カテゴリ:縄文文化 四
山際に小鳥二三羽春隣り
「チアミかあちゃん・・・いる・・・ミズが熱出しちゃって・・・、熱冷ましの草ない・・・」 「えっ 熱だけかい・・・黙ってるから分らないか、いいわワタシも行ってあげる、ホラこれ、モズボウつれて行くからミーちゃんは先にいってて・・・。」 「ミーちゃん具合はどう・・・」 「まだよく分からないの・・・今煎じて飲ませてるけど・・・ヒミカ様にお願いした方がいいかしら・・・」 「おいチアミ・・・どうするヒミカ様の所に行って来ようか・・・ワシは心配で心配で・・・」 「ちょっと、ムラオサは黙ってて。モズ・・・ミズは何か言ってるかい・・・」 「何も言ってないヨ・・・。」 「それなら大丈夫・・・すぐよくなるよ・・・」 「おい チアミ本当に大丈夫だろうな・・・」 「大丈夫、大丈夫・・・アンタの子だろう・・・心配なら、卵・・・今は無いか・・・それなら鴨捕まえて来て・・・血と内臓を食べさせればきっと元気が出るよ・・・。」 「良し分った・・・あそこの沼に青頸が来てた・・・ヨシ任せとけ、ついでに皆のも獲ってくる。」 縄文の頃は熱がでたら何をしたのでしょうか、お祈りはもちろんしたでしょうがきっと漢方に近い直し方を知っていたのではないでしょうか。なにがあっても葛根湯かも知れませんが病は気から案外聞くかも知れませんね。 皆さんはいい薬があるからといって風邪などひかぬよう注意して下さいね。 よろしかったらポチっと→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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