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清河八郎顕彰会のブログ

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2024年06月08日
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テーマ:幕末の志士(6)
カテゴリ:清河神社
マル神事が終了すると、崇敬者皆さんの情報交換、意見交換の場である直会に入りました。神事へは57名でしたが、直会には35名の皆さんから参列して頂きました。

▼直会席次表

マル直会次第
一 進行・開会 清河神社責任役員・公益財団法人清河八郎記念館館長 廣田幸記
二 祝  辞 山形県議会議員・公益財団法人清河八郎記念館理事長 田澤伸一様 
        庄内町長 富樫 透様
三 スピーチ  清河八郎母方生家三井家子孫 三井洋一郎樣
四 祝電披露  
清河神社責任役員・公益財団法人清河八郎記念館館長 廣田幸記
五 乾  杯  新釈清河八郎伝著者・清河八郎生家親族 加藤 淳様
六 祝  宴
七 万歳三唱  清川地区自治会長会会長 渋谷俊雄樣
八 閉  会

▼祝辞 山形県議会議員・公益財団法人清河八郎記念館理事長 田澤伸一様
 ■ 祝辞概要
 「最近、蛍の飼育に興味があり蛍を育てているが、蛍の一生は華々しいと感じている。清河八郎の一生もまた桜田門外の変に刺激を受け、回天倡始へと突き進んだ。正しく蛍の光のごとく燃えたのではと思う。
 亡くなった歴史研究家のあさくらゆうさんは、八郎の攘夷は不平等の開国を迫られたからであり、平等であったら開国派だったと話していた。
 八郎の史料は解読されていなものが
数多くあるので、解読が進むと新しい道しるべになってくれると思っている。」


▼祝辞 庄内町長 富樫 透様   
 ■ 祝辞概要
 「清河八郎大河ドラマ誘致協議会の発案で、清河八郎関連グッズのガチャを色んな所に置いている。記念館にも置いているようだが子供達に好評の様だ。先日東京の日野市を訪れ八郎の軌跡に改めて触れてきた。またJICAを訪問した際には八郎生家の子孫である「齋藤わか奈」さんのおじさんという人に出会って話をした。今年は講演会[7月15日(月・祝)に酒田市出身・評論家佐高信氏/9月16日(月・祝)に東洋大学文学部教授岩下哲典氏]もある様なので、色々な視点から八郎について語ってもらい新しい発見をしてもらうのが大事と思う。」

 
▼スピーチ 八郎母方生家三井家子孫 三井洋一郎樣
 ■ スピーチ概要
 「三井家は元々伊豆ますざかの出身で三代目で繁盛し財を成した。自分は分家になるが家族で八郎について語ることは無かった。しかし最近自分の家系について興味を持ち調べると、八郎の母は自分の本家から嫁いでいるし、
八郎の妹が自分の家系の三代目に嫁に来ていることを知った。それを確認するため、金華山歓喜寺住職の柳川さんの処や、鶴岡市の人別帳も確認した。そしたら確かに八郎の母亀代の名前があり、三井家と清川の齋藤家が関係あることを知った。
 
 東京九段の近くにある資料館で、清河八郎の無礼切りは時の幕府の策略であったとの展示がされたことがある。八郎は無実の罪で逃亡生活をおくり、妻お蓮や弟熊三郎も牢獄に入れられている。

 今、清河八郎大河ドラマへの道みたいなことをしてもらっているが、東京あたりで清河八郎という人物は私の先祖だよと言っても、吉田松陰とか、坂本龍馬、高杉晋作とかの名前は出て来るが、それに比べるとブランド力が無い。

 一つのアイデアとして私自身が考えることは、NHK BSの「英雄たちの選択」とか、年末にある時代劇3時間ものとか、そうした特別な番組へ取り上げてもらってから大河へ結び付けてもらったらと思っている。

 それから、庄内地方でもネームバリューを上げるために、八郎の母「亀代」さんは里帰り出産であり、鶴岡で八郎を生んでいる。鶴岡に「清河八郎生誕の地」の看板を掲げるのも良いのではないのか。鶴岡の酒井さんと会った時に、荘内藩と八郎さんとの関係もあるでしょうが、そうしたことはどうかと尋ねたら、今はそんな拘りはないと話していたので、藤沢周平さんの看板は色々ある様だが、鶴岡に八郎さんの看板を掲げ、幕末の志士として活躍した人物であると宣伝してもらったらどうかと思っている。」


▼ 乾杯 新釈清河八郎伝著者 加藤 淳様
 ■ 「乾杯の発声をする前にちょっとお話をさせてください。」と前置きし、次の概要で自身が執筆した書籍を示しながら話しがありました。
 ■ 概要
  「週刊日本刀第21号」(出版社:デアゴスティーニ・ジャパン)を手にしながら、「記念館に展示されていたものですが、この本の中に「清河八郎刀剣人物伝」が載っている。これは私が書いた記事でそれを紹介する。
 八郎さんは現代であればコレクターであった。書画や刀等、それに図画も集めている。江戸で買い求めたものを庄内で売っている。江戸より庄内の方が高く売れたようだ。八郎さんは父親からかなり援助してもらっていて、申し訳ない気持ちがあったのではと思う。父親への恩返しでもあったようだ。

 これとは別に86号では三島由紀夫を書いた。三島由紀夫は「関孫六」で、切腹した時に介錯した刀である。何故私が書けたのかというと、三島に切腹の仕方を教えた人に取材してそれを書いた。こっちの方が面白いのだが今日はやめる。」と前段話して乾杯に入った。



▼ 祝電披露
 ■ 内閣府特命担当大臣衆議院議員 加藤鮎子様


 ■参議院議員 舟山康江様


 ■参議院議員 芳賀道也様


▼ 万歳三唱
 ■直会の最後は万歳三唱です。音頭を取るのは清川地区自治会長会会長渋谷俊雄樣



マル 以上で令和6年清河神社例大祭の全日程の終了です。神事への参列者は令和3年には34名、令和4年は46名、昨年、令和5年は47名でしたが、今年は57名とコロナ禍前である令和元年と同数の皆様から参拝頂きました。これも皆様の御理解の賜物であり主催者一同深く感謝申し上げます。
 富樫庄内町長の祝辞でも触れていましたが、今年は清河八郎に関し二人の講師をお招きして講演会を開催します。

!!7月15日(月・祝)に酒田市出身・評論家 佐高 信氏

                 掲載許可済み
演題:「清河八郎の真実に迫る」 
会場:庄内町余目「響ホール」

!!9月16日(月・祝)に東洋大学文学部教授  岩下哲典氏

                 掲載許可済み
演題:「幕末三舟の一人、高橋泥舟と清川・庄内」(仮題)
会場:庄内町余目「響ホール」

※ 著名な先生方から清河八郎について語ってもらいます。期日と会場は決定ですが、その他の詳細は決まり次第本ブログ等でお知らせします。皆様も聴講に是非お出でください。清河八郎顕彰会役員一同、会場でお待ちしております。
 










 


 














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最終更新日  2024年06月09日 08時26分37秒
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