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テーマ:ポップスに詩を載せよう(182)
カテゴリ:アレンジ
もうすぐクリスマス
街角は賑わいはじめているのに 僕の心は最近の気温といっしょ ふと手を見れば 去年揃えたペアリング 未練なんてないから コーヒーの空き缶に入れて 捨てちゃおう 僕が震えているのは 君を失ったせいじゃなくて この寒さのせい ジングルベルが鳴る頃には はじめての雪が降るだろう いつも二人でいる煩わしさから 解放されたのに 胸をしめつけるこの想いが ちょっと厄介だよ それでも今の僕が 君に最期の強がりを言うとすれば もう恋なんてしないなんて 言わないよ ぜったい 布団から起き上がった後想う 寒がりな君のこと 肌寒い朝には猫のように 僕に寄り添ったっけ 仕事に行く時間が遅くなるから いつもやんわり振りほどいた 今じゃ すんなり玄関から出れる 僕が寂しいのは 君がいないからじゃなくて 鉢植えの花が散ったから そう思い込みたいけれど 思い出す感触が 心に穴を開ける もしも夢に君が現われて 一言告げるとしたなら 「逢えてよかった」そう告げよう 僕は君より素敵な女性を見つけて いつか永遠を誓いあう だから もう恋なんてしないなんて 言わないよ ぜったい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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