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テーマ:まち楽ブログ(32609)
カテゴリ:業務改善運動取り組み報告
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みなさん、こんにちは☆ 税務課のおすぎです。 私たちの行った業務改善「目指せ!徴収率1位への道!」について、報告しまーす!
その前に、少し説明をします。 みなさんは、税金の徴収率について、関心を持たれたことありますか?
一例を挙げてみましょう。海津市が誕生して1年目の平成18年度の個人住民税の徴収率(※)は、 90.6%でした。
※ 以後、個人住民税の現年度と滞納繰越分の合計値で説明します
これは、 岐阜県内42市町村のうち、何と、上から39番目 の数字だったのです・・・
平成19年度から税務課に「徴収対策室」が設けられ、徴収率アップに向けて本格的な取り組みを行ってきました。
また、岐阜県に職員を毎年1名派遣し、高額や徴収困難な個人住民税の滞納案件については、徴収権を県に引き継ぎ、県で直接徴収しています。
これまで、県内の市町村で188人の職員が県に派遣され、派遣後に各市町村でそのノウハウを活かしてさらに徴収率アップを図るという 『岐阜県方式』は、全国で先進事例として、全国知事会でも紹介されています。 http://www.nga.gr.jp/app/seisaku/details/3548/
このような取り組みが成果を上げて、徴収率も順位もどんどん上がっていきました!!
※データは個人住民税の帳票データで、公式な確報値ではありません
昨年度は、県内42市町村のうち9位です。
そして、滞納繰越分だけをみると、 県内市町村のうち5位で、21市のうち1位でした。
さて、前置きが長くなりましたが、さらに徴収率を上げるべく、 今年度に行った取り組みをご紹介します!
1.一つ目は、市報かいづの掲載です。8月号に滞納整理について詳しく掲載しました。
2.二つ目は、市役所内の案内モニターへの掲示です。 ↑このモニターに、↓このような掲載をして周知しました。
○地方税法では、徴収金を完納しないとき「滞納者の財産を差し押さえなければならない」と定められています。
つまり、徴税吏員には、 『差押しないという裁量権を有していません』。
それらのことを少しでも多くの方に周知できるよう工夫しました。 市報や掲示板をつうじて、これまでより多くの方に対して、期限内納付を促せたのではないかいと思っています。
徴収率をアップする、ということは、貴重な財源を速やかに確保する、という目的の他にもう一つ大事なことがあります。 それは、「期限内納税者との公平性をはかる」ということです。 市民のみなさまから信頼される税務行政であるため、徴収率アップに向けた取り組みを今後も進めていきます。
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Last updated
2015年01月09日 08時31分53秒
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