鶴野充茂著 「SNS的仕事術」
組織の看板で動く時代は一部では終わっている。 これからの時代はいかに自分の価値を高め良質な人的ネットワークを築いて協業していけるかである。 それには、情報収集力ではなく「情報発信力」が大事。 その情報の基本的な考え方は「皆が欲しい情報はまずあなた自身が欲しいと思う情報」ということ。 良質な関係を築いていくためには自身の得意なこと、やりたいことについて、常に啓発をしてグレードを上げていく必要がある。 そして、自分に結びつくキーワードを自分で意識して発信することにより、自分ブランドを確立していかなければならない。 「○○と言えば○○さんだ」と言うように、一人ひとりにキーワードが貼り付けられている。 そのキーワードが人を引き寄せる。 一方、希薄になるオンとオフの境界 本音と建前のように相手と場所によって自分を使い分けていた人は自分の統一的なアイデンティティの確立を迫られるかもしれない。 今後は自分の個性を理解してどこの誰から見られても良いものにパッケージ化し直して発信していくことが求められる時代とのこと。そんな新たな課題も解決していく必要がある。 前半は最近特に自分自身で感じていたこととほとんど同じことが書かれていて、背中を押してもらえる感覚であった。