|
テーマ:青い心で詩を書こう(493)
カテゴリ:現代詩
あれは寝苦しい夜でした
私はあなたに身を預けたくて 精一杯甘えてみたのです 確かに抱かれた気がしました あなたの手の感触がまだ 残っていたからです あなたが私の背中を弄ると サラサラと指の間から堕ちていきました あなたはそれでも頬寄せて ぬくもりを感じようとしてくれました 少しでも強く掴むと零れていく 私を愛しく想ってくれた あなたもまた真砂でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|