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テーマ:まち楽ブログ(32198)
カテゴリ:職員日記
こんにちは、ネタチョウです
今日は、社会見学シリーズ(そんなシリーズあったけ?) 突然ですが、温泉はどうやって汲み上げているのかな ってことで、 先日、温泉を汲み上げるポンプや管を入れ替える作業に密着してきました
海津市内には天然温泉が3カ所もあります 「海津温泉」と「南濃温泉水晶の湯」は超有名?ですよね で、もうひとつはと言うと、 平田総合福祉会館(通称やすらぎ会館)内にも「やすらぎの湯」という天然温泉があります 今日は、この「やすらぎの湯」の温泉を汲み上げている「源泉ポンプ」の入れ替え作業の様子をご紹介しましょう
そもそも温泉は一度掘り当てれば、地下から自然に湧いてくるもの。と、思ってませんか もちろんそういう温泉もあります。 が、多くは、地下何百mから数千mまで堀って、「特定の成分が含まれた温かい地下水?」を見つけ、それを汲み上げているのがほとんどなんです 「やすらぎの湯」もその「特定の成分が含まれた地下水」を汲み上げているわけですが、「やすらぎの湯」の場合、それを汲み上げるポンプが地下約120mのところに入っています 掘ってあるのは1000m以上ですが、安定したお湯はこのくらいまで十分上がってきているのだそうです このポンプも定期的に入れ替えなければならず、今回このポンプの入れ替えとメンテナンスの時期を迎えたわけです
では、その様子を・・・ まずは、今まで使ってきた古いポンプを地下から取り出します。ポンプにはお湯を地上まで送り出す「揚湯管(ようとうかん)」と呼ばれる「管」がつながっています。ポンプの深さは約120m。なので先端にポンプの付いた120mもの「揚湯管」を取りださなければなりません。これ、もちろん一気に取り出す訳ではありません。この「揚湯管」は20mずつでつながっていて、20m上げたら切り離し、また20m上げるという作業を繰り返します。しかも、この「揚湯管」は1本何100kg?もあって、大きなクレーンで作業しなければなりません。
そして、作業を繰り返して出てきたのが、先端についていたこのポンプと「揚湯管」。このポンプと管で温泉を汲み上げていたのです。 5年くらいずっと地下の温泉水の中にあった訳ですが、意外にきれい それから、今度入れる新しいポンプがこれ 今度は、小さなポンプに交換です。今の使用状況ならこのポンプで十分なんだそうですもちろん電気代も安くなりますここでも、ちゃんとエコしてます ポンプを入れる作業は、ポンプを取り出す作業の全く逆。 といっても、何本もの「揚湯管」をつないでポンプを降ろしていくので、もし、失敗して落としちゃったら、もう上げることは不可能 さらに、ポンプの電源ケーブルや温度計などいろいろな線も一緒にテープで固定しながら、傷を付けないように・・・ だから作業をしている皆さんは、緊張感でピリピリ! もし、失敗して中に落としちゃったらどうなるのかなぁ・・・などと余計な心配をしながら作業を見守ること約6時間 最後の管を入れて無事完了です この日は、あいにくの雨でしたが、作業員のみなさんお疲れさまでした おかげでまた、やすらぎの湯は安心して、沢山のお客さんをお迎えできます 今度温泉に入る時は、こんなたいへんな作業もちょっと思い出してくださいね 我が家は温泉じゃないけど、 今夜はちょっと温泉気分 ネタチョウ
おまけ情報 来る9月21日(土)~23日(祝)、海津温泉では「秋の収穫祭」が行われます。 地元産野菜やお菓子、切り花、珍味などお得がいっぱい! もちろん、レストランでも・・・・ 詳しくは、海津温泉ホームページをご覧ください。 http://www.group-sanwa.co.jp/kaizuspa/index.htmlお気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年09月09日 10時21分15秒
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