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テーマ:まち楽ブログ(32566)
カテゴリ:歴史・文化
こんにちは、ニンニンでござる 連日の暑さで、少しお疲れ気味でござる
さて、今年は、世に知れた宝暦治水が完成して260周年記念の年でござる
宝暦治水とは、今から遡ること260年前に、度重なる水害で困っていたこの地域に、徳川幕府からの命令で1000kmも離れた鹿児島からおよそ1000人の薩摩藩士が治水工事をしてくれたことを指すでござるよ。工事期間中に、80名近くの藩士の方が犠牲になった大変な工事だったのでござるよ。それ以来、この地域では、その功績を讃えて、彼らのことを薩摩義士と呼んでいるのでござる
そして、毎年、岐阜県でも鹿児島県でも薩摩義士を偲び慰霊祭が行われるのでござるが、先週5月25日に鹿児島市で「薩摩義士頌徳慰霊祭」が開催されたので、紹介するでござる
慰霊祭が行われたのは、鹿児島市の平田公園。工事完成後に亡くなった総奉行平田靱負の屋敷があった場所で、平田靱負の銅像が建っているでござる
平田公園には、600人を超す人が全国から集まり、海津市からも市民訪問団をはじめ、海津市の中高生、治水神社春季大祭の心男などおよそ60人が参加したでござる
式典では、慰霊祭を主催する鹿児島県薩摩義士顕彰会の島津修久会長が「薩摩義士が残した偉業と崇高な精神を継承していき、鹿児島と岐阜との友好と交流をさらに深めていきたい」誓うとともに、岐阜県・鹿児島県の関係者が顕彰の言葉を述べたでござるよ
そして今年は260周年を記念して、薩摩義士作文コンクールの表彰や羽島市竹鼻別院の藤の記念樹贈呈式が行われたでござるよ。 竹鼻別院の藤は、樹齢およそ260年以上で、もしかしたら薩摩義士も見たかも知れぬ
式典最後には、鹿児島の古武道「東郷示現流」の奉納演武。「ヤー
こうして、無事に式典も終了。帰り際にふと公園内をみると、松の木が目に入ったでござる
260年前の偉人たちの顕彰
最後に、告知を1つ 平田靱負翁感謝の集い 日時:7月4日(土)午前8時30分~9時 場所:平田公園(海津市平田町三郷)
これは、昨年の様子でござる
また、次のとおり260周年記念事業を開催 私たちの生活の中に生き続ける顕彰活動を振り返るとともに、珍しい資料も公開するでござるので、ぜひ、ご来場くだされ
「宝暦治水と平田靱負-顕彰の歩みを振り返る-」 講演会・展覧会 ○講演会 日時:7月4日(土)午前10時~正午 場所:海津市文化センター小ホール(2階) (海津市海津町高須) 講師:中西達治氏(宝暦治水史蹟保存会会長)
○展覧会 日時:7月4日(土)~6日(月)午前9時~午後5時 場所:海津市文化センター農事研修室(1階) ※4日は午前10時~、6日は午後3時終了 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年06月01日 17時29分15秒
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