100年の森づくりリレーと市の木の苗木!!
本年10月11日揖斐川町で第39回全国育樹祭が開催されます育樹祭の開催機運を高めること、森林を次世代に継承していくことの大切さを啓発することを目的とし、樹齢100年を超える丸太を木曳きし、県内全市町をリレー形式でつなぐ「100年の森づくりリレー」が以下により開催します日時 平成27年8月19日(水) 午前9時30分~午前11時場所 海津市歴史民俗資料館 ※行事開催時間帯に限り、入館料無料とします。内容 1.木曳き車引継ぎ式 2.市の木「松」引渡し式 3.三世代により森づくり宣言 4.アトラクション ・キャラクターショー「ミナモと森のほったらかし男爵」 ・木曽三川子ども狂言「失せうろこ」(作:やまかわさとみ) 5.大木丸太の木曳き2の市の木「松」引渡し式では、海津市の木である松の苗木を、岐阜県の代表者へ引渡しますその後その苗木は、育樹祭会場で植樹されることとなります。海津市の木が松に決まった理由として、今から約260年前の宝暦治水工事があります。多大な犠牲を払いながらも工事を完成させ、当時の海津市を助けていただいた薩摩義士。その宝暦治水の歴史を今に伝える千本松原の松は、薩摩義士の偉業を称え、工事が完成した後、故郷から取り寄せたものを植えられたと伝えられています今回引渡す苗木は、当時に植えられたとされる松のマツボックリから育てた2世松の苗木です木曽三川千本松原を愛する会の皆さんが、治水神社に育苗場を設け、大切に育てていただいた松を市へ寄贈いただくものです開催を2日後に控えた17日、当日育樹祭の会場へと引き渡される苗木について、その苗木の根巻きと市への引渡しが行われました木曽三川千本松原を愛する会からは、代表の川畑様始め、宇都宮様、小澤様が来られました天気は雨が予想されましたが、奇跡的に雨が止みました引き渡される松が、育苗場から丁寧に掘り出され、根巻きが行われます布にくるんだ後、麻縄が巻かれ、苗木の旅立ちの準備が整いました市を代表し、農林振興課長が受理しました受け取った苗木は責任を持って明日の森づくりリレーの会場へ届けますそして育樹祭会場への引渡しを行います約260年前の思いの入ったこの由緒ある松は、木曽三川千本松原を愛する会から海津市へ、そして海津市から岐阜県へ、そして10月11日の全国育樹祭の会場へ旅立ちます育樹祭の会場でも、すくすくと育ち、当時の義士たちが見守るが如く、海津市の木として立派に成長してくれることでしょう