
7月7日(土)、旧清川小学校体育館を会場に第85回清河八郎顕彰剣道錬成会を開催しました。錬成会形式になって3年目、かつての清河八郎奉納剣道大会から数えて85回の歴史ある事業となりました。
参加された皆さんは全日本剣道連盟の錬士、教士の称号を持つ熟練の方々21名から参加して頂きました。開催に当たっては、田川地区剣道連盟の全面的な支援を受け、庄内各地区剣道連盟(有麟館・土曜会・朝日剣友会・三川致道会・余目剣友会・藤島剣友会・振武会・立川剣友会)の皆様からのご理解とご協力を頂いたことに感謝申し上げます。また今年は立川中学校剣道部の皆さんからも参加して頂きました。

開会式で挨拶する顕彰会正木会長です。中学生が参加してくれたことから剣道大会の歴史に触れられ、85年の積み重ねがあること、最初は野試合であった事等を紹介した上で、今年は明治元年から150年の節目の年であり、11月10日と11日に「清河八郎はどんな人⁈」と題してフォーラムを開くことの紹介をしました。また清河八郎をNHK大河ドラマで放映してもらうための協議会が発足し、第一期目として概ね3年間を目途に八郎グッズやプロモーションビデオ作製等の取り組みを行っていく予定だと話していました。

来賓祝辞を頂戴した阿部金彦庄内町副町長です。現在校庭で工事中なのは、清川歴史公園構想の第一歩として庄内藩船番所を再現する工事が行われており、来年の春頃には清川の観光拠点が完成する予定であるとの話がありました。

加藤忠彦田川地区剣道連盟会長の祝辞の後に来賓で出席頂いた皆さんの紹介がありました。
来賓は、山形県剣道連盟顧問阿蘇孝生氏、田川地区剣道連盟会長加藤忠彦氏、田川地区剣道連盟顧問齋藤博也氏、田川地区剣道連盟副会長上林恭氏、土曜会会長齋藤博昭氏の5名を阿部勉顕彰会事務局長が紹介しました。

審判長の阿蘇孝生山形県剣道連盟顧問による説示です。阿蘇顧問は八郎のことに触れ、江戸で剣術指南の道場や、学問の塾はあったが、文武両指南の看板を掲げたのは清河八郎唯一人であり、偉大な人物であったと紹介して頂きました。

開会式が終わると日本剣道形の演武が行われました。

演武が終了し、いよいよ立ち合いが始まります。中学生は2分、一般は3分で試合形式ですが、審判は一本ありの声は掛けず、制限時間で「それまで」の声が掛かる迄お互い打ち込みを行います。会場には鋭くかん高い気合と竹刀の打突音が響いていました。

面を打ちに行くところを瞬間かわしながら胴を打ちに行く技の合成です。
面、相打ちの瞬間を捉えた合成です。

最後に閉会式で、「中学生の気合の掛け方と、大人の気合の掛け方の違いを感じた。それは気持ちが込められているかどうかで、体全体で相手を威圧することを中学生には覚えて貰いたい。」と阿蘇審判長の講評がありました。

最後に全員で記念写真を撮り全日程を終えました。普段の部活動とは全く違う雰囲気の中で試合が出来たことに中学生たちは剣道に対する思いを深めたのではないかと思います。立川中学校の体育館には「文武両道」の額が掲げられています。八郎の実践したこの精神を今後の人生に生かしてもらいたいと思います。