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2017年10月27日
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カテゴリ:本に親しむ
読書家の生き方考え方の基本的エッセンスが詰め込まれている本、ということで、読んでみることに。

以下、目次

第一部 人生観を高めるための十五の視点

 第一章 内的充実への生き方・考え方

  「自分探しの旅」「外からの規範」でなく「内からの規範」を求めて
  近代科学思考からの自由 要素還元主義の弊害を超える
  不確定性原理の意味 知の限界を示した「新たな知の原理」
  正しいオカルト 理性の「光」だけでない「闇」の部分の重要性
  本性としての「善」 性善説に立った人生観こそが大事
  内なる声 自分の心の奥底からの声に耳を傾けよう
  小恍惚のすすめ 自己実現の日々の喜びとは
  人間としての気概 人生とは自らの気概を作り上げる道程

 第二章 知的生活への生き方・考え方

  自己探求としての知的生活 読書から築き上げる自己の思想と哲学
  知的正直のすすめ わからないことに対していい加減であるな
  自分ライブラリーのすすめ 蔵書で作るあなたの自分史
  知的時間術 知的生活を充実させるにも技術がある
  知的執筆術 物を描くために心がけたい技術
  リソースフルのすすめ 知的発想を増やし高めるための姿勢とは
  レトリックのすすめ 論理によらない知的説得術を習得しよう

第二部 歴史観を高めるための19の視点

 第三章 日本人の血に流れる精神

  内なる伝統 日本人としてのアイデンティティーを探るために
  精神の源流としての記紀 古事記と日本書紀は日本の貴重な宝
  和歌の前の平等 万人は何において平等と日本人は考えていたか
  言霊思想と言挙げせぬ国 多弁や理屈を嫌う国の言語的伝統
  聖徳太子イズム 日本的なあまりに日本的な思想の源流
  妙なる共存 精神における日本的寛容さの不思議
  男性的原理・女性的原理 二つの原理を内含する日本の伝統
  大和言葉と漢語の語感 「和」と「情」を言葉でも使い分ける日本人の感性
  「七生」という精神 日本人の精神文化に欠かせないオカルト発想
  「まことの花」の教育論 「生涯これ道なり」の発想と生きがいのある人生
  徹底分解の精神 「和魂漢才」「和魂洋才」を成し遂げた原点
  秀でた計数能力と経済感覚 商経済の中で培われた日本人の伝統

 第四章 国家としての日本の本当の姿

  独自国家・日本 私たちがシナを中国と呼ぶのは変なこと
  国体は変化すれども断絶せず 国家の中心に正統が座り続ける強み
  白人神話への大いなる     日本が世界的な人種差別の思想を打ち破った
  統帥権干犯問題 変えられぬ憲法は時に暴走を許す武器になる
  東京裁判史観からの解放 「非常識極まりない極悪日本人」という嘘
  日本人の誇るべき三つの「刷り込み」 後世に伝えていきたい国民的精神
  文明を牽引する国・日本 日はまた昇り、世界をあまねく照らす

以下、本文から、“”部 抜粋引用

 “この内なる声に耳を傾けてそれに従うことや、心の底でうずく欲求に従うことは、とりもなおさず自分の可能性の追求であり、それを大切にすることが、生きがいにつながるのだと思います。このことは、ドイツの心理学者カール、ビューラーの機能回と言う考え方に通じます。”

 “近代科学社会が目を向けなかった精神的な世界、宗教的な世界、プラトン的な世界、そこに今現代人が探し求めている真の幸福や生きがいがあるように思えてなりません。物質だけに目を向けていた自分を少し方向転換させることが求められているのでしょう。
 管理社会に働くサラリーマンや、受験勉強している高校生、人生の目標を失ってノイローゼになりかかっている大学生などは、まず、囚われをなくし、喜びを知覚する心の能力を機能させることが大切です。それが抑圧の中から本当の自己を見出す手がかりとなるからです。また、生きがいを見失ったように感じている人にとっても、まず、「何が自分に鋭い喜びを与えるか」を内省することから始められたらいいと思います。そこに、どこかで置き忘れてきた鍵が見つかるはずです。”

 “天皇陛下が子供の頃の英語の教師であったバイニング夫人は、少女の頃、夕暮れの空を飛んでいく鷺か何かを見たとき、一瞬、その美しさに我を忘れるような体験をしたと書いています。それで夫人はその後の生活においても、小さなことにうっとりとする体験をすることに努めたといいます。大きな喜びで夢中になれるような事は、人生において少ないかもしれませんしれない、しかし、人生のあちらこちらで、小さな恍惚感を味わうことができると彼女は言うのです。
 芭蕉に「山路きて 何やらゆかし すみれ草」という句があります。すみれ草は日ごろは目にもとめない草ですが、それに見とれてしまう。このときの芭蕉も同じく小さな恍惚の状態と言えるのです。こういう小恍惚がしばしば起こる時が、本当の自己が伸びている時なのです。”

 “自分のアイデンティティーを模索したり、ライフスタイルを築くためには、自分の心の底でうずく欲求や内なる声に耳を傾け、それを育てていく勇気が必要です。それは普通の人の場合、かすかな声であるために、心の内側によほど注意して耳をそばだてたいと聞こえてこないのです。
 実はこの内なる声に心の内側に耳を傾ける、つまり内省的になると言う事は、知的生活の始まりでもあるのです。乳児を抱えた母親が、母乳を与えながら、女体の神秘、誕生の神秘、生命の神秘と言うものを考え、瞑想的内省的気分に入るならば、それは知的生活の一場面なのです。男性でも入院生活などをして、内なる声を聞き、自分の生命について考えるようになる人がいますが、それも知的生活といえます。”

 これらは生き方についての、ほんの一部であるが、このほか、日本人としての考え方などもその基本が大変にわかりやすく書かれていて、読んでいても心が落ち着く本である。

 また、オカルトについても触れている場面では、「特に現代人は、「闇」のほうの教育や経験が乏しいだけに、注意が必要です。」と断りを入れているが、その理性だけだは対峙できないことについて、決して否定していないのも、感覚的に素直に受け入れられる。

 「知の巨人」の思索を集大成とあるが、決して誇大の帯び書きではない、お薦めの本です。

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最終更新日  2020年06月09日 14時17分20秒
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