2008/02/11(月)12:41
ムンクの「叫び」 一体、何を叫んだのか?
日経コラム「子供が好きな名画十選」でアートディレクターの
結城昌子氏が1回目に取り上げたのはムンクの「叫び」
以下、一部抜粋引用
”ご存じ「叫び」。「実存の恐怖」と長く語られてきた作品だ。
子供たちに、叫びの正体を想像し絵を描こうと、小学生新聞の
私のコーナーで呼びかけてみた。驚くことに全国から届いた
絵の中で一番多かったのが「きゃー、○○○が飛ぶー」という
叫びだった。
風が、猫が、盗人が○○○を奪い去っていく。傍らには
「楽しかった。またやりたいです」と律儀な感想が添えられている。
大人の恐怖を笑いに変えてしまう子供の智慧だろうか。あるいは
お笑いの影響か。記念碑的作品も彼らにかかれば一緒に
遊んでくれる愉快な友達なのだと了解した。”
○○○は「かつら」。
悲壮な叫びもユーモラスな叫びに一変して、朝の新聞も
何やら楽しく読むことができた。