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カテゴリ:美術・展覧会
以前に訪ねたら、月曜日で休館のため、入れなかった出光美術館。
今回は美術館を見るのが目的で、訪ねてみた。有楽町駅から皇居の方へ 歩いて5分ほどのビルの一角にある。看板も地味でそっけなく、ともすれば 見逃してしまいそう。帝劇ビルの9階にある。 入り口周辺はひと気も少ないが、専用のエレベータに案内する人がいて、 格調の高さを感じさせる。目的階で降りて中に入ると、外観からは想像できない ような多数の見学者がいる。 今回は博多聖福寺の住職として、また、臨済宗古月派を代表する名僧として 生誕260年をむかえる仙がい(せんがい)の展覧会。禅の教えをユーモラスな 絵で表現した作品の数々。あらゆる人の求めに応じ、数多くの書画を残した ことでも知られているとのこと。そのような人が存在したこともここで初めて 知った。 この美術館の素晴らしさは休憩所から見える風景にもある。 日比谷通りに面していて、ガラス張りの向こうには何も遮るものがなく、 皇居の森が眼前に拡がる。 ひと通り鑑賞後、休憩所で給茶器のお茶を飲みながら、ひと時、椅子に腰かけ、 目を休めて引き上げた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月12日 22時12分14秒
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