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海津市職員
岐阜県海津市の職員ブログです。 まちのホットな話題を皆さんにお届けします。
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こんにちは。レインマンです 今年の夏はよく雨が降りましたね~ 長雨や日照不足により、全国的に夏野菜が値上がりしたそうですね さて。 みなさんは、海津市で栽培されている農作物で、特産品って何が思い浮かびますか? みかん?メロン?トマト?キュウリ?イチゴ? 今日は、ただいま売り出し中の海津市産パパイヤをご紹介!
海津産 パパイヤ 「海津市でパパイヤ?」って思うひと、多いでしょう? 「南国果実のパパイヤが、なぜ海津市で?」って思いますよね 「パパイヤを、あたらしい海津市の特産品に!」 との思いから、平田町三郷の日本環境管理センターが温室ハウスで育てています。 日本環境管理センターは、廃棄物の収集・運搬や汚泥・廃油などのリサイクル事業を手掛ける会社 そんな会社がなぜパパイヤを作っているのでしょうか? 実はこのパパイヤ。 下水道からできているんですよ~
炭化オデイ 下水汚泥を肥料として使って育てた農作物を「じゅんかん育ち」(平成29年4月13日 国交省命名)と言います。 このじゅんかん育ち。現在は16道府県で栽培(国交省調べ)されているんですね。ダイコン・イチゴ・トマト・トウモロコシなどが栽培されていて、レストランでも採用されているそうです 海津産 トウモロコシ 収穫野菜 もちろん海津市でも下水汚泥を利用して、トウモロコシや大根などを栽培していますが、全国で広まりつつある“じゅんかん育ち”を、“海津市型”だなんて言っちゃうのはおこがましいですよね。 海津市が違うのは、ここから 下水汚泥や剪定枝などからペレット燃料を製造し、温室ボイラーの燃料として使用。リサイクル燃料の循環も行っているんです ペレット燃料 海津市産のパパイヤは、「炭化オデイ」「ペレット燃料」の2つのリサイクル製品、循環資源を組み合わせた「環境に優しい果実」なんです。 ハイブリッドでしょ~ さてこの海津市産パパイヤ。 青いです。みなさんのイメージと違いますよね グリーンパパイヤ グリーンパパイヤは、一般的に売られている黄色いパパイヤの完熟前に収穫されたもので、調理用パパイヤとも呼ばれています。 ポリフェノールが赤ワインの約7.5倍含まれ、シミやしわ予防といったアンチエイジング効果があります。 さらに血液をサラサラにし、心筋梗塞、糖尿病といった生活習慣病予防にも効果があるなど、たくさんの体に良い効果があると言われています。 また、たんぱく質分解酵素(パパイン酵素)がとてもたくさん含まれていて、美容やダイエットにも最適な食材と言えます。肉類を柔らかくする効果もありますよ。 もぅ食べるっきゃないグリーンパパイヤ どこで手に入るの~~~? 日本環境管理センターは、収穫したパパイヤなどをJAや道の駅に出荷しています。 寒い冬はハウスで温室栽培。 暑い夏は屋外でたっぷりの日光を浴びせます 現在育てているパパイヤがこちら 露地栽培 現在のパパイヤ まだまだちっちゃいですねぇ 収穫はもう少し先 このパパイヤは、秋に行われる産業感謝祭(10月28日・29日開催)に出品予定です。 他にも“じゅんかん育ち”な野菜に出会えるかも “海津市型じゅんかん育ち”を食べて、地球も身体もキレイにしちゃいましょう! 問い合わせ 株式会社 日本環境管理センター 海津市平田町三郷493番地 TEL 0584-65-1132 海津市役所 上下水道課 TEL 0584-53-1429