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カテゴリ:着物関係
松の内中にオクで落札し、本来なら連休前に手元に届くはずだった品物
出品者の発送ミスで今朝到着 胴抜き3枚と大正期のお召し一枚 お召しは激安で落札したことは分かっていたが、胴抜きに関しては私にしては珍しく掛けだった。 出品者はほとんどボロにしか思ったいなかったらしく、開始価格もたった400円 当然 出品画像もそれなり(詳細画像なんてない) 胴部分の素材と色合い、ふき綿の入り具合から絶対に裾部分は江戸縮緬と踏んだ 問題はその状態(褪色・汚れ・生地の劣化) 3点とも同じ人と競ったけれど、相手も確信が持てなかった為か途中で放棄してくれた品 穴が多数あると表記されていたのは胴の絞りの染め部分で江戸縮緬の部分(唐草に小花)は褪色・汚れ・劣化もない。 胴にあいた穴は当時の染色に使われた媒染によるものだ(これは初めから頭にあるもの) 3枚の内2枚は全く同じ物で2枚あればかなり劣化していても使えると思っていた しかしほぼ完品 おまけにどちらも表と同じ分量の 返しがあり想像以上の分量だった もう一枚は全てが完品 胴部分に使われている絹地も縞に唐草模様で味がある 江戸縮緬の部分はめ珍しく薄茶の地色に網目に小菊(粋な色柄である) こちらは共布の返しではなかったが八掛部分がとてもしぼのよい鬼しぼ縮緬だった。 説明表記には一切触れられていなかった 江戸縮緬の小さな端切れ一枚の価格でとんでもないお宝をGETしたことになる。 出先から帰って来たオババはそれを見るや否や、週末のお稽古(静岡)で鬼しぼ縮緬の方を使いたいから自分が解くと言い出した。 そうか!!また横取りか! 落札価格を知ったオババは代金くれないだろうなぁ~(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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