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2021年12月04日
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カテゴリ:本に親しむ
山口周 著「思考のコンパス」

この方の著書は5冊目。氏が参加するオンライン読書会にも参加したことがある。

以下、目次

はじめに――アフターコロナの世界を生きるためのコンパス

第1章 夢中になれる仕事を見つけられない 日本の社会システムとは?

 北野唯我
  方法を教えてくれるメンターをみんながすごく求めている
  グルを見つけないと進めないビジネスパーソン
  ブッダとジョブズが死ぬ直前に言い残したこと
  偶像化すると、本質が変わってしまう
  フィジカルな感覚が抜け落ちている
  都市とは、しょせんバーチャルな存在でしかない
  言語の縛りもなくなり始めた仮想空間
  燃える仕事を見つけられないのは、住宅ローンのせい?
  「わびさび」はなぜカッコ良く感じるのか?

第2章「資本主義はもうダメだ」では社会は変わらない。 「すきま」を埋める言葉を

 近内悠太
  売れている漫画の共通点は“贈与〟にある
  時制のズレのある贈与こそ人をつなげる
  接待はポトラッチ的贈与
  『ニュー・シネマ・パラダイス』 も贈与の物語
  資本主義の「すきま」を埋める、とは?
  受け取っていたことに気づくことはできる
  リーダーであるほど「助けてください」と言える

第3章 五感から情報化するために 人間は「ノイズ」を求める

 養老孟司

  都市は、実は情報がすごく少ない
  人間の歴史は、情報化の時代と身体化の時代の繰り返し
  便利さだけ追い求めると、五感からの情報が見過ごされる
  「同じ」という概念が言葉をつくった
  身体を使って世界と向き合う体験が抜け落ちている
  子どもをどういう環境に置くか
  役に立たないことこそが本質的に役に立つことがある
  高報酬・抽象的な仕事ほどAIに取って代わられる
  いま普通の生き方というものが溶けてきている
  人間社会を「塀の上」から眺める

第4章 タンザニア商人に学ぶ 制度や組織に頼らない生き方

 小川さやか
  会社や組織に属さずに「Living for Today」(その日暮らし) で生きる人々
  法や制度上はグレーでもまずはやってみる
  インフォーマル経済がセーフティネットに?
  贈与論と共通する考え方が底流にある
  「自律的に生きている」という錯覚
  「借り」が人生の保険になるという考え方
  お金は頼れる人間を増やすツール
  人間関係を可視化させたインターネット
  不確実性があるから寛容になれる
  適度にルールを無視するから秩序が成り立つ
  「ずる賢さの哲学」はストリートで学ぶ
  不確実性に身を投じると生きやすくなる
 
第5章 生物的な仕組みの理解なしに 資本主義は成り立たない

 高橋祥子
  感染症を拡大する原因をつくっているのは我々人間
  資本主義が社会の脆弱性を生み出している
  利己的な欲求に突き進むと「神の手」は働かない?
  進化の過程で不要な機能は排除されていくが…
  ランダムに起こるエラーが進化をもたらす
  やりたいことがわからない人は、想像できない環境に身を置けばいい
  勇気がないから、起業するという選択
  セレンディピティを能動的に設計できるか
  「人類は全員レアで、全員が少数派」
  VUCAの時代こそ、生命科学的思考が必要になる

第6章 毎月7万円のベーシックインカムが 日本の閉塞感を打ち破る

 井上智洋
  給与の高い仕事からAIに食われている
  AIは「人の心を揺さぶるメロディ」を判断できない
  ヒットチャートを席巻する曲は量産できる
  2030年、低所得層の仕事の多くはロボットに
  前澤氏の「100万円を1000人に配布」実験からわかったこと
  ベーシックインカムが社会の閉塞感を打破する可能性
  所得が二極化する「クリエイティブ・エコノミー」の到来
  「ヘリコプターマネー」 をマクロ経済政策の主軸に

第7章 ゆるやかに今を楽しむライフスタイルが 徐々に広がっていく

 広井良典
  資本主義の限界という現実を受け入れまいとする心理
  新人類が企業の要職に就いた今は資本主義の転換点
  市場がすべてを解決するには、道徳や倫理が必要
  定常経済と「失敗した成長主義」の違い
  規模拡大よりも持続可能性を重視する経営
  短期的な利益主義が会社を滅ぼす
  今後の問題を解決するのは「小規模でローカルな組織」
  「1日3時間労働」は教養があれば実現する?
  日本人が「もともと勤労」は大間違いである


 以下、本文から“”部、一部抜粋

 “近内: ……… 「鬼滅の刃』と同じで、自分が受け取っていたことに遅れて気づいた。この「遅れてしまった」「私は出遅れた」「もう返礼できない」という思いが罪の意識、負い目となり、新たに誰かへの贈与を強く促すことになる。こうした、「与える/受け取る」の間に時制のズレがある贈与こそが、人と人をつなげる。世の中をより良いものにする効果のある贈与なんじゃないかと思うんです。”

 →
 今まで生きてきて、たくさんの借りを返せていない。その人に直接はもう返せない時に
違う形でと考えるが、「ズレがある贈与こそ」の言葉には救われる感じがする。


 “山口: ……… 社会から偶有性があまりにも失われた結果、不確実性が商売になる時代です。パチンコ産業は20兆円市場ですが、20兆円でみんなが買っているのは不確実性です。生物がこれだけ広いエリアに拡散したのは、不確実性に適応したからですし、人間はある種の不確実性を食べて暮らしていて、偶有性がなければ生きていけない。
100年前には「何かが起こるのではないか」と恐れていましたが、現代では「何も起こ
らないのではないか」と恐れている。”

 →
 偶有性が失われた結果として、ガチャが流行ったり、ミステリーツアーの需要があったり、退屈を紛らわすビジネスが成り立つのだろうと推測。


 “高橋: ……… でも大災害を経験したり、病気で死にそうな目に遭ったりした人は、往々にして自分の強い軸を持っています。想定外のこと、想像できないこと、不確実なことを経験することによって初めて自分の主観的な命題が浮き彫りになってくるのだと思います。
大災害や大病は滅多にあることではないですが、留学や転職でもいい、カオスな環
境、言い換えるなら、なるべく想像可能性が低いところに身を置いた方が自分の課題は見つかりやすい。”

 →
 今までの見聞から、そのような経験を持った人の使命感は本物のような気がしている。
なので、そのような出来事に動機づけられた人には、選挙などでもそのような人に一票を投じてしまう。


 “山口: ……… 移動距離の総和が短いと、きっかけに出会うことも少なくなってしまう。慣れ親しんだ環境から飛び出して、馴染みのない存在に出会う機会をつくり続けることで、結果的にやりたいことに巡り会えるのだと思います。
 高橋: これがほしいとわかっている本はAmazonで買いますが、 アルゴリズムが学習して、私の好きそうな本ばかりレコメンドしますよね。だから時々、あえて本屋に行くようにしています。
 たまたま目に入った百人一首の本が読みたくなったり。本に限らず、どんな行動で 同じだと思います。便利になったためにセレンディピティが起こりにくくなっていますから、能動的に設計する必要がある。”

 →
 能動的に設計、これは本当に意識的に行わないと埋没してしまう。SNSなどでもそう。試行錯誤しながら、ワンパターンを避けるようにしている。




 ”広井: ……… ヨーロッパは環境に配慮した経営にいち早く取り組み、今でいう持続可能性に軸足を置いた社会のあり方を進めてきました。 戦後の日本は、良くも悪くもアメリカモデルをひたすら追い求めてきましたが、経済だけでなく環境や福祉に軸足を置いたヨーロッパモデルに転換していくのが、成熟した社会のあり方ではないかと思います。“

 →
 この何でもかんでもアメリカモデル一辺倒の社会からの脱却が必要ではないのか?が常に抱いている問題として抱いているがどんなものだろうか?


 とにかく、今の時代、定番となった地図では閉塞状況から脱することはできない。 方位の見当をつけて、自身でコンパスを携えて、試行錯誤の旅に出る時代だ。






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最終更新日  2021年12月04日 11時34分38秒
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