以前に
相田みつを美術館が良かったとの記事がマイミクの方の
日記にあり、機会があったので行ってみた。
道元禅師の「
正法眼蔵」を愛読していたということで、赤線が
いたる所に引かれた、ぼろぼろの文庫も展示されていた。
様々な展示品の中でもひときわ眼を引いたのが「不」という
一文字の大きな書。
本人が一番自信があったのはこの作品では?と相田一人氏も
コメントしていた。
解説には、「’不’は私の一生のテーマ。般若心経にたくさん出て
くる’空’や’無’と同じように、相対分別(比べる)を越えるという
意味も含めて使っている。’不’は私の基本的な生き方であり、
一生のテーマである」とある。
写真撮影可の作品があったり、喫茶店もあり、いっとき、静かに
心を鎮められる空間の演出があり、喧騒な都会の真ん中にある
おすすめスポットである。