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カテゴリ:夏休み 子供体験 剣道 座禅
前回からの続きでこれが最後です。
▼ 剣道体験が終わると、班ごとに分かれて夕食の準備に入ります。普段包丁なんか持ったことのない子供たちですが、危ない手つきながらも玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを調理していきます。男の子が積極的に鍋管理を担っていました。 ▼ できたのはカレー。メニューは定番ですが自分たちで手を掛けた料理は番外な上手さがあったようです。「お代わりください。」と催促する子供の多いこと。皆さん楽しく夕食を終えることが出来ました。 ▼ 皆で御馳走様をして、肝試しをするのにふさわしい暗闇になるまでの間は花火で遊びます。 ▼ 花火の後は二人ずつの編成で、最後の体験である肝試しになります。コースは幕末の古戦場「御殿林」を通って八郎記念館に出るコース。何せ真っ暗な中での行動ですから写真は撮影しないことにしましたのでセリフだけお知らせします。 ※「」=大人『』=こども。 地元の方言は標準語にて標記。 「ここは戊辰戦争の古戦場で、実際人も死んでいるからね」 『またぁ。そうやって子どもを驚かすし』 『幽霊が出たという話があるんですか』 「幽霊は聞いたことがないけど亡霊は出るかも知れない」 『居るわけないよ』 『幽霊役の人がいるんでしょ』 と意気込んで男の子二人組が出発しました。お林の中に入ると『♬お化けなっていないさ。お化けなんて嘘さ。♬』と大きな歌声が聞こえ勇気を振り絞っての体験が始まりました。 次は女の子二人の出発ですが、前の男の子たちが見えているうちに出発したいとの要望を完全に無視して、声が聞こえなくなるまで待ってから出発させました。 今度聞こえてきたのは『♬あっるっこ~、あっるっこ~、私は~元気♬』やっぱり自分を励ましながら暗闇に消て行きました。 ▼ 全員が無事暗闇を抜けてゴールの公民館に着くと、修了式で締めくくります。塾長から終了証書が一人々々に手渡され、この経験を普段の生活でも生かしてくださいと挨拶がありました。 開校式では初めて会う友達に遠慮しがちな態度が見かけられましたが、最後はすっかり打ち解けた様子が何よりの成果です。この子たちは学校は違っていても同じ庄内町の子供、これから色々な場面で顔を合わせる機会が有る筈ですから、その時に声を掛けあう切っ掛けになってくれればと思います。参加された皆さんありがとうございました。そして参加をご承認下さった保護者の皆さんに感謝申し上げます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年08月06日 14時38分21秒
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