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梶の葉 *。。・★ 時代着物・古布細工・ガラス工芸*。。・★

葛籠の再生

葛籠(つづら)の再生
オババが物心ついたときにはもうあったという葛籠
経年(6~70年?)により蓋も身も角が無くなり
漆を塗った表面もボロボロ・・・
重い腰を上げて再生することにしました。

剥離した表面の漆を剥がし骨組状態にして
編み込まれた竹の状態を確認
厚紙を切って無くなってしまった籠の四隅を再生し、
折れてしまったり擦り切れそうな竹の部分も
補強のため編み込みます
下貼りは本来は和紙でするものですが
竹の骨組みが古くなってささくれだった状態のため
木綿の胴裏(解き物)を再利用
大和糊を水溶き片栗粉状態に水で薄めた物を
本体と布に塗り貼ります

乾いたところで内貼り作業へ
内貼りには襖の裏貼りに使う紙を利用しました
下貼り同様に水溶き大和糊を使います
表は大判の千代紙(和紙)を使っています
ここでのポイントは
しっかり空気を抜いて張り合わせること!
浮いていると後々剥がれの要因になりますから。
貼り終えたら更に上から水溶き大和糊を塗ります
この作業は本体と表面の接着を強固にする為!
布貼りをする時も同様です
横着して和紙の柄あわせをしませんでした(苦笑)
納戸部屋で利用するからいいか・・・
仕上げはラッカーを使っています
艶あり、艶消しラッカーを調合して
半艶よりやや艶消し状態よりで使っています。
和紙を使った場合、
ラッカーや漆などでコーティングしたほうが
丈夫に仕上がります


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