2004/08/07(土)11:17
イチローが経を読む?
今日は、今年の春亡くなった伯母の初盆の法事があった。
来て頂いた僧侶は、背が高く、髪型とひげはまるでイチロー?。
坊さんと思えないカッコ良さ。
読経が終わり、説教。
30代後半のイチローは、寺の息子であれば持ち合わせているだろう仏教の知識で、説教を始めたのだが・・・。
人間としての重みと生きざまが背景にないと、全く心打つものがない。すると、イチローに似た髪型やひげを剃れと言いたくなった。
まさか、本当に言いはしないが、今の社会ではこういうタイプがとても多くなった。
どうでもいいじゃん、関係ないじゃん、自由じゃん。
坊さんでもどんな格好してもいいのかもしれないが、よほど自分を持っていないと、ただの芸のないピエロになってしまう。
技術者の世界でも、動けばいいじゃん、表からは見えないじゃん、というのが多くなったと思う。
そして、専門分野しか出来ない人も多くなった。機械の動きを考えながら、電気回路を作るのだが、機械が解らず電気回路だけ作ると動かない。これは、どんな学歴でも現場を知らないと、無理な話。
どうでもいいじゃん、関係ないじゃん、自由じゃん。
この延長が、本物を求めてオウム真理教に走ってしまった若者を生んだというのは、私の暴論だろうか。
少なくとも、幾つかの中の一因であることは、間違いないと思う。