1時間100円の重み!!!
今朝は30分ほどミーティング。長い会議は時間の浪費だと思っているので、いつも30分から1時間で済ませている。但し、全員でやる時もあれば、社員と個別にやる時もある。個別に出来るなんて、これは零細企業の特権としか言いようがないが、時々ドキッとするような本音?も聞くことになる。この本音で面白いのは、私が話す以上に会社は儲かっていると思っていること。危機感を煽るのはよくないが、余りに能天気で危機意識がないのも問題だ。そこで、ランチェスター経営のDMに入っていた『中小企業の1人当りの年間純利益調べ』を見せながら話をした。例えば電気工事で見てみると30.9万となっている。間違っても309万ではない(笑)。30万として月に換算すれば2.5万円。25日働いたとして1日1,000円となる。汗水を流して1日1,000円の利益しか出ていないのが現実だ。時間にすれば、平均10時間働いたとして、なんと100円。この数字に社員の目が点になっていたが、それ以上に驚いたのは私自身だった(笑)。しかし、この数字を説明しながら日頃言っている整理整頓して無駄をなくすこととか、今後のこととかの話をすると、普段より真剣に聞いている・・・はずだ(笑)。やはり理屈だけでなく具体的な数字で説明した方が、はるかに説得力があるようだ。ところで、電気工事が特別に低いと思われている方もいるかもしれないが、工事業だけでなく製造業、卸売業、小売業、殆ど同じような数字が並んでいる。初めて見た時は、愕然としたという表現が大袈裟ではないような気分になってしまった。ちなみに上場企業の場合、天下のトヨタ自動車より大手消費者金融が上という目を疑うような現実もある。話が横道に行ってしまったが、ならば、ならば我社はどうするか。1人当りの年間純利益を業界平均の3倍にすることを当面の目標としよう。切りがいいところで1人当り100万だ。1日3,000円、時間にして300円。これから逆算して売上の目標も決めれば、分かり易い。難しい数字だと思うが、目標に向かって突っ走るぞっと!。それではまた。1時間100円と分かって、缶コーヒーも買えなくなったってホント???・・・クリックよろしく!。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。