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2017年12月28日
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カテゴリ:本に親しむ
日本でずっと暮らしていると、考え方が、その同質性ゆえのフレームに収まってしまっているので、収まっていることすら気がつかなくなる、、そんな時は、やはり、外国人の考え方を、知りたいと、、 本は手軽に教えてくれるということで、、、

以下、目次
第一章 その「選択」があなたの人生を変える
    ―シーナ・アイエンガー
 文化によって異なる選択の考え方
 まず選択するアメリカ、経験を重視する日本
 日本式モデルの短所とは何か
 安部首相の決断力は日本の士気を上げる
 「間違った決断VSより正しい決断」という誤り
 なぜ楽観主義を持つことが重要なのか
 これからの時代をつくる「文化的知性」
 インターネット時代に求められるスキル
 まったく新しいビジネスを生み出すために

第二章 共産中国の正当性が失われる日
    ―フランシス・フクヤマ
 中国版「アラブの春」は発生するか
 習近平政権の持続可能性
 長期的にはアメリカ型システムが有利
 「Gゼロ」になることはありえない
 TPPは市場開放の良いアイデアだ
 安部「価値観外交」の筋のよさ
 政党間の競争をもっと促進せよ

第三章 国家の繁栄は「政治制度」がもたらす
    ―ダロン・アセモグル
 「包括的」な制度と「収奪的」な制度
 ボツワナがめざましい成長を遂げた理由
 中国にイノベーションは起こせない
 経済が変われば政治も変わるという理論の間違い
 エジプトと北朝鮮が持つ共通項
 ダイアモンドの理論が説明できないこと
 日本は「収奪的」な要素が残る「包括的」な社会
 日本企業にヒエラルキーは不要だ

第四章 製造業の常識を破壊する「メイカーズ革命」
    ―クリス・アンダーソン
 イノベーションが現実世界にやってきた
 メイカ―ムーブメントと産業革命
 なぜ「WIRED」編集長の職を辞したのか
 コンピューターオタクに留まらない大潮流
 ソニーに完勝した四人の若者たち
 ユーチューブはロングテールの最適例
 「フリー」「シェア」が消費スタイルを変える
 二十一世紀に成功する会社の条件
 ソーシャル・フィルターがニュースを選ぶ時代
 非金銭的な価値がメディアを動かす
 「場」を提供するというビジネスモデル

第五章 オリンピックで倍増する東京の魅力
    ―リチャード・フロリダ
 経済を駆動させる「クリエイティブ・クラス」
 危機こそが次の成長を生み出す
 待ち望まれる新しい生活様式のインフラ
 金融危機はフォーディズムの終焉だった
 日本人は強靭な回復力を持っている
 オリンピックがもたらすインパクト
 ニューヨークはなぜ世界最強の都市なのか
 サービス部門をもっとクリエイティブに
 英語はもはや世界の中心だ

第六章 日本は「イノベーションのジレンマ」の最先進国だ
    ―クレイトン・クリステンセン
 日本とアメリカの経済構造の違い
 イノベーションには三つのパターンがある
 プリウスは持続的イノベーションの代表例
 理想的な企業運営の循環モデルとは
 エンパワリング・イノベーションを喪失した日本企業
 共通の言語・方法論の構築こそが不可欠だ
 アップルは将来、ソニーと同じ轍を踏む
 未来をアウトソーシングしてしてはいけない
 優れた経営理論と素晴らしい人生の関連性
 お手軽な解決法を超えたツールを手に入れよう

第七章 愛はクローン人間の悲しみを救えるか
    ―カズオ・イシグロ
 自分の運命を知らないクローンたち
 この世界は「子供時代のメタファー」
 なぜミステリー感がつきまとうのか
 〝逃亡〟の話は書きたくなかった
 愛は死を相殺できる力になる
 「何かを予言している」という誤解は避けたい
 若い人を書くために必要なこと
 「実際に起こらなかったことを思い出す」
 村上春樹は最も興味ある小説家
 英語が支配的になることの危険性
 リアリズムの外側で書ける作家は稀有だ
 短編小説と長編小説の違いとは何か
 舞台設定は単なる技術の一部
 底流にあるヒューマン・ストーリーを問う
 「ほんとうの日本」と「脳裏にあった日本」
 日本語を押し付けなかった両親への感謝


以下、本文から、“”部抜粋引用

アイエンガー
 “世界のほかの地域出身の人を理解する能力です。これまで慣れ親しんできた文化とは異なる文化において新しい状況を学ぶ思考力や、相手の文化に共感し、適応する行動力を養う。これは日本のビジネスパーソンの本当に弱いところです。”

フクヤマ
 “いま安倍首相に求められるのは、自らの党に関する既得権を一部でもよいから打破することです。どの国でも既得権者の存在が、政治システムに不均衡な影響を与えてきました。とくに自民党はそうです。悪循環を終わらせるまたとない機会がやってきたのです。”

アセモグル
 “残念ながら安倍首相が現在の権力を守る参入障壁を壊そうとしているようにはみえません。マクロ経済の問題に取り組む姿勢は評価しますが、経済が停滞状態にあるとき、人々はあまりお金を使わない。財政出動は一時的な効果しか生まないのです。それよりも必要なのはイノベーションであり、それを起こすために需要なのは規制緩和・構造改革です。”

アンダーソン
 “‥‥‥答えはプラットフォームにあります。‥‥‥
プラットフォームこそが、オープンイノベーションの活用される場なのです。‥‥‥
プラットフォームを自ら創造しなくてはなりません。そして、新興企業は新しくつくりあげたプラットフォーム上で、もともとプラットフォームを所有していた人々が考えもしなかったアイデアを実現していきます。つまり、すべての大企業が抱える問題は、いかに他者の手によって、イノベーションを起こしうるプラットフォームをつくるかにあるということです。”

フロリダ
 “クリエイティブな労働者は自分がありのままの状態で活躍できる、純粋な環境を必要としているということです。つまり、東京の価値を創出するために重要なことは、持続可能なコミュニティをつくることであり、クールなコミュニティをつくることではありません。”

 “なかでもトップに立つ都市と、そうでない都市の違いは寛容性にあるといってよい。寛容性が高い場所は人の参入障壁が低く、それがあってこそ、世界中から最精鋭の人材を惹きつけられます。”

 “東京は、世界のなかでもクリエイティブな都市です。食べ物、テクノロジー、新しいビジネスモデルという点で、極めて優秀です。ただ、やはり均質性が強すぎる。それがオープンさの欠如につながっているのです。その欠如のために、東京はかなり損をしています。”

エピローグから
 “超一流の学者や作家がわれわれに提供してくれる視点は、そうした知のバランスを形成するとき、最大の効果を発揮してくれる。報道されては消えていく情報に振り回されず、その情報のほんとうの価値や重要性を理解するためには、総合的な知の枠組みを、自身の中に構築していなければならない。”


 やはり、考え方が柔らかい、というか発想が豊か、 日本人は同質的すぎるとの指摘が本書の中にもあるが、まさに独創性、創造性という点からも参考にするべき点がたくさんあるような、、、日本人の均質性は右肩上がりで、しかも、大量生産大量消費の工業化時代は長所であったが、今のような改革期においては、それが逆に作用しているのだろう、、まだ、いまだに、その時に組み立てられた考え方や仕組みや制度から、多分抜け出せていない。 もちろんベンチャーなどは取り組んでいるが、中核を成す出来上がっている組織では?、、、  

 あとは、この中に出てくる、プラットフォームって言葉、ずっと気になっている。キーワードのひとつかなあ。

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最終更新日  2017年12月28日 11時28分24秒
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