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M11A1
イングラムM11A1

ゴードンイングラムの開発による傑作SMGイングラムM10。その小型モデルとして開発されたのが380ACPを使用するイングラムM11A1である。イングラムはUZIを簡素化したもので、設計思想はほぼ受け継いでいる。最初に開発されたのは45ACPモデルのM10であったが後に9mm、380モデルが開発された。またSIONICS社と提携して開発したサイレンサーでも成功し、1969年にこのイングラムSMGが登場すると同時に、ヴェトナムで活躍する米陸軍特殊部隊やSEALに採用され活躍した。ところがイングラムは会社運には恵まれず、生産したMAC、RPB社はいずれも倒産。現在はSWD社に生産権が委譲されている。
UZIと同じオープンボルト方式を採用した結果命中精度はSMG的な物になってしまった。しかし同時代にこれほどコンパクトなSMGは存在しない。

でデザートイーグル2
デザート・イーグル50A.E

AK47
AK47

第二次世界大戦でドイツは、短小弾を使用する突撃銃(スチュルム・ゲベアー、アサルト・ライフル)と呼ばれる、新しいカテゴリーの歩兵用火器を作り出し実戦に投入した。戦後の各国の歩兵用ライフルに大きな影響を与えたMP44(43)がそれで、 7.92mm(×33)クルツ弾という短小弾を使用する物だった。 MP44(43)は独ソ戦にも投入され、突撃銃の戦場での有効性を見せ付けられた旧ソ連では、 7.92mmクルツ弾に強く影響を受けた口径7.62mm×39の弾薬が開発された。

この弾薬を使用する歩兵用火器として最初に旧ソ連軍の制式となったのは、セミオートマチックカービンのSKSで、1945年に制式化された。続いて、元戦車兵のミハイル・カラシニコフが中心になって開発された、セレクティブファイアー機能を持つアサルトライフルのAK47が1947年に制式化された。

AK47はシンプルでオーソドックスなメカニズムによる高い信頼性と、堅牢な作りによる頑丈さを兼ね備えているが、肝心の命中精度はあまり高くなく、接近戦でフルオート射撃による面的制圧に向いた銃であるといえる。

AK47は、旧ワルシャワ条約機構に属していた東欧の国々にも導入され、東ドイツ、ハンガリー、ポーランド、ブルガリア等の国でAK47と同等の銃が製造された。中国や北朝鮮等でも製造され、共産圏で使用される軍用ライフルの代表格となった。

その後1959年には、レシーバーをプレス加工で製造した近代化版のAKMが制式となり、更に1974年には、5.45mm×39に小口径化されたAK74が制式となった。戦後の軍用銃としては最も旧世代に属するAK47だが、現在でも第三世界の国々を中心に現役で使用している国は多く、中東、アフリカ、東南アジア、中南米等の紛争地からのニュース映像(*)で目にする機会は多い。

(*) 銃に関して門外漢のマスコミはAK47、AKM、AK74等の区別がついておらず、AKMやAK74をAK47と報道している場合も多い。



AK47S
AK47S

AK47SはAK47をベースに回転式の折り畳みストックを装備したモデルで、AK47同様各国でライセンス生産された。AK47Sは西側のカービンモデルに似た使い方がされていて、戦車兵や車両搭乗員をはじめ空挺部隊や特殊部隊に配備されている。またアフリカや中近東などの第三世界では未だに紛争地域の主役であり、固定ストックのAKよりも短く扱いやすいことから少年兵などが使用している。訓練を受けていない兵士はストックを畳んだままで射撃をする姿がニュースなどで見られるが、実際はそのような射撃はしない。
ストックを折り畳まれたAKはコンパクトで不幸なことにテロリストにも愛用されている。固定ストックモデルのAK47(56式小銃)との比較。

FA-MAS
FA-MAS

FAMASのトリガーガードは冬季戦において手袋を嵌めたままでも引き金に指がかかるよう、回転させて干渉を防ぐ設計になっていたが、 これが暴発事故の原因になりかねないとして改良が加えられることになった。 トリガーガードそのものを拡大し、グリップ全体まで覆うタイプに再設計したFAMASは順次旧タイプとの更新が実施されている。 なおEU緊急派遣軍創設の際、弾薬共通化のためG3小銃を使用する自軍兵士にこのFAMASが仮支給された事で恥をかいたドイツ軍は小銃更新計画をスタート。 これによりG36シリーズが開発されることになる。

PSG-1
PSG-1

狙撃専用のセミオートライフルとして始めて開発されたPSG1は、それまでセミオートでは達成不可能とされていた高度の射撃精度を実現した。 高い精密工作技術を持つドイツらしく緻密な設計でありながら確実な動作と精度を達成したPSG1は、 ドイツ特殊部隊GSG9のみならず世界各国の対テロ部隊での採用を得ている。 装填動作の要らないPSG1は、次弾発射までのタイムラグが少ないため、確実かつ迅速に相手を無力化する必要の有る狙撃手にはうってつけの狙撃銃である。

UZI
UZIーSMG

四方を敵に囲まれ、他国からの武器調達に苦心するイスラエルは、主要兵器の殆どを国産化している。 軍の補助兵装であるSMGも自国開発のUZIを採用している。 エンテベ空港奇襲作戦で一躍有名になったUZIは、ポーランド製SMGを原型に開発。 砂漠での使用を前提に設計されたUZIはその頑丈さで知られ、イスラエルのみならずドイツやアメリカなどでも軍用SMGとして採用された。 MP5登場まではSMGの代名詞として知られ、特にチャック・ノリス主演のアクション映画では常に登場した。









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