ささやかな日々を楽しみながら‥‥‥

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2017年12月30日
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カテゴリ:読書から
ちょっと表題に意表を突かれるが、年配者の日記風な記録、どんな過ごし方をしているのか、どんな考えでいるのか、興味がそそられて、、、

以下目次

2016年 7月 私は少しずつ丹念に未来を殺害してきた
2016年 8月 「先生、晩年の心境はいかがですか?」
2016年 9月 いま急激に「世界観」も「私観」も変わりつつある
2016年10月 私は、ひたすら自分を救うために書いている
2016年11月 人生のすべての苦しみは「私がいる」と思い込んでいること
2016年12月 あと何年ここまで歩いて登ってこられるだろうか
2017年 1月 私はこういう記念日が嫌いなので、何もしない
2017年 2月 過去と未来の絶対的差異性という大きな問題
2017年 3月 私は息をしてるあいだは希望を持っている
2017年 4月 彼らを見渡しながら、過去とは何か、ふたたび考える
2017年 5月 じつは誰も真の意味で憎くはなく、恨めしくもないのだ
2017年 6月 すべてを「逆の視点」から見直すと見通しがよくなる
2017年 7月 「ハッピー、バースデイ、トゥー、ユー」

以下、本文から面白いところをいくつか“”部抜粋引用

 “人生の全ての苦しみは「私がいる」と思い込んでいることに帰着するのだから、この思い込みを消去できれば、すべての苦しみから(「私は死ぬ」という苦しみからさえ)解放される。少なくともはっきりしていることは、「私」は〈いま〉いないということである。たしかに「私」は〈いま〉「いる」感じがする。しかし、よく反省してみると、「いる」と言っても、そのつど体内のある「感じ」をそう呼んでいるだけであって、その「感じ」がすなわち「私」であるわけではない。体内と体外と特定の皮膚によって分けるのも偶然的である。私が天空の星々星を見ているとき、見ている大脳や眼球に加えて対象としての星々まで「私」と呼んでいけないわけはないからである。”

 “KOKI会を象徴するような、ラテン語の格言がないかとみんなに頼まれていたが、ラテン語のテキストからセネカの次の文章を選んだ。「老年は愉しみに充ちている。もし、君がその使い方を心得ているなら」。それを皆にメールで送ったところ、大変評判がよい。もう一つ、KOKI会にうってつけの文章がある。それは「私は息をしているあいだは希望をもっている」というものであるが、これは「米寿会」(?)のためにとっておこう。”

 “私は電車内で化粧をしてはいけないと確信しているので、見つけると必ず注意する。それも、車内に響き渡る声で「化粧をやめてください!」と女性の目の前で怒鳴るのである。不意打ちを食らって、びくっと肩をすくめる人もいる。そして、ほとんどの場合、無言でやめるが、えんえんと続ける場合もある。その場合はどうするか?さまざまであるが、今日の場合は、その女性の目の前に立って、「やめろ!」と怒鳴って、持っていたリュックサックをどさっと彼女の真横に置く。すると、その衝撃でかすかに飛び上がって、「殴れば!」と言う。「殴らない、ただ化粧をやめればいい」と答える。彼女はしばらく私の顔にらんでいたが、やがて立ち上がり「死ね!このじじい!」と叫んで、隣の車の車両に移った。私もとっさに「お前も死ね!」と叫んでいた。あとで「おまえも」は間違いだった、「おまえが」と言うべきだったと考えておかしくなった。これも「気晴らし」である。”


 あとがきから
 “「はじめに」に「あとがき」に書くべきことを書いてしまいましたので、何も言うことはないのですが、一つだけ。 読み返してみて、われながら「よく考え、よく行動し、よく働き、よく遊び」、まさに若いころの怠惰を必死に取り戻している感じです。しかし、あとは死ぬだけなのに、こうして自分の興味の惹くこと〈のみ〉に全力で取り組んでいる「充実」して見える老後も、無限に虚しく、絶望的なのです。このような老後のあり方を望むものはほとんどいないと思いますが、本書で私が読者に最も伝えたかったことはこのことをなのかもしれません。”



 最近1年間の日記、ポジティブな表記が社会に蔓延する中、その逆手を行く、人の悪口などを平気でオープンにしている、自身の生き方もネガティブさを前面に打ち出していて、、、哲学者ゆえの考えか? 「毒にも薬にもなり」、すべての方にはお薦めはできない内容であるが、大変ユニークで面白い、哲学的な文面と日常の生活が入り混じった日記、もちろん難しい哲学は読んでもわからないところがほとんど、そこは、ほとんど飛ばしてしまったが、

 最後の方で紹介されている、自由については、なかなか面白そう、、時間について、自由についての記載はよく理解できていないが、なんか言わんとしていることはわかるような気が、、する、、
 例えば星空を眺めて何百光年先の星の光を見たとして、今見えているのは、これをズームアップすると何百年前の世界、になるのだろうか?? これを逆に今、自分たちの地球が他の星から見られているとすると、、 何百光年先から見える風景はどんなだろうかなどと、何もわからない頭で考えると混乱する、けども、なんか不思議で面白そうな世界、、、
この最後の方のページはまた、じっくりとページを広げてみたい。

 他、ラテン語の名詞を見て、そういえば数年前に定年になり退職した方が、これからラテン語を勉強すると年賀状に書いてあったことを思い出した、が、その先にあったものは何か?聞いてみたくなった。

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最終更新日  2017年12月30日 21時39分44秒
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