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テーマ:まち楽ブログ(32554)
カテゴリ:観光地・観光情報
やっふぉぉぉぉぉ 1か月のご無沙汰でしたっ みなさん貝は好きですか シジミやカキやハマグリなど多くの貝類がこの寒い時期が旬だと言われています どれも旨い
で、海津とどういう関係があるのかというと、 なんと 2,000年以上も前の話ですがね・・・(汗) ということで本日のネタチョウネタは「海津の貝塚」です。(ムリヤリ
貝塚と言えば、小学校の社会の授業 古代の人たちが集落の特定の場所に貝殻を捨て、それが積み重なったもののことを言います。(ソレハ、シッテルヨネww) その貝塚、海津市には岐阜県史跡に指定された「羽沢貝塚」と「庭田貝塚」の2か所あります 岐阜県で見つかっている貝塚はこの2か所だけのようですよ 今日はそのうち羽沢貝塚のお話です 羽沢貝塚は、縄文時代中期後半から晩期にかけての貝塚で、今から2,500年くらい前のものと考えられています ここに人が住み始めたのは約5,500年前の縄文時代前期中頃からと言われていますが、魚や貝を採り始めたのは縄文時代晩期の後半のようです。 (ちなみに、縄文時代って今から12,000年以上前から約1万年も続いた長~い時代をいいます。) 縄文前期には海津市の北、大垣市域まで侵入していた縄文海進※の後退期にあたる集落の跡が「羽沢貝塚」のようです (※縄文海進・・・今から約6,000年前に起きた日本付近で発生した海水面の上昇のこと。) つまり、今の揖斐川が伊勢湾に流れ込む辺りの一部がちょうど海津市辺りってことねw だから貝や魚が豊富で人が住むには最適な環境だったんですね ・・・いやぁ、勉強になりますねぇ(汗)
養老山地 この貝塚からは、ヤマトシジミを主体として、他にはマガキやハマグリなどの貝類が10種類。あとはシカ・イノシシなどのほ乳類、ウナギ・コイ・マイワシなどの魚類の骨や縄文土器・石器等が発掘されています 貝や魚は海水産のものも見られますが、大半が淡水と海水が混ざりあった汽水域のもののようです。 このことからも海津市は、伊勢湾に流れ込む揖斐川などの河口部であったと推定されるのです そして、貝層の周辺からは、人骨10体 かめ棺からは胎児の骨(愕!)、その他牙玉、釣針、貝製の腕輪なども出土しています。 腕輪かぁ・・・縄文時代の人もおしゃれをしていたんだ そうではなくて魔除や呪術的な意味合いが強かったようですね ちなみに、この出土した土器や石器は復元され、また人骨などの発見された状態は複製され、海津市歴史民俗資料館で見ることができますよ なお、今も現地では地表に貝殻がふつ~ 今から2,000年以上も昔、縄文時代の人たちはここで海 の~んびりした生活
野に佇み、太古の歴史に想い ・・・絵 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年02月16日 15時16分14秒
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