防犯について防犯について(物騒なニュースが多い昨今、皆さんは防犯について何か対策をしてますか?ここでは僕が書籍・TV、講演などで勉強した防犯対策についてまとめてあります。長文ですが、お付き合いください)まず次の設問をご自分のお宅に当てはめてお考えください。 1.在宅時玄関の鍵はかけていますか? 2.掃き出しの窓に鍵はいくつ取り付けてありますか? 3.人が隠れることができてしまう壁・生垣がありませんか? 4.ご自宅の死角は把握していますか? 5.玄関はチャイムですか?ドアホンですか?TVドアホンですか? 6.防犯のために何か準備したものはありますか? これは僕が作ったお客様のお宅に訪問した時に持っていく質問表(僕は快適生活カルテと名づけています。) です。家電品の修理や、納品の時などについでに防犯の話をさせていただく時に使ってます。 本当はもっと色々質問したいのですが、あまり長いとお客様に嫌われてしまうと思い、6問にしました。 この6問は防犯の入り口として考えた物です。まず最初に改善しなければならない箇所のチェックができるようになってます。 このチェックで1つでも要注意の所があると大変危険だと考えています。 それではこの質問の意味を説明します。 「1.在宅時玄関の鍵はかけていますか?」これは基本中の基本ですね。当たり前だよ!と言われそうですが、驚く事に これが意外とかけていないお宅が多いです。僕の住んでいる所は多少田舎なのでかもしれませんが、それでも半数は軽く超えると思います。心掛けしだいで改善できる最たる事でしょう。 「2.掃き出しの窓に鍵はいくつ取り付けていますか?」まず注意してほしいのは窓の真中についている錠(クレセント錠といいます)は鍵に入りません。TVで誰かが言っていました「あれ(クレセント錠)は鍵じゃなくて留め金だ」同感です。クレセント錠だけではまったく無防備だと思って下さい。僕も実際にお客様宅で掃き出しの窓やぶって泥棒が侵入した後を見たことがあります。本当に数分の出来事だったそうです。新しい窓には他の鍵がついてるのがでていますが、今までの他の鍵がついていない窓には必ず後付けの補助錠をつけましょう。補助錠は上下に2つは欲しいですね。 「3.人が隠れることができてしまう壁・生垣がありませんか?」これは費用の問題とプライバシーの保護の観点からすぐに改善は難しい所ですがせめて把握はしておきましょう。生垣や壁は、人がいることが確認できる程度にカット・格子状の物にするか、1200cm~1500cmが理想です。 「4.ご自宅の死角は把握していますか?」これは問3番も含まれますが、外の道やお隣さんから自宅の周りのどの部分が死角になるのかを把握しておきましょう。防犯対策グッズ(カメラやライトなど)を設置する時の重点場所になります。 「5.玄関はチャイムですか?ドアホンですか?TVドアホンですか?」ここでの防犯合格点になるのはTVドアホンだけです。もうただのドアホンでは防犯になりません。詐欺的な強引商法にはドアホンは効き目がありません。カメラがある事によって自分の顔がわかってしまうと犯罪者に意識させるのでより効果的になる訳です。 「6.防犯のために何か準備したものはありますか?」今まで準備した物がないとなると全く防犯について意識した事がない方という事になります「自分が被害者になる事はないだろう」というあいまいな思いがあるのだろうと思います。でも、被害者の方々はほとんどが「まさか自分が被害者になるとは・・・」と思ってるはずです。悲しい事ですが、日本の安全神話ははっきり崩れた事を認識すべきです。 |