カテゴリ:昭憲皇太后御製
今日は、昭憲皇太后の御歌を紹介します。
日本人のあり方、生き方、教育に至るまで、今私たちが忘れかけている大切なものを、日本語という最も洗練された言葉で表現されています。 きっと御歌にふれることで心に何かしら感じていただけると思います。 鏡(かがみ) 朝ごとにむかふ鏡のくもりなく あらまほしきは心なりけり 注釈:朝ごとにー毎朝。 むかふーむこう。向う。 あらまほしきーそうあってほしい。 直訳 毎朝、私達が向う鏡が綺麗であると、まことに気持ちがよいように、 人の心も、いろいろのものを写す鏡でありますから、常に清く澄み 明らめておきたいものです。 解釈 自分の心が曇っていては、不愉快であるばかりでなく、 物事を正しく理解することが出来ません。 誤解や間違いは不幸のもととなりますから、 いつも心の鏡を磨くようにしましょう。 参考文献 『大御心』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月23日 11時36分23秒
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