第16回歩いて楽しむ回天の道と清川歴史の旅
10月16日(日)、今にも降りだしそうな天候の中、「第16回歩いて楽しむ回天の道と清川歴史の旅」を開催しました。 申込者は18人でしたが、当日まで2人の欠席者があったため16人の参加での開催となりました。 予定では、開会式終了後に廣田幸記清河八郎記念館館長から「八郎について」と題して約40分の講義だったのですが、11時頃から雨との予報であることから講義を午後からに回し、開会式終了後には記念写真を撮って直ちに回天の道に行くことに変更しました。▼開会式の進行を行う菅原昭治清河八郎顕彰会副会長▼開会式で挨拶する齋藤満清河八郎顕彰会会長▼祝辞を頂いた齋藤秀樹庄内町議会副議長▼記念の集合写真撮影後日皆さんに礼状と一緒に差し上げております。▼回天の道散策中です。夏の猛暑はありましたが、適度な雨もあった事から昨年に続いて今年も茸が目につきました。 また回天の道の入り口が圃場整備事業によって、これまでより約2m位地盤が下がり施工会社のご厚意で階段が設置されておりました。▼昼食は「湯の澤温泉・地蔵の湯」さんです。午前中の日程変更で温泉と食事それにゆったりとお昼寝の時間を過ごすことが出来ました。▼午後からは希望者6名の皆さんに、廣田幸記清河八郎記念館館長の講義と、庄内町地域おこし協力隊で清河八郎顕彰会のメンバーでもある玉越宏さんが、清川歴史散歩の案内を行いました。▼DVD「お蓮の生涯」観賞▼八郎の生家家系について説明する廣田館長。▼ 廣田館長の講義の後は玉越宏さんが案内する清川歴史散歩です。最初に記念館前の八郎先生座像についてその背景を解説して頂きました。▼金華山歓喜寺境内に在る清河八郎生家墓所▼御諸皇子神社隋神門▼清川は日本三大悪風の一つとして冠している「清川だし」発祥の地であることから、集落を火災から守る秋葉山信仰が古くから残っています。本町の「秋葉山石塔」の説明を受けています。▼庄内藩時代の清川大庄屋齋藤家跡地▼清川には正月3日に子供たちが「ござた、ござた」と唱え事をしながら、デク様と呼ばれる木製の人形を持って家々を回る行事が伝承されています。各自治会ごとに行われていますが、清川全体の賽の神祠の説明を受けています。▼約1,000坪の清河八郎生家跡地▼清川関所「高麗門」▼清川関所展示物の説明を受けています。▼戊辰戦争清川口の古戦場である御殿林散策 天気予報では11時ごろから雨の予想でしたが、午後から僅かの時間だけ少量の雨が降っただけで、大きくは影響されずに終了することが出来ました。午前中の部だけに希望された方は適度な汗と運動量でおまけに茸の御土産を手にされ、今夜の食卓が楽しみとの会話が交わされていました。午後からも参加された方は、新選組と清河八郎の関係や、鶴岡で多くの店舗を展開している「清川屋」さんの祖先は、清川生まれだとの新たな情報に感激した様子でした。 参加して頂いた皆さんに改めて感謝すると共に来年の再会をお願い申し上げます。