改造過程の部屋

2007/04/29(日)12:08

世界の航空機5

世界の航空機コレクション(8)

今日は4機目、デハビランドDH106です。 イギリスのデハビランド社が生産し、世界で最初に定期運行に用いられたジェット旅客機です。1949年7月に初飛行、1952年5月から旅客飛行が開始されました。1953~54年に続けて墜落事故を起こします。 墜落原因は、離着陸により何度も与圧を繰り返された胴体キャビン部が金属疲労を起こし窓枠の角などから亀裂が発生、これに気づかずそのまま使用を継続していると、機体に突然の減圧と構造の破壊が発生し、これにより空中分解に至ったというものです。 この後、窓部に角を付ける事が絶対の禁忌とされるようになりました。 御巣鷹山のジャンボ機墜落事故のときも4つある油圧操縦システムがまとめて破壊されたため、改善されたんですよね。 今回は知らなかった飛行機の歴史をいろいろと知りました。

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