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カテゴリ:中国で困る事・・・
中国で困ることは沢山ある。公的機関の怠慢、銀行員の高飛車な態度、醤油をこぼそうが、頼んだ料理が遅くとも謝らない飲食店従業員、
タクシー運転手の横柄さ、期限を守らない、などなど、初めて中国に渡航する日本人にとっては、まずは衝撃的な事ばかりだろう。 しかしながら、全ての人がそうというわけではない。日本でも同じだが一部の人である。ただ人口が多い中国大陸ではその一部がかなりの人数になるだけ。 当然そういう境遇に出くわす確立が高くなる。頭では分かっているものの、出くわすと気分を害する。 これがプライベートならまだしも、仕事に関係してくると怒るより今では疲れる。 先日もアモイで店舗を探しているお客さんがいたので、あちこちと探していたときの出来事。1ヶ月家賃は4万元と、 内装代として(以前も話したが、内装をしてある店舗を借りる場合は必ずと言ってよいほど必要になる金銭だが日本では無い)10万元!と、 その店舗を預かる不動産会社の担当営業が言う。相場的に内装代は高いが、ここまでは別にさほど問題はない。 問題はその後・・翌日に再度確認のために月々の家賃と内装代を確認しようと電話をした。するとその店舗の担当者が留守なので その不動産会社の他の営業が電話を変わり、”私が担当すれば家賃は3万5千元で内装代は4万元で話をする”との内容! まあ、いつもの事だが困ったもんだ。私も中国事情を知らない時はこんな事があったらその不動産会社に乗り込んで 真実追求!!と、やっていたのだが、もう慣れたもんだ。 安くなると言った営業にその場で直ぐにその店舗を貸し出している老板に連絡をさせ、詳細を聞かせる。 10分以内に連絡がなかった場合はだいたいその営業はその店舗の老板を知らない。それ以内に詳細の連絡が来れば 信憑性は高い。そんな面倒くさいやり取りをしなくてはならないアモイ不動産事情。一体誰が老板を直接知っているのか・・・ いつもながら疲れる作業である。”人のお客さんには手を出さない”という紳士協定のある日本とはこの辺がかなり違う。 それが繰り返し起こると、さすがに疲れる。”詳細を1時間以内に連絡してくれ”と頼んでも音沙汰なし。 こちらから連絡するも、”連絡がつかない”の一点張り。この流れで翌日、更に翌日なんてこともしばしば。 最悪の場合、”もう借り手が付いたようだから他の物件を紹介する”なんてあっけらかんと言う営業も多々いる。 こういう事も今では慣れっこ。慣れは恐ろしい(笑)そんな事を思いつつ、店舗の詳細を3日ばかり待っているひろしでした。 家宝は寝て待てかぁ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月01日 19時18分45秒
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