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カテゴリ:映画のお話!
誰かが言った。人生の悲劇は二つしかない。
ひとつは、金のない悲劇。そしてもうひとつは、金のある悲劇・・・。 世の中は金だ。金が悲劇を生む。 先週金曜日の夜、気持ちをより戦闘モード?にするために、会社近くの映画館に飛び込んだ。 この時の私にとっては、ターミネーターよりこの映画が、より血を熱くしてくれそうな気がした(笑)。 そのタイトルは『ハゲタカ』。 企業買収という斬新なテーマを扱い話題となったNHKドラマの映画化。 最初は、タイトルに惹かれ何気なく見たのだが、久しぶりに次の週が待ち遠しいと思えるドラマだった。 主人公は、大森南朋が演じる敏腕ファンドマネージャーの鷲津政彦。 政彦?、字は違うがどこかで聞いた良い名前だ(笑)。 元銀行マンの鷲津が何故ファンドマネージャーへと変節したか。 銀行マン時代、担当していた町工場の社長に200万円の借入金の返済を迫った。 思い詰めたその社長は、たった200万円のために自ら命を絶ってしまう。 命の値段が200万円。 たった200万、たった200万、たった、という言葉は、余りにも重い。 鷲津は、自分が殺した、と自責の念に駆られる。 金のない悲劇を目の当たりにした彼は、金が金を生む世界に突き進む。 金のある悲劇を知らないままに・・・。 ドラマでは、大手家電メーカーに買収を仕掛けた鷲津だったが、映画では中国系ファンドによる日本の大手自動車メーカー買収を阻止する側となる。 敵対する“赤いハゲタカ”は、玉山鉄二が演じる若き鷲津を彷彿させる劉一華。 玉山鉄二という俳優は、この役を演じるには余りにも整い過ぎた顔立ち?だと思ったが、これは単なる私の僻み・・・かな?(笑)。 二人の対決と、それを取り巻く人たちの人間模様。 ドラマも面白かったが、期待以上に映画も面白かった。 映画の内容を、これ以上書くのもどうかと思うので、興味を持たれた方は、是非劇場に足を運んでください。 私は、映画会社の回し者ではないので、誤解されませんように(笑)。 おっと、忘れるところでした。 報道キャスターを演じる栗山千明のとんがったアゴが可愛かった(笑)。 誰かが言った。人生の悲劇は二つしかない。 ひとつは、金のない悲劇。そしてもうひとつは、金のある悲劇・・・。 世の中は金だ。金が悲劇を生む。 二つの悲劇は、本当だろうか。 何かおかしい。 清貧の思想、これを逆手に取って清富の思想と言われた方がいたような・・・。 これも、不思議とピンと来ない。 何故だろう。 二つの悲劇を生むのは・・・。 それは、目的のための手段に過ぎない金が、いつの間にか目的そのものになっている。 金は手段であって目的ではない。 目的にすれば、これはもう切りがない。 二つの悲劇は、人生の目的を変えれば全く違ったものになるような気がする。 あっ~~~、金がなくて良かった?(笑)。 それではまた。 『ハゲタカ』このタイトルが、ちょっと気に入らない。 何故かって?。 ハゲたか?・・・と聞かれれば、こう答えるしかない「とっくの昔にハゲてるけど悪いか」。 クリックしていただけると励みになります!!! 夢を諦めるのは早すぎるぜ! 『オガチの会』無意味に熱いバカ男バカ親父+違いが分かる粋な女たちの会! 『敗者復活戦』の物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ! 会社のサイトです。 こんな仕事をやっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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フフフ・・・
では明後日、いわやんとこで! (2009/06/17 09:25:27 PM)
お金は天下のまわりもの、
それで人が幸せに暮らせないという世の中はおかしいような気がします。グローバル経済もなんかへん。冨が偏って。 そんな風に、お金が人の生活や価値観を変えていくんでしょうか? はじめ人間ギャートルズのころは、なかよくお肉を分け合っていた?やっぱり生きるために闘っていたのかな? ほどほどに、お金を大切に~ちまちま節約適度にケチなら喜劇にならないかなぁ? 庶民の喜劇ね~(^^; 鍛冶屋さんは喜劇の底力ありそうですよ。経済はまったく持ってわかりませんけど、日記は考えされられて面白いです。 (2009/06/18 07:34:59 PM)
修理屋マイスターさん
>フフフ・・・ >では明後日、いわやんとこで! ----- 金曜の夜、了解!。 ところで、鬼○○は、もう帰ってきた?(笑)。 (2009/06/18 08:31:54 PM)
ローズマリー0514さん
>お金は天下のまわりもの、 >それで人が幸せに暮らせないという世の中はおかしいような気がします。グローバル経済もなんかへん。冨が偏って。 >そんな風に、お金が人の生活や価値観を変えていくんでしょうか? > >はじめ人間ギャートルズのころは、なかよくお肉を分け合っていた?やっぱり生きるために闘っていたのかな? > >ほどほどに、お金を大切に~ちまちま節約適度にケチなら喜劇にならないかなぁ? >庶民の喜劇ね~(^^; > >鍛冶屋さんは喜劇の底力ありそうですよ。経済はまったく持ってわかりませんけど、日記は考えされられて面白いです。 ----- 面白いですか?。 そう言っていただければ嬉しいです。 考えさせるような内容ではありませんけどね(笑)。 はじめ人間ギャートルズ、そして庶民の喜劇。 お金から、こんな発想ができるローズマリーさんも面白いですよ(笑)。 二つの悲劇を二つの喜劇と考えれば、こんな面白いことはないですね。 金のない喜劇、そして金のある喜劇。 こう考えれば、楽な気持になりますね。 『喜劇の底力』・・・これは名言ですよ。 このネタで、また何か書けそうな?(笑)。 (2009/06/18 08:44:22 PM) |
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