。 建て主としては、そういった手抜き業者に工事を依頼したことが、 そもそもの間違いです。 原因2 作為的とはいえないまでも、それに近いのが施工業者の技術力不足。 一言でいえば、いいかげんな工事をする業者で、これもまた、 能力不足を見抜けなかったことが原因です。 原因3 工事ミスによるもの。 ベテランの技術者(職人)であってもミスをしないとはいえませんが、 そのミスを見過ごしたチェックの仕方に間題があります。 原因4 欠陥住宅が生まれるのは、単に工事のあり方だけではありません。 その住宅が建っている土地に起因するものが、多数あります。 問題になるのは、地形では傾斜地など、地質では砂地・湿地など、 地盤では軟弱性などが挙げられます。 また、建築条件に厳しい制約を受ける法規に絡む問題もあります。 原因としては、建てる場所(土地)の選定を誤ったことと、 その土地の地質改良や地盤強化などに対する怠慢、 この2つの問題が絡んできます。 原因5 選択した部材や部品などの不適切さが原因で起こる欠陥。 新築住宅に入居したとたん、新築病ともいわれている「シックハウス症候群」を患った、 といったことが代表的なケースといえるでしょう。 知る・学ぶ欠陥住宅&トラブル対処のイロハ(2006年版) 出処:日経住宅サーチ -------------------------------------------------------------
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Last updated
2006年10月03日 12時26分51秒
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