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2022年08月11日
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カテゴリ:本に親しむ
前野隆司・前野マドカ 著 「ウェルビーイング」

以下、目次

第1章 ウェルビーイングとは何か

1.なぜいまウェルビーイングなのか
  ウェルビーイングの定義
  ハピネスとの違い
  ウェルビーイングという言葉の分類
  なぜいま注目されているのか――学問的理由と社会的理由
2.現代社会が求めるウェルビーイング
  ウェルビーイングとSDGs
  人口増加と定常化のサイクル
  経済成長から心の成長へ
  限界を迎えつつある資本主義
  新時代の行く手を示す人たち

第2章 社会とウェルビーイング

1.仕事の現場とウェルビーイング
  健康経営と働き方改革
  ギャラップによる分類
  デジタルウェルビーイング
2.政治とウェルビーイング
  各国のウェルビーイング事情
  地域団体での取り組み

第3章 ウェルビーイングの研究

1.多彩な研究者
  エド・ディーナー――ドクター・ハピネス
  ダニエル・カーネマン―― 行動経済学の祖
  マーティン・セリグマン――ポジティブ心理学の創始者
  因子分析からネットワーク分析まで
  幸福学の基礎――地位財・非地位財と四つの因子
  日本人研究者と産業界の取り組み
  遺伝子工学にもとづく心配性遺伝子の研究
  幸せと健康・長寿
2.幸福度を高める方法の研究
  幸せの四つの因子を高める方法
  ウェルビーイングを高めるためのさまざまな方法
  ソニア・リュボミアスキーの方法
  ゴーリンによる幸福度向上法の関係性マップ
  ゴーリンの高解像度モデル
  マインドフルネスとウェルビーイング
  ウェルビーイング学会

第4章 経営とウェルビーイング

1.ウェルビーイングを推進する企業人
  ウェルビーイング・ビジネスの可能性
  ウェルビーイング経営の先駆者たち
  従業員ウェルビーイングとエンゲージメント
  従業員の幸福と働き方改革
  ウェルビーイングを推進する企業と企業人
  幸福度とパフォーマンスの関係
  幸福度と多様性の関係
2.企業経営の事例とウェルビーイング
  ウェルビーイング優良企業に見る押しつけない経営
  年輪経営を追求する伊那食品工業
  朝礼に見る西精工の幸せな改善活動
  ネッツトヨタ南国――日本一非常識なディーラー
  社員の幸せが会社を成長させる
  ボーダレス・ジャパンーー社会課題を解決するための集合体
  離職率を激減させ売上を好転させたサイボウズ
3.成長する組織――調和と共生の社会モデル
  ティール組織とウェルビーイング
  包含関係にある四つの組織形態
  全体が調和し共生する社会モデル

第5章 地域・家庭とウェルビーイング

1.自治体の取り組み
  生き心地の良い町
  地域活性化に挑む自治体の取り組み
2.夫婦の幸福度を上げる方法
  結婚と子どもと幸福度
  幸せを維持する夫婦円満の秘訣
  結婚生活を幸せにする七つの原則
  表現が違うと通じ合えない

第6章 幸福度の計測・向上事例

1.ウェルビーイングの測定
  ウェルビーイングを測る
  幸福度診断―― ウェルビーイング・サークル
  はたらく人の幸せ/不幸せ診断
  従来調査とウェルビーイング調査の関係
2.ウェルビーイングを向上させる活動の事例
  ウェルビーイングを腸に考慮した設計論
  ウェルビーイングを陽に考慮した設計事例
  オンラインサロンとダイアログ・カード
  「はたらく幸せ」についての研究会
  「つながり社会」を目指すNPO法人
  幸せシンポジウム
  その他の活動

おわりに ウェルビーイングの未来

さらに学びたい方のためのブックガイド


 最近は次々と新しい横文字が出てくるけど、これもあまりなじみがない言葉、ウェルビーイング。 辞書で引くと、幸せ、健康、福祉と書かれており、複数の意味を持つとある。大きく捉えれば、心と体と社会の良い状態を表す概念と言えるのでは。もっと簡単に言うと、自分の幸せを考えながらみんなの幸せも同時に考えて社会全体で持続的な幸せを目指す、そんな状態を表していると考えられる。言い換えれば持続する幸せの感覚。



 また、近年、持続可能な開発目標であるSDGSに多くの企業や組織が取り組むようになり、持続可能性を示すサスティナビリティ、心を称える整えるマインドフルネスなども話題になっている。これらは全て社会が心を重視する傾向になったことと連動している。古くから研究されてきたウェルビーイングは今になって重要視されるようになったのもその流れにある。



ちょっと掴みにくい言葉だけど、何かをするにつけ、常にこの言葉を根底に添えて考えてみることが大事だ。とともにいろいろなアイディアが生まれるのではと想像できる。


 今までの、多彩な研究者による、幸せ度を高める方法の研究も紹介されていて参考になる。それら主だったものがいくつか示されていて、それらを考慮した上での筆者の理論が説かれている。 このような考えを取り込んで運営されている会社や自治体も紹介されているのでこれらを注目していきたい。

 以下、“”部引用

 “自分だけ、自国だけよければよいという勢力が勢いを増せば、自国中心主義の争いや環境破壊が進み、世界が痛めつけ合う最悪のシナリオにもなり得ます。そうではなく、みながウェルビーイングを目指す幸せなシナリオに向かうというのが私の考えであり、願いです。
どちらに向かうのか、今人類は選択を迫られているというべきでしょう。私たちの未来は、私たち次第なのです。”

 現実に押されて理想が退行、重要な分岐点にある今、
 孫子にどんな世界を残していくのか、このウェルビーイングという概念を念頭に入れての一人ひとりの行動が大事なのは言うまでもない。


 最後に、こんなことが
 「住めば住むほど幸せになる町」「行けば行くほど幸せになるコミュニティスペース」
 「使えば使うほど幸せになる〇〇」こんなコンセプトのもとに、モノ、施設、環境を問わず様々なものに幸せの仕組みを組み込んで、ウェルビーイング産業を次々作りたい。 と、、、

 なるほど、このコンセプトで考えると、いろいろと新しい何かが生み出せそうな予感がする。






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最終更新日  2022年08月11日 21時27分21秒
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