「乾坤一擲」 橋 亭 瓦 版

2008/12/21(日)23:49

みっちゃんは犬だった!の巻

みっちゃん(34)

今日、みっちゃんのお姉さんが店に来てくれました。アイちゃんといって、知っている人はわかると思うが、 私はアイちゃんという名前が大好きである。ま、それはこっちにおいといて・・・。お姉ちゃんも非常に心配していた。「就職して大丈夫だと思いますぅ?」やはり、みんながみっちゃんを心配しているようだ(^_^;) よく背後から呪文のような不気味な声が聞こえてくるのだが、「ねぎま・・・ねぎま・・・」とか、「なす・・・なす・・・」など、何かをつぶやきながら仕事をするのがみっちゃんの常。かと思えば、いきなり脈絡のない質問を投げかけてくる。「今なんのケーキ、食べたいですか?」←これ、忙しいときに訊いてくるのだ。もうすっかり慣れた私は無視を決め込む。すると、しつこいこの女は「今、なんのケーキ食べたいか訊いてるんですぅ」などという・・・。それでも無視!←いや、ホントに相手してるヒマないんで。すると!こともあろうに・・・・「もう2回訊きましたよ」「もう2回訊きましたよ」「もう2回訊きましたよ」 なんで、おまえに脅迫されなあかんねん! そういえば、みっちゃんはやけに鼻が利く。食べ物のにおいがするとすぐにとんできて覗きこむ。そういうやつ。であるから、私は ある可能性に思い至った。「みっちゃん、ちょっとこっちに来い」「はーい」(*^。^*)「はい。お手!」みごとに、私の推理は当たってしまった。みっちゃんは犬だった。いつかみなさんがみっちゃんに会う機会があったら気軽に「お手」を試してみるとよいだろう。次は「待て」を仕込んでみるつもりである。きょうのBGM 「ワンサくん」

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