ささやかな日々を楽しみながら‥‥‥

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2018年07月11日
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カテゴリ:読書から
もう昨年春に定年を迎えてしまったが、定年が含む意味は深い。 百年時代、帯にも書いてあるように、「人生は、二度ある」と考えた方が適切なのかもしれない。 この考え方の切換えは、その後の長い年月をどう過ごすか、まだまだ参考になることが多いし、この定年以降の過ごし方について、皆といろいろな話ができるように肉付けもしておきたい。

以下 目次
第一章 人生は二度ある?

「夢の中へ」
日がなテレビを見て過ごしている
「定年後」は50歳から始まる
「10年後のありたい自分」
「定年待合室」
余生から第二の人生へ
働くことに疑問を抱く
45歳からは人生後半戦
人生百年時代とは言うけれど
女性の「定年後」は成長分野
お金の「見える化」が第一歩
家計版バランスシートの勧め
簡単に老後破産はしない
やはり主体性がポイント

第二章 「もう一人の自分」を発見

大道芸人の2時間の説教
体調不良をきっかけに二刀流
「働き方改革」の主体は誰か
「もう一人の自分」を見つける
イキイキ働く50代社員
会社員から独立する人も
辞めるか、残るかの選択
ピンク・レディー効果を目指す
企業不祥事の根底にあるもの
じゃんけんを続ける
複数の自分を持つ
芸名を名乗ってみる
「いくつもの時間」が大切

第三章 60歳からのハローワーク
 
もう一度就活をするなら?
人生いろいろ、定年後もいろいろ
同僚として一緒に働けるか
雇用に関する企業調査
定年の前に助走を
大学の就職センターにて
「パパの明日はわからない」
短期のバイトでつなぐ
身の丈にあった起業
思いを事業に乗せる
出る杭が次の道を開く
とにかく動き回ってみる

第四章 最後に戻るのは地域と家族
生き甲斐を生むパン屋
背筋がピンと伸びる
4人に1人は友人ゼロ?
認知症サポーター養成講座
「こんな世界があるのか」
こんなに人に感謝されることはない
クレーマーが多い?
なぜ役割を果たすのか
男の井戸端会議室
「この指とまれ」
現代の寺子屋
地域に社会システムの構築を
「最高の人生の見つけ方」
会社参観日の勧め
家族新聞の発行

第五章 童心に返る

子供たちの小さな宇宙
「だれも、はじめは子どもだった」
子供の頃の自分が活きる
転身者の「きっかけ」分析
空飛ぶ自転車の夢
忘れかけていた夢
大人の今も子どものまま
働かないオジサン
「自分は芸人になろう」
地域活動や学び直しにも
同窓会の活用も
小学校の校門に集合
若い人の役に立つ

第六章 魅力的な先達に学ぶ

向こうから呼んでくれる?
「この人みたいになりたいな」
魅力ある人に重ね合わせる
「手の届く人」が大切
歩いた道筋に留意
量を集めて質に転換
思い込みから脱却
見えない編集者
過去の自分に重ねる
なぜ人に出会うのか?
「億千万の胸騒ぎ」

第七章 逆境がチャンスに

病気は語りかける
震災で変わる人
投げ銭の重みを知る
「鳥屋籠」
若い時は組織にどっぷり
挫折の中にヒントが
孤独な期間が必要
時間軸で考える
死から逆算する
死んで再生する
なぜ地獄と極楽があるのか
「人は死んだらどこに行く?」

エピローグ 定年準備のための行動六ヶ条

第一条 焦らずに急ぐ
第二条 趣味の範囲にとどめない
第三条 身銭を切る
第四条 個人事業主と接触する
第五条 相手のニーズに合わせる
第六条 自分を持っていく場所を探す

 “本来人間には、いろいろなことを感じ取って豊かになれるはずの力があるのに、様々なことに心を奪われることで物事が見えなくなり、そしてやがて見ようともしなくなる。この本は、大人とこどもの2つの立場を経験していることをもっと大事にしなければならない、と警笛を鳴らしているように思える。
 ‥‥‥
 のちに紹介するように、私が取材した中で、中高年や定年後になって子供の頃の自分を呼び戻している人たちが少なくなかった。彼らが「いい顔」をしていることが印象的だった。子どもの頃の自分と今の自分がつながると、それが一つの物語になる。この物語を持っている人は強い。そのため研修では小さい頃に好きだったことや、こだわっていたこと、場合によってはコンプレックスのあったことを再び取り込むことを進めている。
 誰もが子どもの頃を経て今に至っているのに、多くの人がそれを忘れている。特に組織で働くビジネスパーソンは未来にも過去にも繋がらず現在だけを生きているのが特徴だ。宝物は子供の頃に隠れている。”
 

 “私たちは、自分自身が今までの積み上げた経験に基づいて現実を捉えがちだ。それが唯一の世界だと勘違いしてしまう。
 自分の物差しの外にあるものは目には入ってこない。捉えづらい世界は無視してしまう傾向がある。自分で枠組みがあると思ってしまえば、本当に枠組みの中に埋没してしまう。その狭い視野を広げるためのヒントになるのはこのスペクトルの考え方である。
 プラットナー氏は、物、値、性質、考え、または活動などを幅広く捉えて、識別できる違いが多ければ多いほど、状況に対する理解が深まると述べている。
 また、味わい深い経験は、2つ以上のスペクトルの組み合わせから生まれるという。たとえば音楽で言えば、音波の周波数(音の高さ)と振幅(音量)、タイミング(リズム)などが驚くほど複雑に絡み合ってできている。色では、色合いと明るさと鮮やかさといった具合だ。
 これらの相違するレベルの情報を数多く集めることによって、表面的、二元的な見方ではなく本質を見極めることができるようになる。”
 

 “当時の仏教界の中心人物である土宜法竜に宛てた手紙の中で、熊楠は「縁起」の説明を「人との出会い」に絡めてズバッと書いている。彼は原因―結果の関係にある「因果(律)」と「縁起」の関係を整理している。
 因果律は必然性があるが、複数の因果律がたまたま交差する点を彼は「縁」と捉えた。しかもその交差する点で因果律の方向性が変わる場合を「起」としたのである。そして「人の出会い」をこの縁起の例として述べている。
 ‥‥‥
 一般には、偶然は個人の手の届かないものだとか、偶然か必然かの二者択一で論じられがちである。しかし限られた範囲では心構えや姿勢で偶然を変えることが可能であって、その重要な例が「人との出会い」だと言えないだろうか? そう考えるともともと、偶然は人に絡む出来事とも言えそうである。”
 
 “そして人と人とが課題意識でつながることが大切で、そうすれば互いの関係も強まるし、長続きもする。だから常に自分の持っている課題を外に向かってはっきりと表明しておくことだ。心の底から大切だと思っていることは、一定の普遍性があるので、志の近い人との出会いを磁石のように結びつける効果がある。前述の地域での活動における、あぐり塾や男談などの活動でも、自らのスタンスを明確にすることが多くの人を呼び込むポイントになっている。自分なりの「面白いもの」を見つけて、稚拙であっても情報発信する、そうすれば自然と出会える人も増えていく。
 ‥‥‥
 一人だけで人と人との出会いの交差点に立つのは、なかなか大変である。先ほどの南方熊楠の考え方からすると、「起」を増やすには、できるだけ因果律の交差する点(「縁」)を多くすることである。やはり多くの人と出会う場所に身をおくことが大事である。
 実際には、人の集団が大きな役割を果たしている。特に、課題意識の共通した人が集まる団体は有効である。
 ‥‥‥
 また社会人大学院などでは、受講生仲間で新たな展開が生まれることもある。一緒に学ぶ仲間がいれば初めの第一歩も踏み出しやすい。
 ‥‥‥
 また自分なりの課題意識で、気楽な勉強会や研究会を立ち上げるのも有効だ。それ自体が定年後の居場所になることもある。”
 
 “私は50歳から、サラリーマンの傍ら、著述活動に取り組んできた。その中で感じることはゼロから新たな人間関係を築いたり、今までとは違うスキルを身につけるためには、相当の時間をかけないとどうにもならないということだ。私自身もこの積み重ねについては甘く考えていた。人の歩む道はいつもそれはそれ以前とつながっていて、いきなりジャンプすることができないのである。どんな人も、かなりの期間を経なければ蝶にはなれない。本章の各事例はいずれも時間をかけて、自分と会社との関係や家族との関係を変えた人たちだ。
 今までの諸々の関係を変えるには時間を要する。むしろ時間の経過自体が変化を生み出すと言ってもいいだろう。そのため、この関係性は時間軸の流れで変えることがポイントだ。
 ‥‥‥
 取材をしていて感じるのだが、彼らが発することが比較的多いのは、「好きな仕事をする」ではなくて、「せっかく生まれてきたのに」というニュアンスの言葉なのである。
そういう意味では、定年というのは人や仕事、組織との関係が大きく変わるポイントであり、切り換えるチャンスなのである。”
 
 
 
 

 帯の裏面に書いてあるように「定年後」と考えるより「人生は、二度ある」と考える方が適切なのだろう。文字通り、この二度目をどうするのか、これは会社生活で消耗しすぎない時に、ある程度考えておくことにこしたことはない。
 なぜなら、定年を迎えてしまうと楽になり、日々その中で安易に流れやすいし、「余生」との心理からも目的目標がぼやけやすく、また、体力や気力も下り坂なので、なかなか思うに任せないまま、年を重ねやすいのでは、、、
 しかし、よく考えると現役時代と同じくらいの自由時間がある。
 「人生は、二度ある」こんな視点から従来の考えをリセットして組み換え直すのも、十分に意義があるのではないか?
 ここでやはり問題なのは考え方、生き方を短時間で切り換えるのは難しいということ。それなりの時間が必要なので、50歳前後から取り掛かるとソフトランディングしやすいと思うけど、どうなのかなあ??

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最終更新日  2018年07月11日 15時41分45秒
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