大浦天主堂2さて、この大浦天主堂に入る時にタイミング良く結婚式のエンディングと重なった。 僕ら旅行客はヴァージンロードを開ける為に、 階段の両脇に別れ見知らぬ新郎新婦を拍手で祝福する。 二人もまんざらじゃなさそうで、少し照れながらも 晴れやかな顔で階段を下る。 ふと、ユーミンの「ANNIVERSARY 」が聴こえた気がした。 観光の イベントの如 幸福な 二人のドラマに 逢うぞ嬉しき み堂は薄暗く、正面の拝殿の後ろを飾るステンドグラスから、 午前の光が射している。 オルガンの音はしないが、確かに僕には “光と音のハーモニー"が聞こえた。 大浦天主堂の帰路にあるお土産屋さんには、 小物入れが売ってあった。 マリア様の可愛いイラストに、 ステンドグラスをかたどった蓋は見事で、 キリスト教の信者の女性は喜ぶだろうと思った。 JUDY & MARYの「イロトリドリノセカイ 」に包まれた一時であった。 チャペルにて ステンドグラスに 透過する 光に吾は 神秘に浸りて |