こんちは マニアる川口です

さて、突然ですが、海津市では、各家庭のごみ減量意識を高めるため、

「ごみ減量推進員」をお願いしております

今年度の推進員様に、ささやかなお礼としてお配りしたのが、この、

「ペットボトルから作ったボールペン」

ごみ減量推進員、とネーム入れもしてあります

このボールペンを用意していただいたのが、

今回取材しました、平田町今尾にあります「吉野屋」様

取材するまで、私自身、

「『吉野屋』さんは、文房具と事務用品のお店」

と思っていましたが、今回ちょっと見方が変わりました

代表取締役でいらっしゃる、水谷芳郎さんにお話を伺いました

そもそも吉野屋さんの興りは、江戸の末ごろ。現在放映中の大河ドラマ『八重の桜』のころには、今尾のお城の下で商いをされていたのでしょうね

その後、芳郎さんのおじい様が、今尾商店街に店舗を構えられました。

当時はお砂糖や薬、生活用品など、さまざまなものを扱われたそうです

今の店舗へは、１８年前、

「これからはロードサイドに店を構え、車で通るお客様が来店しやすくしよう」

と、移転されたそうです

ちなみに、芳郎さん。

大学卒業後、岐阜の事務機器卸のお店で２年間修業されたそうで、

そのときの経験が、今も生きているご様子です

しかし、少子化が進み、ネット通販が盛んな現在、

単に「文房具屋である」だけではいけないと、吉野屋さんは進化しているのです

進化のポイントの一つ目は、

『遠くの商業施設よりも、ネット通販よりも、ほしいものが素早く手に入る』こと

定番の文房具だけでなく

プリンターのトナーや事務用の紙製品も取り揃え、

地元ですぐに手に入るという、ある意味においてお値打ち感以上に「価値ある」商品です

「困ったときに駆け込んでもらう」店を、目指していらっしゃるそうです

進化のポイントのもうひとつは、

『ほかの店には置いていない、買いたい物を揃える』こと

たとえば、介護に関するもの

防災に関するもの

他所ではなかなか売っていない、

鍋を洗ったり、ギンナンを磨いたりする、「みがき砂」もあります

先述したように、もともと生活用品を扱っていた吉野屋さん

お店の２階には、

食品用ラップに洗剤、お弁当用のパックやろうそく、ゴミ袋などなど・・・

実にさまざまなものが揃っています

もちろん、文房具も、

贈答用の高級品から、

「親指サイズの、てんとう虫のはさみ」

「口紅みたいな、はさみとホッチキス」

「チラシや包装紙から、折り紙や封筒が作れるキット」

「針の要らないホッチキス」･「屑の出ないレターオープナー」

などなど。存在感のあるものから、可愛いものまで

楽しいものから、実用的かつちょっとエコな物まで

さまざま揃っていますよ

平田町の、吉野屋さん。

ほしいものはこのお店で。このお店でほしいものを、ぜひ。

有限会社　吉野屋

海津市平田町今尾３０２７

（０５８４）６６－２０５６